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宝石の煌めきをネットでプレイする:Spendeeのバージョンアップ

前回、宝石の煌めきをネットでプレイできるサイト(Spendee)を紹介しましたが(前の記事)、バージョンアップしています。下のサイトからアクセスするとSpendeeのサイトに移ります。

http://spendee.mattle.online/lobby/rooms

注:画像が小さくて見づらいかもしれませんが、以下全ての画像はクリックで拡大できます。

No 1
右上のNew Gameをクリックすると

No 2
上のような画面が現れます。

No 3

▼をクリックするとプレイする人数とコンピュータープレイヤーの数を選択できます。下はスピード設定です。

Createをクリックすると下のように自分のRoomが現れ
No 4
Startをクリックしてゲーム開始です。

No 5
画面左側にプレイヤーが獲得したトークンやカードが表示され、右側に獲得できるカードが並んでいます。画面上の! 1 minite leftの表示を消したければ◇をクリックします。
矢印が自分のところに移動するとプレイできます。前バージョンと同様、トークンが欲しい場合はどの色でもいいのでトークンをクリックします。

No 6
上の様な場面が現れます。欲しい色のトークンをクリックすると左側に移ります。ゲームと同じように違う色なら3つ、同じ色なら2つまで獲得できます。選んだトークンをキャンセルしたい場合は左側のトークンをクリックします。決まったらPickをクリックします。

No 7
獲得したトークンが自分のスペースに移ります。

No 8
カードを入手したい場合はカードをクリックすると上のようになります。獲得できる場合はBuyをクリックできます。キープしたい場合はHoldをクリックします。

No 9
カードを獲得すると自分のスペースに枚数と一緒に表示されます。

No 10
キープ(Holdをクリック)した場合、左側にカードが裏向きで表示されます。

No 11
キープしたカードを獲得したり確認したい場合はそのカードをクリックします。

No 12
貴族の獲得枚数を満たすと自動的に上のように表示されます。Pickをクリックして獲得します。

No 13
ゲームが終了すると順位が表示されます。

戻るときは画面右上のBackをクリックします。

前バージョンと比べて並んだカードが一直線に揃っていないのは慣れないと違和感がありますが、アニメーションが追加され全体的に視認性が上がっています。

Safari等ネットに使うソフトが旧バージョンの場合は動かないことがあるので注意して下さい。

BGの集い〜登山&温泉&ボードゲーム会 小楢山編

伝説のボードゲームツイッタラー、ちくわさんが主催するその名も「BGの集い〜登山&温泉&ボードゲーム会」 に参加しました。

今回で2度目となるこの企画、ちなみに前回は西沢渓谷でした。(その1その2

ちくわさんのブログにはリアルタイム感ある記事がアップされています。(こちら

今回の参加者はちくわさん、私も含めて6人。もちろん全員ボードゲーマーです。

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今回目指すのは山梨県北東部にある小楢山(こならやま)。

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焼山峠から一杯水、錫杖ヶ原をへて小楢山頂上(1712m)を目指します。この写真には記されていませんが途中、新道と旧道の分岐点があります。

個人的には小楢山は2度目の登山ですが、前回は頂上ではガスで曇って何も見えずに帰ってきました。今回は雪辱をはたせるか?気合いが入ります。

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登山口のトイレにあった消火器を工作してできた募金箱。なんと絵はちくわさん自ら描いたのだそうです!!!

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登山道入り口付近にある子授地蔵。

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子授地蔵の由来についての説明板。

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ゆるやかなアップダウンを繰り返して進みます。道は拓けていて緑の中を進む感じです。

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シダがあちこちに生えていました。

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途中で生えていた謎の白い植物。ちくわさんによればギンリョウソウ(銀竜草)というのだそうです。登山道のあちこちで見つけることができました。

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この日は登りではほとんどほかに人がいませんでした。静かな山登りです。

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新道と旧道の分岐。新道は階段のある急登。旧道は脇を巻きます。

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新道からのほうが眺めがいいので新道を登ります。

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一汗かいて振り返ると素晴らしい眺望が。

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少し歩くと的石と言う大きな岩がありました。

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横から見ると薄いのですが、

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高さは3メートル弱あります。

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途中で見られる花などに癒されながら進むと頂上近くの一杯水の場所へ。

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ここから軽い登りで頂上に辿り着きました。

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雲海から顔をみせる富士山。

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富士山をバックに山梨百名山の一、小楢山の標識

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甲府盆地は雲の下です。

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富士山頂の雲が晴れるかなとしばし待ちましたが残念ながら山頂付近は見れず。それでも前回は何も見えなかったので満足です。

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ふと看板に目をやるとあのキツネを発見!!!

