ボードゲームパーティー
ボードゲームパーティーに参加してきました。


今回、最初にプレイしたのはケルト (Keltis)

ケルトをプレイするのは久しぶり。4人でプレイ。
手札に5か6しかないというのは初めてで手を決めにくい状況。ダブルの駒に絞って勝負をしました。しかし引くカードというカードがここまでバラバラと言うのは初めてで全く駒を進めず最下位。ケルトでここまで完敗したのは初めてです。まあそういうこともあるということで気持ちを切り替えました。
ちなみにこのゲームで最後の得点計算をするとき、プレイヤー毎に得点計算するより、石の色の列毎に得点計算すると、シーソーゲームのように盛り上がっていいとOYA Cafeのオーナーが教えてくれました。
ポニーエクスプレス (Pony Express)

ポニーエクスプレスとは1860年から翌年まで実在したセイントジョゼフからサクラメントまでの速達便。プレイヤーはサクラメントの街目指して進みます。4人でプレイ。
5つのダイスを振ってポーカーの役を作り、できた役に応じて駒を進めることができます。ダイスを隠して振るので役ができていなくてもバレなければはったりで通すことができます。
このゲームでは自分の駒が止まると得するスペースと損をするスペースがあり、ダイスの役で進む数字で自分の駒が損をするスペースに止まるなら、それよりも大きいあるいは小さい数字になる役でブラフを掛けたりすることができます。このあたりの心理戦がこのゲームのウリの一つと言えるでしょう。
道中では、払うお金がないと刑務所行きになるなどいろいろイベントが起こります。
スタート地点からある程度進んでから、駒が別の駒があるスペースに止まると決闘が起こります。
決闘は駒をボードの角付近に置いて対角線状に置いてある相手の駒を、指でダイスをはじいて倒せば勝ち。ただし他の駒を倒してしまうと刑務所行きになります。
いろいろイベントを詰め込んでいますが、このゲームはブラフの要素を楽しめないとたんなる双六になってしまうので、自分の手番ではブラフでもそうでなくても、ある程度大げさな演技をしてみるのがいいと思います。
セブンワンダーズ (7 Wonders)

このパーティーでもすでに定番になりつつあり、今回は私も含めて全員前にプレイしたことがあるということで、6人でプレイしたにもかかわらずゲームは早く進みました。
さすがにみんな既にプレイしたとあってか十秒以内にカードを選んで隣のプレイヤーに残りのカードを渡してきます。ゆっくりと考えるゆとりがなく、なんとなく無言のプレッシャーのようなものを感じます。

今回、自分のワンダーは「バビロンの空中庭園」のB面。2番目のワンダーを建設すると各時代で7枚カードを使える上(通常は6枚)、3番目を建設すると最後の得点計算で好きな科学の分野を選ぶことができます。科学は得点の爆発力が強いのが特徴です。
ところが科学のカードが他のワンダーに埋められてしまったのか、ほとんど回って来ず得点が思った以上に伸ばせません。さらに第2時代で、すでに建設したカードを選んでしまうという致命的な凡ミス(同じカードは一個しか建設できない)。第3時代でかなり点を取ったものの、このミスが最後まで響いて結局4位。上位4人が5点以内という接戦でした。まだ各カードがどの資源で建設できるか覚えていないのでやはり慣れたプレイヤー達を相手では苦戦を強いられます。
Glory to Rome
ギークで100位前後の評価で気になっていたゲーム。フランスでは店頭で入手困難なだけに一度プレイしたかったゲームです。5人でプレイ。

プレイヤーのボード。
このゲームでは一つのカードが建物になったり、資源になったり、パトロンになったりするのがユニークです。ある役職を選ぶとその職のカードを持っている他のプレイヤーもアクションをできるわけですが、その職のカードを場に捨てる必要があり、そのカードが後に自分や他のプレイヤーによってさまざまな用途に使われたりします。

