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スヌーカーに挑戦

前々から興味のあったスヌーカーをしにいきました。
スヌーカーは英国式ビリヤードともよばれます。イギリスではテレビ放映もされ人気のスポーツ。映画「ブリジット・ジョーンズの日記」にもブリジットがスヌーカーの試合をテレビで見るシーンがありますね。(どの場面だったかは失念)

スヌーカーは10年以上も前に日本で一度だけやったことがありますがポケットに比べて難しかったことしか記憶にありません。アメリカでは一度もお目にかかったこともありません。

球は手玉(白)1個、的玉がなんと21個も!(赤15個、黄、緑、茶、青、ピンク、黒各1個)
的球には点数があります(赤1点、黄2点、緑3点、茶4点、青5点、ピンク6点、黒7点)。

スヌーカーの初期配置
スヌーカーの初期配置。セットアップだけでも5分かかります。

まず最初に赤玉を狙わなければいけません。赤玉を落とせたら他の色(黄、緑、茶、青、ピンク、黒のいずれか)の球を狙います。これを穴に落としたらまた赤玉を狙います。つまり赤球→他の色球→赤球→他の色球と落としていきます。このとき赤玉は台の上に戻しませんが他の色球は初期配置の場所に戻されます。最後の赤玉が落とされたら好きな色玉を狙います。その後は点数の低い球から順に落とします(黄、緑、茶、青、ピンク、黒の順)。球は台に戻しません。

詳しいルールはこちら

ポケットに比べると台は大きい、穴は小さい、球は小さいわで難しい要素だらけ。

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穴の大きさは球2個分ありません。

レール際のショット
レール際のショットはポケットよりも渋い。クッションから少しでも浮くともう入りません。
穴の形
この穴の形が曲者。ちょっとでもコースが外れると穴の前でボールがバタバタと踊ります。

センタースポット
ポケットでは基本のセンタースポットのショット。でもスヌーカーでこれを決めるのは至難の技。

IMG_0924_2.jpg
塊になった赤球をいかにばらすかをつねに考えてプレイしなければいけないのですが、もう入れるだけで精一杯。ネクストを考える余裕がありません。
また台が大きいのでレストを多用します。うまくなるには相当レストの練習をしなければなりません。

冒頭に英国式ビリヤードと書きましたが、ポケットビリヤードとは似て非なる全く別のゲームという感想でした。

帰国時にテレビでスヌーカーの試合を見ましたがプレーヤーがポケットの感覚でばんばんボールを穴に入れていたのを思い出しました。ロングショットを決めるだけでなくネクストまでしっかりと出来るなんて驚異の一言。また試合を見ると赤球をいかに散らすか、あるいはいかに相手に散らせるか、高度な戦略が要求されるようです。

隣国イギリスでは人気のスポーツ。フランスでのスヌーカー人気はどうなんでしょう。

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