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山頂でみんなでカップラーメンを食べようと思いましたが、大沢の頭という場所では見晴らしもいいし、途中で幕岩という巨大な岩に登れるということでそこまで行くことに。大沢山と幕岩への標識。

幕岩直下に到達すると一本の鎖が。みんなで意を決して岩を登ることにしました。鎖による直登。一人ずつ登ります。

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鎖を登って幕岩上部に到達。

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振り返ると素晴らしい眺望。

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なんと金峰山の五丈岩も見えました。

そこから大沢の頭はすぐでここでみんなでカップラーメンを食べました。ここからは焼山峠への帰路につきます。みんなでブラックストーリーズをプレイし始めました。

ちなみに今回も活躍したブラックストーリーズ、登場したお題は

 1)占い師は男に「白い鳩が君を殺すだろう」と告げた。数日後、男は死んだ。

 2)ロメオとジュリエットは床に倒れていた。そばには水たまりがあり、割れたガラスが散らばっていた。窓が少しだけ開いていた。

 3)山中の空き地で男が死んでいた。彼のライフルは少し離れたところに転がっていた。

そして最後にちくわさんが出した問題が皆さんなかなか解けずに焼山峠に近づく。。。。

 4)満月のせいで、ハイジはだれが殺人犯なのかわからずじまいだった。

なかなかにひねった問題でしたがゴール直前で回答に至りました。
楽しい会話で疲れを感じさせず、登山口の焼山峠に到着しました。今回はゆっくり行ったので往復4時間程度でした。

前回小楢山に行った時、帰りに乙女湖に寄り、琴川ダムが奇麗だったのでそちらに行ってみようと言うことに。

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写真は去年の秋に撮った琴川ダム。

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ダムの上を歩くことができます。途中で下を見下ろすとちょっと恐怖。

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ダムの向こう岸に渡って見えた看板。そう、去年もこの先に展望台があると聞いて先に進もうと思ったのですが、この看板を見て躊躇してしまったことを思い出しました。みんなも一斉に写真を撮りました。

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来た道を戻って左に目をやると金峰山が見えました。

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このあと、琴川ダムのダムカードをみんなでゲットしました。受付にいた人はなんとちくわさんの同僚!!世界が狭いのか、ちくわさんの顔が広いのか?

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そしていよいよ次のイベント、温泉&ボードゲーム。前回と同じ「花かげの湯」へ。温泉から1人参加者が加わりました。

温泉に浸かった後、食事が来るまで軽いゲームをしようということでエスカレーションを2回ほどプレイ。このゲーム、PASSカードが強過ぎるような気もしますが。。。。

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満を持して来たのはこの富士山丼(というより、もはや富士山桶)。

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さらに上イカ丼も追加。

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前回同様、瞬殺。

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7人いるという事でセブンワンダーズ。今回はオリンピアのゼウス像。市場>隊商宿の流れで資源確保を狙いますが、両端が灰色資源を作らず、フォーラムを立ててなんとかしのぐも軍事で両隣からボコボコにされました。青系の得点で稼ぐも適わず1位と6点差で負け。2位と3位もトップと2、3点差の戦いとなりました。

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そのあとは2グループに分かれてボードゲームをプレイ。私は宝石の煌きを専用マットを用いてプレイしました。好きなゲームの一つですが皆さんよく研究されています。2戦2敗でした。別のグループはカタンをプレイしていました。

この後はちくわさんとバックギャモンをプレイ。

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なんとちくわさん持参のギャモンボード。

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青を基調としたコンポーネントは非常に奇麗です。

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最後はヘックメックの拡張をプレイ。

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基本ルールに5つのオプションがつき、数字が低い目が出てもプレイに選択肢が出る様になりました。

