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英語に逃げない

先日、日本人の知り合いの方に誘われてピクニックへ行きました。

ピクニックを主催したのはアメリカ人の女性。
当日は彼女の知り合いもふくめて十数名、フランス人、スペイン人、日本人、アメリカ人などいろんな国から人が集まって和気藹々とした雰囲気になりました。

主催者のアメリカ人の彼女はフランス人と結婚してパリに来たそうで、フランス語を勉強中とのことでした。
フランスに来る前にニューヨークにいたこと、夫とはドイツの仕事先で出会ったことなどを話してくれました。こちらも自分がフランスに来た経緯を話し、ニューイングランドの話をしました。このとき、彼女はずっとフランス語で私に話してかけてきました。
英語で話したほうが彼女にとっては(私にとっても)楽なはずなのに。

自分のいる職場では皆英語を流暢に話すので会話は英語とフランス語が半分。自分なりにフランス語で話そうと努力しているつもりですが複雑な話になるとつい英語を使ってしまいます。それがフランス語の上達を妨げているとわかっていてもいざとなったら英語が。。。というのは甘えなのかもしれません。

決して流暢でない英語なまりの彼女のフランス語。けれど私だけと会話をしても彼女は英語を話そうとはしませんでした。

彼女に何があったのかはわかりません。ひとたびフランスで暮らすのならフランス語を徹底して話すことという彼女なりの不退転の決意の表れか、あるいは私に対する無言のアドバイスだったのかもしれません。

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