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忘れられた砦

古来より外敵の侵入から守るためにパリにはいくつもの城壁が築かれてきました。

City Walls in Paris 2010
現在のパリ市の外側を囲むように築かれたのがティエールの城壁。全長34キロメートル、94個もの砦をもつ長大な城壁でした。この城壁に囲まれる領域が現在のパリ市の範囲のもとにもなっています。

IMG_2638_2.jpg
このティエールの城壁はその後、1919年から1929年にかけてほとんどが取り壊されましたが、一部がまだ遺っています。
そのひとつが、パリ南東部、セーヌ河右岸にあります。一見するとただの壁です。しかしここはかつてのティエール城壁の第一番砦があった場所です。

IMG_2639_2.jpg
かつてはパリ市民を守るために作られたこの城壁もいまでは資材置き場になって落書きがされていました。
付近には家もなく、車の往来の激しい道路沿いにあるので散歩がてら行く場所ではなく、車で走ればまず、気づかずに通り過ぎてしまうでしょう。

IMG_2637_2.jpg
誰一人訪れることのないパリの片隅にパリ市民にも忘れ去られた歴史の1ページが遺っていました。


Boulevard Poniatowski rue Robert-Etlin近く
メトロ14番線クール・サンーテミリオン(Cour St-Emilion)駅から徒歩8分。

参考:
フィリップ オーギュストの城壁 その1

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