時間が迫ったところでお開き。また同様の企画をしましょうと約束して解散。前回同様、充実した会になりました。主催してくれたちくわさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

参考:
ちくわさんのブログ記事:登山&温泉&ボードゲーム会
BGの集い〜ハイキング温泉天丼ボードゲーム会 西沢渓谷編 その1その2

リュテス

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今回はフランスで人気の出ているゲーム、リュテス(LUTECE)を紹介したいと思います。2人から5人まで遊べます。
リュテス(Lutèce)とはフランス語でラテン語ではルテティア(Lutetia)、パリの街のもとになったガリア時代の街です。

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プレイヤーは人を集め、建物などを建て得点やお金を稼いでいきます。

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ゲームで入手するのは人カードと場所カード。そしてお金です。

準備

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プレイヤーは金貨3枚が描かれたカード2枚、そしてアルファベット(A~E)とローマ数字(I ~ V)のカードを持ちます。

注:2、3人プレイではA~CとI~III、4人プレイではA~DとI~IVを使用、金貨のカードは常に2枚

各プレイヤーはゲーム開始時5金受け取ります。

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人カードを上列に、場所カードを下列に並べます。写真は4人プレイの場合の配置です。

ゲームの流れ

場に出た自分が欲しいカードに対応する手持ちのカードを秘密裏に選び、2枚裏向きにして場に出します。例えば場にある「B」の位置にあるカードが欲しいと思ったら手札の「B」のカードを裏向きにして場に置きます。

2枚のカードの組み合わせは自由です。人カード1枚と場所カード1枚でもいいし、人カード2枚(例:AとC)や場所カード2枚(例:IとIV)、金貨3枚のカード1枚と人か場所カード1枚、あるいはこのラウンドは場のカードの入手はあきらめて金貨3枚のカード2枚というのもOKです。

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このゲームの面白いところですが、このとき「他のプレイヤーも自分と同じカードを狙っている」と思ったならそれに対応する手札カードにお金を載せることができます。

これを「賄賂(pot de vin)」と説明書には表記されています。

注:一度カードの上に載せた賄賂は増やすことはできても減らすことはできません。

カード入手の開始

全員「賄賂」の配分が終わったら場に置いた2枚の手札カードを一斉公開します。

金貨3枚のカードを選んだ場合、ただちにストックから3金獲得できます。金貨3枚のカード2枚選んだ場合は6金入手できます。

まず人カードの方(上の列)のアルファベットAから順に処理していきます。

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人カードは「パン」「薬袋」「剣」「ビール(注)」に携わる人、そしていずれかを選べる「見習い」などがあります。左上の数値が入手に必要なコスト。

注:正しくはセルヴォワーズ(Cervoise)。ビールのもとになった酒です。

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そして賄賂が同値の場合に賄賂の数値を上げる効果をもつ兵隊のカード。

カードの入手

自分がベットしたカードに誰もかぶらなかった場合、そのカードのコストと「賄賂」をストックに支払い、カードを獲得することができます。

他のプレイヤーとバッティングした場合、例えば自分が「C」の手札カードを出していて、複数のプレイヤーも「C」の手札カードを出していた場合、賄賂の多い方がそのカードを獲得することができます。上の場合と同様、そのカードのコストと「賄賂」をストックに支払います。獲得できなかったプレイヤーは代償にストックから1金もらいます。また賭けた賄賂も戻ってきます。

賄賂の数値が同点だった場合、そのカードは場から取り除かれてしまいます。

人カードの処理が終わったら場所カードの処理をローマ数字の「I」から順に処理していきます。

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場所カード。獲得することでお金やゲーム終了時の得点が入ります。

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カードに説明があるので効果がすぐにわかるようになっています。