カードにはさまざまな効果を持った建物が描いてあります。
建物はすぐに完成するのではなく、その建物を完成させるのに必要な資材をさらにつぎ込む必要があります。したがって建てた直後に効果を発揮するわけではないので、これによりプレイ時間が掛かるような感じです。建物が完成すると資材のカードが得点になるのは面白いです。
流れを掴むのにちょっと時間が掛かりますが、もう一回したいと思わせるゲームです。初回のプレイでは時間が掛かりますが慣れてくれば時間は短縮されより面白くなっていくでしょう。より楽しむにはプレイヤー全員がある程度同等のスキルを要求されるのは致し方ないところでしょうか。
ラストコール (Last Call: The Bartender Game)

前回のゲームパーティーで気になったゲーム。コンポーネントが洒落ています。ボトルをバーテンダー間で移動し、カクテルを作っていくゲーム。4人でプレイ。(ルールは下記参照)
このゲームはルールを読むと長く感じますが、思った以上に短時間で終わります。それがいいのか悪いのかプレイする人によるでしょう。あまり戦略的な要素はないように感じるので腰を据えてプレイしようとすると期待はずれに終わるかもしれません。
典型的なTPOを選ぶゲームと言えます。ゲーム会でプレイするより、気心の知れた友人とホームパーティーをして軽くお酒が入った後、その余興でするのがいいではないでしょうか。
間違ってもしらふで長考すべきゲームではないと断言できます。
イスファハン Yspahan

前々から興味が会ったゲームですが初めてのプレイ。
数個のダイスを振って出た数字に応じて選択し点数を競うゲーム。 プレイする前はラクダをボードに置いていくゲームかと思っていました。ダイスを大量に転がるのは壮観です。自分の駒を街の家に置いたり、自分のボードにおいたりと得点の取り方について考えるところがいろいろあるのが楽しいです。
やはりボードの配色はちょっとユニーク。またプレイしたいゲームです。
ちなみに、ラクダと駒を使って遊ぶ人がやっぱりいるもんですね。
ギークの画像から1、2、3、4
今回は一つしか新作をプレイしませんでしたが、初めてプレイするゲームあり、またやってみたいと思わせるゲームもありで有意義でした。
ラストコールのルール
準備
4種類のドリンクカードを裏向きで1枚ずつ受け取る。計4枚が手札になる。残りのカードは箱にしまう。
6枚のバーテンダーボードを円状に置く。各バーテンダーボードに同じ種類(ボトルの種類は何でもよい)のボトル4本を置く。
バーのコースターとそれに対応するIDマーカーを受け取る。コースターは自分の手前に置く。全員のIDマーカーを回収し、それらをランダムに縦一列になるように並べる。これを優先順位リストと呼ぶ。優先順位リストの一番下になったプレイヤーはディーラーになる。

