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古のバリの水源には

20区には「水」に因んだ名前をもつ通りが局在している区画があります。

例としてデュエ通り (rue de la Duée)、リゴル通り (rue des Rigoles)、マール通り (rue de la Mare)、カスカード通り (rue des Cascades)などがあげられます。

duée: 泉
rigole: 排水用の溝、水の細い流れ
mare: 小さな池、水たまり
cascade: 滝

12世紀頃のパリ右岸はベルビル近辺の泉を飲料水として確保していました。その後、この水の水質を点検する小さな建物が建てられました。それらはルガール(regard)と呼ばれています。

ベルビル周辺にはこのルガールが4つ現存しています。

サン・マルタンのルガール (Regards Saint-Martin)
メスィエのルガール (Regards des Messiers)
ランテルヌ*のルガール (Regards de la Lanterne)
ロケットのルガール (Regards de la Roquette)

*ランテルヌのみ19区

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これはサン・マルタンのルガール。見た目は石造りの小屋のようです。

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表記されているのはラテン語。17世紀から18世紀に建てられたものが、1804年に修復され現在の姿になったようです。サン・マルタン・デ・シャン修道院への水の供給に重要な役割を果たしました。

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メスィエのルガール

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坂道の住宅街の一角にあり、一見しただけでは物置とかわりなく、これがいかに歴史的価値があるかは知る由もありません。

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ランテルヌのルガール。

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公園の中にあり、誰でも間近に見ることが出来ます。1583年から1613年の間に造られました。

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こちらはほかのと違い円形のドーム型です。塔頂部のランタン(仏:ランテルヌ)に由来してこの名がつけられました。

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ロケットのルガールは私有地の団地の中にあり、マール通りから格子ドア越しに姿を見ることが出来ます。

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向こう側のカスカード通りからも格子越しにその姿を見ることが出来ます。こちらからのほうが見やすいです。

IMG_5919_2.jpg
パリの水の歴史を語るものがこんな身近にあるのも不思議なものです。


ベルビル近辺のルガール

サン・マルタン:
42 rue des Cascades 75020

メスィエ:
17 rue des Cascades 75020

ランテルヌ:
213 rue de Belleville 75019

ロケット:
36-38 rue de la Mare 

参考:
パリの井戸

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