場所カードの処理が全て終わったら場に残ったカードに1金ずつ載せます。空いたスペースにまたカードを補充し次のラウンドが始まります。

前のラウンドで使用した手札はまた回収して使うことができます。

ゲーム終了

場にある人カードか場所カードいずれかが補充しても空きができる場合、ただちに終了します。

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スコアシート。

「パン」「薬袋」「剣」「ビール」でそれぞれもっとも多く集めたプレイヤーが各10点、最下位は0点、それ以外は4点獲得します。同数の場合はカード左下の竪琴の数値「才能」が高いカードをもっているプレイヤーが獲得します。
あとはカードの色に応じた得点、柱のアイコンのあるカードの効果による得点、お金の得点(3金で1点)を合計します。

得点計算をしてもっとも高いプレイヤーが勝利します。


所感

初プレイでも問題なく楽しめる

流れはスムーズですんなりとルールを理解できます。場所カードの効果もカードを一目見るだけでわかるようになっています。競りにしても所持金はどのプレイヤーもそんなに多くは持てないので賄賂に使う額の選択範囲は狭いです。初心者と上級者でも経験差は出にくいと思います。

ドラフトのないセブンワンダーズ

メディイーヴァルアカデミーと同じく、このゲームもセブンワンダーズが比較例として取り上げられます。

セブンワンダーズと同じくドラフトシステムを用いたメディイーヴァルアカデミーは、セブンワンダーズの複雑な得点システムを盤上で視覚できる双六で簡略化しているのに成功しています。
 このリュテスではドラフト制を用いず、カードの入手を競りにしているのが特色です。入手したカードの効果で得点やお金が入るのはセブンワンダーズと共通ですが得点計算はぐっと簡略化され、また他のプレイヤーの入手したカードを一見するだけで、どの分野で自分や他のプレイヤーが優位に立っているのはわかりやすくなっています。

競り

競りの流れ

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まず人カードから入手するというのが秀逸です。次に場所カードを入手するときに直前に手に入れた人カードが得点やお金の入手に絡んできます。この流れの読み合いが競りを熱くします。

プレイ人数

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3人、4人、5人とプレイしてみましたが、どの人数でプレイしても入手したいカードがとにかくバッティングする、バッティングする。どの人数でプレイしても気は抜けません。

競りの勝負の結果

 競りに負けると1金入手できるので大損ということはないのですが、これが度重なるとじわりじわりと差が出てきてきます。「やはり無理してでもお金を積むべきだった。。。」とは後の祭りです。

とくに場にあるカードの上にお金がたくさん載っていたときに、お互いバッティングしてそのカードを捨てられるのは非常に痛いです。第3者が得をしてしまうのを繰り返すのは勝利から遠ざかるので避けたいところです。

カードの価値の変動

 上の項にも触れたように売れ残ったカードにはプエルトリコのようにお金が載っていきます。カードの価値が変わっていくのも毎ラウンド競りが熱くなる要因にもなっています。

会話もまた楽し。

 ルール上、競りの際に会話をする必要はないし、なくてもプレイできますが、ゲーム慣れしたプレイヤーがいる場合は自然とブラフの会話が始まります。

A:「Bさんはパンのカードを集めているから、ここはこのカードを狙ってくるでしょうね。」

B:「何言っているんですか、そんなことはしませんよ
(多分)、もっとおいしいカードがあるじゃないですか」

C:「またまた二人とも(笑)、まあ私は今回お金がないんであきらめますがね」

こういった会話が自然とできるプレイヤーがいるとゲームもまた楽しくなってきます。

おまけ要素

その1

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 なぜか説明書には一切説明がない「犬」のカード。イラストから想像はつきますが。フランスらしい遊びの要素が入っています。

その2

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 なぜか場所カードにはみんな「イノシシ」がいます。箱絵にもさりげなくいます。

まとめ

 まだ思いつきませんが、いろいろな戦術が取れるゲームだと思います。競りゲームが苦手な人でも、一般の競りゲームに比べてこのゲームの敷居は低いです。
 どの人数でプレイしてもそれほど時間がかからず、熱い読み合いが楽しめます。ゲームに慣れれば慣れるほどブラフ等の要素も楽しめるようになってくるでしょう。
 セブンワンダーズの要素を簡略化したフランスゲームの双璧として、「ドラフトメディイーヴァルアカデミー」、「競りリュテスと呼ぶこともできるでしょう。