優先順位リスト。写真の場合、Tipples Pubのコースターを持ったプレイヤーがディーラーになる。
ゲームの開始
バーテンダーカードの配置
ディーラーはバーテンダーカードをよく切って一枚ずつバーテンダーカードを表にする。
バーテンダーカードを対応するバーテンダーボードの隣に置く。複数ある場合は枚数がわかるように置く
オーダー
バーテンダーカードが置かれたら、ディーラー以外のプレイヤーは「オーダー」とコールすることができる。オーダーしたプレイヤーが複数いた場合は優先順位リストの上側にあるプレイヤーに優先権がある。
例えば上の写真のとき、NIGHTCAP LOUNGEと2 Flamingos Clubのプレイヤーが同時にオーダーした場合、NIGHTCAP LOUNGEに優先権がある。
オーダーしたプレイヤーは、バーテンダーカードの置いてあるバーテンダーのボトルを1つだけバーテンダーカードの置いてある別のバーテンダーに移動させる。
その後、そのボトルを渡したバーテンダーとボトルを受け取ったバーテンダーのバーテンダーカードを全て取り除いて捨てる。他のバーテンダーのカードはそのままにする。
ワイルドバーテンダー
バーテンダーカードが3枚置かれたバーテンダーはワイルドバーテンダーとなる。ワイルドバーテンダーはどのバーテンダーにも(バーテンダーカードが置かれていないバーテンダーにも)ボトルを渡す、あるいはどのバーテンダーからもボトルを受け取ることができる。ボトル移動後は3枚のバーテンダーカード全てを捨てる。
その他
バーテンダーカードが同じバーテンダーに4枚置かれた場合、直ちにその4枚のカードを捨てる。
ドリンクを作る
ボトルを移動後、どのプレイヤーも可能ならドリンクを作ることができる。各バーテンダーに置かれたボトルの組み合わせで、自分のドリンクを作ることができれば、バーテンダーを指名し、そのカードを全員に提示した後、裏返して自分のコースターの下に置く。
ドリンクの組み合わせで余分なボトルをそのバーテンダーが持っていたらその数だけアイスキューブを受け取る。
注)可能ならば何人でもいくつでもドリンクを作ることができる。ドリンクを作ることができてもアイスキューブを受け取るのがいやなら作らなくてもよい。
ディーラーの変更
ドリンクを作るのが終わったら「オーダー」を宣言したプレイヤーが自分のIDマーカーを優先順位リストの一番下に移動し、次のディーラーになる。
注)ディーラーが置くバーテンダーカードが無くなったら捨て札をよく切って新たな山札にする。
ラストコール
最後のカードでドリンクを作ったら「ラストコール」と言ってチェックアウトする。自分のIDマーカーを優先順位リストから外す。このIDマーカーは新たなリスト、「チェックアウトリスト」の一番上になることになる。
同時にラストコールした場合は優先順位リストの優先順位が上のプレイヤーのIDマーカーがチェックアウトリストの上に配置される。
優先順位リストの順に従い、まだチェックアウトしていないプレイヤーは以下の要領で残りのドリンクを作る。
すでに置かれたバーテンダーカードを全て取り除く。
任意のボトルを任意のバーテンダーに移動する。一つのボトルを移動するたびにアイスキューブを受け取る。
ドリンクを作ることができればそのカードを全員に提示した後、裏返して自分のコースターの下に置く。ドリンクを作ったバーテンダーが余分なドリンクを持っていればその数に応じてアイスキューブを受け取る。
最後のドリンクを作って(必要ならばアイスキューブを受け取って)チェックアウトしたら、IDマーカーをチェックアウトリストにある他の人のIDマーカーの下に配置する。
優先順位リストの順に従い、次のプレイヤーは同様に最後のドリンクを作ってチェックアウトするまでボトルを動かす。
勝敗
全てのプレイヤーがチェックアウトしたら、各自アイスキューブの数を数える。もっとも少ない人の勝ち。
同点の場合は先にチェックアウトしたプレイヤーの勝ち。


今回、最初にプレイしたのはケルト (Keltis)

ケルトをプレイするのは久しぶり。4人でプレイ。
手札に5か6しかないというのは初めてで手を決めにくい状況。ダブルの駒に絞って勝負をしました。しかし引くカードというカードがここまでバラバラと言うのは初めてで全く駒を進めず最下位。ケルトでここまで完敗したのは初めてです。まあそういうこともあるということで気持ちを切り替えました。
ちなみにこのゲームで最後の得点計算をするとき、プレイヤー毎に得点計算するより、石の色の列毎に得点計算すると、シーソーゲームのように盛り上がっていいとOYA Cafeのオーナーが教えてくれました。
ポニーエクスプレス (Pony Express)

ポニーエクスプレスとは1860年から翌年まで実在したセイントジョゼフからサクラメントまでの速達便。プレイヤーはサクラメントの街目指して進みます。4人でプレイ。
5つのダイスを振ってポーカーの役を作り、できた役に応じて駒を進めることができます。ダイスを隠して振るので役ができていなくてもバレなければはったりで通すことができます。
このゲームでは自分の駒が止まると得するスペースと損をするスペースがあり、ダイスの役で進む数字で自分の駒が損をするスペースに止まるなら、それよりも大きいあるいは小さい数字になる役でブラフを掛けたりすることができます。このあたりの心理戦がこのゲームのウリの一つと言えるでしょう。
道中では、払うお金がないと刑務所行きになるなどいろいろイベントが起こります。
スタート地点からある程度進んでから、駒が別の駒があるスペースに止まると決闘が起こります。
決闘は駒をボードの角付近に置いて対角線状に置いてある相手の駒を、指でダイスをはじいて倒せば勝ち。ただし他の駒を倒してしまうと刑務所行きになります。
いろいろイベントを詰め込んでいますが、このゲームはブラフの要素を楽しめないとたんなる双六になってしまうので、自分の手番ではブラフでもそうでなくても、ある程度大げさな演技をしてみるのがいいと思います。
セブンワンダーズ (7 Wonders)

