パリでボードゲームができるレストラン Le Petit Ney (ル・プティ・ネイ)
パリには月に1度か2度ボードゲームができるレストランがいくつかあります。
18区にあるLe Petit Ney(ル・プティ・ネイ)はそのひとつです。
このあたりはクリニャンクールの蚤の市で有名なところです。レストランはメトロ4番線終点ポルト・ド・クリニャンクール(Porte de Cligancourt)と13番線ポルト・ド・サントゥアン(Porte de St-Ouen)のほぼ真ん中にあり、どちらの駅から来てもBoulevard Neyを歩いてPorte de Montmarteを北に進めば右側に見えます。
食事をとるとらないは原則自由ですがデザート込みでも10ユーロ程度なのでお試しあれ。
エントリー料は1ユーロで夕方7時から夜11時まで好きなだけ遊ぶことができます。


店内では子供連れの家族から、数人の学生、50歳代の女性グループなど広い年齢層の方がゲームを楽しんでいました。
このレストランはさまざまな催しをしておりホームページでイベントの内容を事前に確認できます(こちら)。
"Soirée jeux(夜のゲーム会)"がボードゲームができる日です(多人数の場合、予約した方がいいでしょう)。
ここは文学カフェ(un café litteraire)を謳っています。とするとフランスではボードゲームは文学の一つとして語られるのでしょうか???

Le Petit Ney
10, avenue de la Pte Montmartre
75018 Paris
ホームページ:http://lepetitney.free.fr
このあたりは蚤の市で有名なところですが、夜はめっきり人通りが少なくなるので、単独行動は控え多人数で行動するようにしましょう。
以下は実際に遊んだゲームです。

シドサクソンの名作。登山をモチーフとしていますがダイスを使った駆け引きの熱いゲームです。
4つのダイスを振り、2つのダイスの組み合わせの和で駒を進めます。ひとつのターンに動かせる駒は3つまでですが、自分が選んだ数字の組み合わせが出る限り、ダイスを振り続けることができます。ダイスの組み合わせが1つも選んだ数字にないとそのターンで進んだ分が全部なしということになります。これ以上ダイスを振るのは危険だと思ったらいままで駒が進んだところにキャンプを張って自分のターンを終えます。次の自分のターンはキャンプを張ったところから始めることができます。3つ先に自分の駒がゴール(頂上)にたどり着いたら勝ちです。
結構有名なゲームですがもっぱらコンピューター相手でリアルでプレイしたのは初めてです。やっぱり実際にダイスを握ると感触が違いますね。二人でプレイしましたが多人数だとゲーム展開が違ってきそうです。
トスカーナ(Toskana)

カルカッソンヌ(Carcassonne)を簡単にしたようなゲーム。二人で赤色(屋根)と灰色(道路)かどちらかを選択します。タイルは2X4マスの大きさで自分の色が6マス分、相手の色が2マス分あり、自分のタイルを置くときは少なくても1マスは自分の色のある場所に合わさるようにすでにおいてあるタイルにつながなければいけません。各々16枚のタイルを表向きに山積みにし、一番上のタイルから置いていきます。交互にプレイして盤上にどちらもタイルを置けなくなったらゲーム終了。つながったタイルの数の最大数が多いほうが勝ちです。ゲーム中一回だけ相手の置くタイルを山積みなったタイルの一番下に戻させその次のタイルを使うことを強制することができます。
カルカッソンヌに比べるとちょっと物足りなさを感じますが、子供や普段ゲームをしない女性には受けるのではないでしょうか?
コリドール(QUORIDOR)

前後左右に1マス動かせる自分の駒を対岸に早く到着させた方が勝ちというゲーム。手番では自分の駒を1マス動かすか、2マス分相手の進路を妨害する壁を置くかを選択します。ただし相手の進路を完全に塞いではいけません。相手の駒と隣り合ったマスにいる場合は相手の駒を飛び越すことができます。
最初は簡単で相手の意地悪ばかりすればいいと思っていましたが、やってみるとちょっと違う。とくに「相手の進路を完全に塞いではいけない」というルールが非常に効いていてこれを逆手に取って相手があえて自分の進路を遮断する戦術が発生し,これに気づかないと「え゛?」ってな感じで逆転されます。うまい人とやるともっと奥の深さが見えてくるゲームかもしれません。
ほかにもいろんなゲームがあったのですが残念ながら時間が足りなくなって帰宅しました。
キャントストップ
(CAN'T STOP)
シドサクソンの名作。登山をモチーフとしていますがダイスを使った駆け引きの熱いゲームです。
4つのダイスを振り、2つのダイスの組み合わせの和で駒を進めます。ひとつのターンに動かせる駒は3つまでですが、自分が選んだ数字の組み合わせが出る限り、ダイスを振り続けることができます。ダイスの組み合わせが1つも選んだ数字にないとそのターンで進んだ分が全部なしということになります。これ以上ダイスを振るのは危険だと思ったらいままで駒が進んだところにキャンプを張って自分のターンを終えます。次の自分のターンはキャンプを張ったところから始めることができます。3つ先に自分の駒がゴール(頂上)にたどり着いたら勝ちです。
結構有名なゲームですがもっぱらコンピューター相手でリアルでプレイしたのは初めてです。やっぱり実際にダイスを握ると感触が違いますね。二人でプレイしましたが多人数だとゲーム展開が違ってきそうです。
トスカーナ(Toskana)

カルカッソンヌ(Carcassonne)を簡単にしたようなゲーム。二人で赤色(屋根)と灰色(道路)かどちらかを選択します。タイルは2X4マスの大きさで自分の色が6マス分、相手の色が2マス分あり、自分のタイルを置くときは少なくても1マスは自分の色のある場所に合わさるようにすでにおいてあるタイルにつながなければいけません。各々16枚のタイルを表向きに山積みにし、一番上のタイルから置いていきます。交互にプレイして盤上にどちらもタイルを置けなくなったらゲーム終了。つながったタイルの数の最大数が多いほうが勝ちです。ゲーム中一回だけ相手の置くタイルを山積みなったタイルの一番下に戻させその次のタイルを使うことを強制することができます。
カルカッソンヌに比べるとちょっと物足りなさを感じますが、子供や普段ゲームをしない女性には受けるのではないでしょうか?
コリドール(QUORIDOR)

前後左右に1マス動かせる自分の駒を対岸に早く到着させた方が勝ちというゲーム。手番では自分の駒を1マス動かすか、2マス分相手の進路を妨害する壁を置くかを選択します。ただし相手の進路を完全に塞いではいけません。相手の駒と隣り合ったマスにいる場合は相手の駒を飛び越すことができます。
最初は簡単で相手の意地悪ばかりすればいいと思っていましたが、やってみるとちょっと違う。とくに「相手の進路を完全に塞いではいけない」というルールが非常に効いていてこれを逆手に取って相手があえて自分の進路を遮断する戦術が発生し,これに気づかないと「え゛?」ってな感じで逆転されます。うまい人とやるともっと奥の深さが見えてくるゲームかもしれません。
ほかにもいろんなゲームがあったのですが残念ながら時間が足りなくなって帰宅しました。
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