参考:
メディイーヴァルアカデミー

不思議な森の小人たち

最近、子供向けのゲームイベントに何回か参加したあと、子供向けのゲームにも興味を持つようになって来ました。

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今回は子供に(大人も)楽しめるフランスのゲーム、「不思議な森の小人たち(le Petit Poucet et la Forêt mystèrieuse)(注1)」を紹介したいと思います。

注1:タイトルは直訳すると「小さなプセと不思議の森」となります。プセとはフランスのシャルル・ペローが書いた「ガチョウ母さん(Les Conte de ma mère」に登場する小人のことです。このLes Conte de ma mèreは英訳された際、Histories. or Tales of Past timeとしてイングランドで、後にアメリカでは「マザーグース」として知られるようになりました。

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フランスでは初版が出た後に人気が出て、その後、第2版が出ています。

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ナイアガラのように箱の一部がゲームに利用されるものもありますが、このゲームでは箱の裏側が使われます。

概要

森の中で迷った小人たちがオーガに遭遇する前に家に帰ることを目指すゲームです。

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「城(Le château)」、「川(La rivière)」など9枚の場所のカード(上)とそれに対応するタイル(下)があります。この他に1枚の「オオカミ(Les loups)」のタイルがあります。

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オオカミタイル

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オーガのタイル(完成図)。6ピースで構成されます。

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ゲーム開始時は裏向きに重ねられています。

ルール

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まず最初に任意の6枚の場所タイルとオオカミのタイルを表向きにしてリング上に配置します。各プレイヤーにはそのタイルの場所を覚えてもらいます。


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その後、全てのタイルを裏返します。


スタートプレイヤーが案内役となりタイルに対応する6枚の場所カードをシャッフルし、そこから3枚抜き取り秘密裏に確認します。その中から一枚選び、左隣のプレイヤーに見せて「この[場所]のタイルはどこにありますか?」と尋ねます。

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例:「Aさん、『丘』のタイルはどこにありますか?」

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指定されたプレイヤーは裏向きのタイルのうち一枚を指差して裏返します。

正しければ案内役はさらに左隣のプレイヤーに残りのうち一枚を選び同様に質問します。

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3人全員正解した場合、ボード上のランタンが一つ前に進みます。

そのあと案内役は場に残された4枚の裏向きのタイルのうち2枚の位置を入れ替えます。そしてオオカミ(であろうと思われる)タイルを指差し、「皆さん、気をつけてください。オオカミはここにいます!」と言います(注2)。

注2:このときかりに案内役が間違えていても他のプレイヤーは指摘することは出来ません。

その後、全てのタイルをまた裏向きにし、左隣のプレイヤーが次の案内役になります。

途中で間違えた場合

 誰かが途中で間違えた場合はオーガのタイルを一枚裏返します。オオカミのタイルを裏返してしまった場合はオーガのタイルを2枚裏返します。
案内役の役目は直ちに終了し、タイルを全て裏向きにして左隣のプレイヤーが次の案内役になります。

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ランタンは橋を渡るとタイルが追加されます。任意のタイルを選び場に加え、それに対応する場所カードも加えてプレイを続けます。

最終的に10枚のタイルが場に配置されます。

勝利

オーガのタイルが全て表向きになる前に家にたどり着くことが出来れば勝利。

敗北

家にたどり着く前にオーガのタイルを全て表向きにしてしまった場合、敗北。


この他にお助けアイテムがあります。

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小石(Petits Cailloux)
難しいと思ったら全員で相談することができます。3回まで使用可。

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大木(Grand Arbre)
裏向きのタイルを全て表向きにし、タイルの再確認ができます。ペナルティーとしてオーガタイルを一枚めくります。

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七里の長靴(Bottes de sept lieuse)
案内役が、裏向きの状態でオオカミを除く全ての場所タイルの場所を正確に言い当てることが出来たら、すでに表向きになったオーガタイルを2枚裏向きに戻すことができます。途中で失敗したら、逆に裏向きのオーガタイルを2枚めくります。