このパーティーでもすでに定番になりつつあり、今回は私も含めて全員前にプレイしたことがあるということで、6人でプレイしたにもかかわらずゲームは早く進みました。
さすがにみんな既にプレイしたとあってか十秒以内にカードを選んで隣のプレイヤーに残りのカードを渡してきます。ゆっくりと考えるゆとりがなく、なんとなく無言のプレッシャーのようなものを感じます。

今回、自分のワンダーは「バビロンの空中庭園」のB面。2番目のワンダーを建設すると各時代で7枚カードを使える上(通常は6枚)、3番目を建設すると最後の得点計算で好きな科学の分野を選ぶことができます。科学は得点の爆発力が強いのが特徴です。
ところが科学のカードが他のワンダーに埋められてしまったのか、ほとんど回って来ず得点が思った以上に伸ばせません。さらに第2時代で、すでに建設したカードを選んでしまうという致命的な凡ミス(同じカードは一個しか建設できない)。第3時代でかなり点を取ったものの、このミスが最後まで響いて結局4位。上位4人が5点以内という接戦でした。まだ各カードがどの資源で建設できるか覚えていないのでやはり慣れたプレイヤー達を相手では苦戦を強いられます。
Glory to Rome
ギークで100位前後の評価で気になっていたゲーム。フランスでは店頭で入手困難なだけに一度プレイしたかったゲームです。5人でプレイ。

プレイヤーのボード。
このゲームでは一つのカードが建物になったり、資源になったり、パトロンになったりするのがユニークです。ある役職を選ぶとその職のカードを持っている他のプレイヤーもアクションをできるわけですが、その職のカードを場に捨てる必要があり、そのカードが後に自分や他のプレイヤーによってさまざまな用途に使われたりします。

カードにはさまざまな効果を持った建物が描いてあります。
建物はすぐに完成するのではなく、その建物を完成させるのに必要な資材をさらにつぎ込む必要があります。したがって建てた直後に効果を発揮するわけではないので、これによりプレイ時間が掛かるような感じです。建物が完成すると資材のカードが得点になるのは面白いです。
流れを掴むのにちょっと時間が掛かりますが、もう一回したいと思わせるゲームです。初回のプレイでは時間が掛かりますが慣れてくれば時間は短縮されより面白くなっていくでしょう。より楽しむにはプレイヤー全員がある程度同等のスキルを要求されるのは致し方ないところでしょうか。
ラストコール (Last Call: The Bartender Game)

前回のゲームパーティーで気になったゲーム。コンポーネントが洒落ています。ボトルをバーテンダー間で移動し、カクテルを作っていくゲーム。4人でプレイ。(ルールは下記参照)
このゲームはルールを読むと長く感じますが、思った以上に短時間で終わります。それがいいのか悪いのかプレイする人によるでしょう。あまり戦略的な要素はないように感じるので腰を据えてプレイしようとすると期待はずれに終わるかもしれません。
典型的なTPOを選ぶゲームと言えます。ゲーム会でプレイするより、気心の知れた友人とホームパーティーをして軽くお酒が入った後、その余興でするのがいいではないでしょうか。
間違ってもしらふで長考すべきゲームではないと断言できます。
イスファハン Yspahan

前々から興味が会ったゲームですが初めてのプレイ。
数個のダイスを振って出た数字に応じて選択し点数を競うゲーム。 プレイする前はラクダをボードに置いていくゲームかと思っていました。ダイスを大量に転がるのは壮観です。自分の駒を街の家に置いたり、自分のボードにおいたりと得点の取り方について考えるところがいろいろあるのが楽しいです。
やはりボードの配色はちょっとユニーク。またプレイしたいゲームです。
ちなみに、ラクダと駒を使って遊ぶ人がやっぱりいるもんですね。
ギークの画像から1、2、3、4
今回は一つしか新作をプレイしませんでしたが、初めてプレイするゲームあり、またやってみたいと思わせるゲームもありで有意義でした。
ラストコールのルール
準備
4種類のドリンクカードを裏向きで1枚ずつ受け取る。計4枚が手札になる。残りのカードは箱にしまう。
6枚のバーテンダーボードを円状に置く。各バーテンダーボードに同じ種類(ボトルの種類は何でもよい)のボトル4本を置く。
バーのコースターとそれに対応するIDマーカーを受け取る。コースターは自分の手前に置く。全員のIDマーカーを回収し、それらをランダムに縦一列になるように並べる。これを優先順位リストと呼ぶ。優先順位リストの一番下になったプレイヤーはディーラーになる。