この他、説明書にはバリアントがいくつか紹介されています。


所感

一見簡単そうに見えるが。。。。


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序盤こそ簡単ですが、ゲームが進むにつれて場にあるタイルが増えていきだんだん難しくなっていきます。とくにしばらく表になっていないタイルなんかはもう記憶が怪しくなっていきます。

子供向けのただの記憶ゲーム?いいえ違います。

ルールだけを読むと記憶力だけが重要なゲームにも見えますが、子供達と実際にプレイしてみるとそうでないことに気づきます。

ゲームを進めると誰が記憶力がいいのか、だれが悪いのか子供はわかってきます。そのため子供が案内役のときは簡単なカード(さっき出て来たばかりのカードなど)を記憶が苦手なプレイヤーに、難しそうなカード(しばらくあるいはまだ一度も表になっていないカードなど)を記憶力のいい人に見せるようになってきます。子供はそこらへんは賢いです。

覚え方にも興味あり

場に配置されたタイルの位置をどう記憶するかはひとそれぞれですが、子供はユニークな発想で覚えます。これを見ていると大人は非常に興味をそそられます。「なるほど、そう覚えるのか」と。このゲームではそんな子供の行動を観察するのも大人の楽しみとなります。

ダウンタイムは退屈?とんでもない


5〜6人プレイではゲームに参加しないラウンドがあります。一般にダウンタイムはなるべく短い方がいいと思う人が多いと思いますが、このゲームでは自分が参加しないラウンドになると、なんなんでしょう、この安堵感は。

まとめ

子供の記憶力だけでなくその覚え方にも感心させられます。小学生くらいのお子様がいるのならぜひ御薦めしたいゲームです。ルール上、場所の情報は教えることはできませんが、自然と会話が弾み、女性にも受けはいいです。大人はお助けアイテムなしでプレイしてみましょう。

ピエスモンテ

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ドメモや花火のように自分の手持ちのカードを予想してプレイするゲームはいくつか出ていますが、今回はその中で手頃なゲーム、ピエスモンテを紹介したいと思います。日本ではまだあまり知られていませんが、数々の賞を受賞しています。

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2人から4人までプレイできます。

Piece montee
ピエスモンテとは結婚式等で登場する積み上げられたケーキのこと。フランスではマカロンで作られたピエスモンテなどがあります。(上の写真はwikiより転載)

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カードは5色あり、1段目、2段目、3段目のカードで構成されています。

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ナパージュは生クリームと裏面はチョコレートになっています。ナパージュ(nappage)とはケーキの上に掛けるクリームなどを指します。

自分の持っているカードがブルーの生クリームならば裏面は必ずブルーのチョコですが、数字については変化があります。たとえば生クリームの1の裏側はチョコの2か3になっています。つまり自分の見えるカードの裏側は完全に未知数ではなくある程度予測できるのがポイントです。

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一段目からケーキを始め、次に2段目、最後に3段目をおいてピエスモンテの完成。奇麗に絵が重なります。(右側)
カードの上に得点が記載されており、1段目だけは1点、2段目は4点、完成させると10点入ります。

ルールは初心者用と上級者ルールがあります。


初心者用ルール

シェフパティシェ(Chef Patissier)のカードを各自一枚とり、2人いる側を表にする。

カードをシャッフルし各プレイヤーに配る。3人のときは4枚、4人プレイのときは3枚。このとき各プレイヤーは裏面を見ないようにしてカードを手札にする。(他のプレイヤーは裏面が見える)

アクションポイント制でプレイヤーは以下のうち、3アクションまでできます。このゲームではアクションをスプーンの数として説明しています。子供向けに3枚のスプーンのカードがあり、アクションごとにこのカードを次のプレイヤーに渡すことで残りアクションがわかるようにしています。

1) カード(自分の手札か他人の手札)を一枚とり、場におく。このとき自分が見えていた側を利用できます。裏返して使うことは出来ません。一段目は1アクション消費。二段目は2アクション消費。三段目は3アクション消費

2) 自分の手札か他人の手札を一枚反転させる。1アクション消費

1)と2)の組み合わせや順番は不問です。

注意事項:

・最初に場に配置できるのは必ず一段目のカードから。自分が見えていた側の面を上向きにして配置します。裏側を見ては行けません。

・自分の前に配置できる未完成のピエスモンテは3つまで。4つ目は不可

・自分の場には同じ色で同じ種類のナパージュのピエスモンテを2個以上は配置できません。

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カードは重なっていても四隅のアイコンでわかるようになっています。写真のプレイヤーは自分のカードの裏面がオレンジチョコ1、グリーンチョコ1、イエロー生クリーム2かどうかは知っているかもしれませんが、知らないかもしれません。

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手番終了後、手番のプレイヤーから山札からカードをとり補充する。このとき補充するプレイヤーは山札の上(見えている)側しか見てはいけない。


シェフパティシェ

プレイヤーはシェフパティシェのカードを裏返すことで以下の2つのうちいずれか使用することができます。

4つ目のアクションを実行可能

または

4つ目の未完成のピエスモンテを場に配置可能。

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シェフパティシェのカード。スタート時。

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2アクション消費することでこのカードを裏返して次手番以降また使えるようにすることができます。右下にスプーンで説明してあります。


ゲームの終了

山札がなくなり、かつ補充ができなくなった場合、終了。

合計点数の最も高いプレイヤーの勝ち。同点の場合は完成させたピエスモンテの数が多い方が勝ち。それも同点の場合、完成させたピエスモンテのうちチョコレートのナパージュが多い方が勝ち。


上級者ルール

原則初心者用ルールと同じですが、以下の点が加わります。

シェフパティシェのカード裏面にして始める。すなわち最初からは使えず、使用するには2アクション消費しなければならない。

上級ルールでは4段目が登場します。

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4段目のカードをクリーム側を上にして重ね、これに表紙を上に置いて「本」とします。本の上に矢印を配置します。初期はクリームで←に配置。

手番では基本ルールの他に

本を1ページめくる。左右どちらでもよい。1アクション消費

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3段目のピエスモンテを完成させていた場合、同じ色で同じナパージュのカードが見えていた場合、自分の手番のときに4段目に配置することができる。この場合はアクションは消費しない。

例:

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黄色の生クリームのピエスモンテが完成しているプレイヤーの手番で黄色のカードが見えていますが、チョコレート側です。1アクション消費して右側に移します。このとき上の矢印の向きは関係ありません。

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黄色の生クリーム4段目が見えたのでこれを獲得し、4段目に配置します。他のプレイヤーはもうこの黄色はあとから穫ることはできません。

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手番の終了後、本の上の矢印の方向に本を1枚めくる。本が完全にめくられたら矢印を逆向きにしてめくる方向が変わる。
注)このとき完成したピエスモンテと同じ種類のカードが見えても配置できない。(手番は終わっているため)

所感

シンプルなルールですが、読み合いとバッティングを予想しながらケーキを積み上げていきます。

カード構成に癖があり、裏面が完全に予想できるもの、裏面が2通りのものと2種類あります。

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カード構成の説明のプレイエイドカードがあり、これを見ながらプレイするとわかりやすいです。上級者はこれを見ないでプレイするのもいいかもしれません。

他のプレイヤーの積み上げているケーキの色も考えながら、自分の積み上げるケーキを選んでいきます。
ケーキのカードはバッティングするので他のプレイヤーも欲しいカードを自分のケーキにして邪魔ができます。当然自分も邪魔されます。

花火は推察力と記憶力が必要なゲームですが、このゲームは花火より優しめになっています。手札は両面なので裏面の情報が少なくとも50%以上あります。そこを他プレイヤーの行動やカウンティングなどで予想します。カードを裏返したときに「そっちかぁ」というため息がしばしば聞こえます。

上級者ルールの場合、4段目のカードをどのタイミングで獲得できるか計算しながらのプレイとなります。1アクション足らなく他プレイヤーに獲られてしまうこともよく起こります。

シェフパティシェのカードをうまく使いこなすのがコツです。とくに上級者ルールでは結構重要になってきます。

まとめ

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花火より軽いゲームですが手頃で子供も十分楽しめるゲームです。大人はプレイエイドカードを見ずに上級ルールで挑戦してみることをお勧めします。
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