優先順位リスト。写真の場合、Tipples Pubのコースターを持ったプレイヤーがディーラーになる。
ゲームの開始
バーテンダーカードの配置
ディーラーはバーテンダーカードをよく切って一枚ずつバーテンダーカードを表にする。
バーテンダーカードを対応するバーテンダーボードの隣に置く。複数ある場合は枚数がわかるように置く
オーダー
バーテンダーカードが置かれたら、ディーラー以外のプレイヤーは「オーダー」とコールすることができる。オーダーしたプレイヤーが複数いた場合は優先順位リストの上側にあるプレイヤーに優先権がある。
例えば上の写真のとき、NIGHTCAP LOUNGEと2 Flamingos Clubのプレイヤーが同時にオーダーした場合、NIGHTCAP LOUNGEに優先権がある。
オーダーしたプレイヤーは、バーテンダーカードの置いてあるバーテンダーのボトルを1つだけバーテンダーカードの置いてある別のバーテンダーに移動させる。
その後、そのボトルを渡したバーテンダーとボトルを受け取ったバーテンダーのバーテンダーカードを全て取り除いて捨てる。他のバーテンダーのカードはそのままにする。
ワイルドバーテンダー
バーテンダーカードが3枚置かれたバーテンダーはワイルドバーテンダーとなる。ワイルドバーテンダーはどのバーテンダーにも(バーテンダーカードが置かれていないバーテンダーにも)ボトルを渡す、あるいはどのバーテンダーからもボトルを受け取ることができる。ボトル移動後は3枚のバーテンダーカード全てを捨てる。
その他
バーテンダーカードが同じバーテンダーに4枚置かれた場合、直ちにその4枚のカードを捨てる。
ドリンクを作る
ボトルを移動後、どのプレイヤーも可能ならドリンクを作ることができる。各バーテンダーに置かれたボトルの組み合わせで、自分のドリンクを作ることができれば、バーテンダーを指名し、そのカードを全員に提示した後、裏返して自分のコースターの下に置く。
ドリンクの組み合わせで余分なボトルをそのバーテンダーが持っていたらその数だけアイスキューブを受け取る。
注)可能ならば何人でもいくつでもドリンクを作ることができる。ドリンクを作ることができてもアイスキューブを受け取るのがいやなら作らなくてもよい。
ディーラーの変更
ドリンクを作るのが終わったら「オーダー」を宣言したプレイヤーが自分のIDマーカーを優先順位リストの一番下に移動し、次のディーラーになる。
注)ディーラーが置くバーテンダーカードが無くなったら捨て札をよく切って新たな山札にする。
ラストコール
最後のカードでドリンクを作ったら「ラストコール」と言ってチェックアウトする。自分のIDマーカーを優先順位リストから外す。このIDマーカーは新たなリスト、「チェックアウトリスト」の一番上になることになる。
同時にラストコールした場合は優先順位リストの優先順位が上のプレイヤーのIDマーカーがチェックアウトリストの上に配置される。
優先順位リストの順に従い、まだチェックアウトしていないプレイヤーは以下の要領で残りのドリンクを作る。
すでに置かれたバーテンダーカードを全て取り除く。
任意のボトルを任意のバーテンダーに移動する。一つのボトルを移動するたびにアイスキューブを受け取る。
ドリンクを作ることができればそのカードを全員に提示した後、裏返して自分のコースターの下に置く。ドリンクを作ったバーテンダーが余分なドリンクを持っていればその数に応じてアイスキューブを受け取る。
最後のドリンクを作って(必要ならばアイスキューブを受け取って)チェックアウトしたら、IDマーカーをチェックアウトリストにある他の人のIDマーカーの下に配置する。
優先順位リストの順に従い、次のプレイヤーは同様に最後のドリンクを作ってチェックアウトするまでボトルを動かす。
勝敗
全てのプレイヤーがチェックアウトしたら、各自アイスキューブの数を数える。もっとも少ない人の勝ち。
同点の場合は先にチェックアウトしたプレイヤーの勝ち。
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COMMENTS
参考になりました。
No title
そうですね。一回プレイした限りではちょっとどうすべきか掴みにくいかもしれません。
各自のドリンクカードは非公開なので、どのプレイヤーがどのボトルをどう動かそうとしているのかは読み切れないと思います。
また作るドリンクの組み合わせは2本でできるのもあれば、5本も必要だったりするのもあり、とくに最初に手札に4枚あるうちは、よほど機転を働かせない限り効率よくドリンクを作るのは難しいでしょう。優先順位リストは機転の効くプレイヤーだけが有利にならないようにする処置だと思います。
もう少しで自分のドリンクを作れるはずのバーテンダーのボトルが別のバーテンダーに移ってしまい、がっかりしたり、逆に誰かが動かしたボトルで思わぬバーテンダーが自分のドリンクを作ってくれたりしてラッキーといった一喜一憂を楽しむゲームではないかと思います。もちろんこれは主観ですが。
それとこのゲームはディーラーがバーテンダーカードを置く間隔の長さでゲームの感じが変わってきます(ルールでは5秒から10秒未満)。早く置けば機転の効くプレイヤーが有利で、ゆっくり置けば多少なりに戦略が練れるかもしれません。
それほど時間のかからないゲームなので気に入れば気軽に2回、3回とプレイできるでしょう。
あと現行のルールでは言及していませんが、ゲームデザイナーによればバーテンダーが一つもボトルを持っていない状態になるのは不可だそうです。たとえばあるバーテンダーがボトルを一本しか持っていない場合、そのボトルを動かすことはできません。
各自のドリンクカードは非公開なので、どのプレイヤーがどのボトルをどう動かそうとしているのかは読み切れないと思います。
また作るドリンクの組み合わせは2本でできるのもあれば、5本も必要だったりするのもあり、とくに最初に手札に4枚あるうちは、よほど機転を働かせない限り効率よくドリンクを作るのは難しいでしょう。優先順位リストは機転の効くプレイヤーだけが有利にならないようにする処置だと思います。
もう少しで自分のドリンクを作れるはずのバーテンダーのボトルが別のバーテンダーに移ってしまい、がっかりしたり、逆に誰かが動かしたボトルで思わぬバーテンダーが自分のドリンクを作ってくれたりしてラッキーといった一喜一憂を楽しむゲームではないかと思います。もちろんこれは主観ですが。
それとこのゲームはディーラーがバーテンダーカードを置く間隔の長さでゲームの感じが変わってきます(ルールでは5秒から10秒未満)。早く置けば機転の効くプレイヤーが有利で、ゆっくり置けば多少なりに戦略が練れるかもしれません。
それほど時間のかからないゲームなので気に入れば気軽に2回、3回とプレイできるでしょう。
あと現行のルールでは言及していませんが、ゲームデザイナーによればバーテンダーが一つもボトルを持っていない状態になるのは不可だそうです。たとえばあるバーテンダーがボトルを一本しか持っていない場合、そのボトルを動かすことはできません。
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このたびはリクエストに答えていただきありがとうございます。
ルールを読んだ限りでは「作ろうと思えば作れるけど、余分がたくさん出そうな2本レシピ」がカギになりそうですね。
短時間でできるのであれば「全レシピ2枚ずつの8枚でスタート」とか、カクテルのおかわりみたいに「もう1ゲーム!」とかいけそうですね。