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ボードゲームパーティー

パリで開催されたボードゲームのパーティーに参加してきました。半日レストランを借り切ってのプレイです。

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積まれたゲーム。

集まった人の数は50~60人ほどでしょうか。知人と一緒にプレイするはずだったのが手違いで知らないフランス人とプレイすることに。

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最初にプレイしたのは開催者が勧めたモルゲンランドカードゲーム(独:Morgenland Kartenspiel、英:Aladdin’s Dragons card game)。3人でプレイ。

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モルゲンランド(英:Aladdin's Dragons)のカードゲーム版。1から5まで数値の手札を場に配置してアイテムを取得していきます。
手に入るのは財宝、魔法、アーティファクトの3種類。アーティファクトを一番集めた人の勝ち。
3人プレイでは財宝3カ所、魔法、アーティファクト3カ所、隊商の計8カ所に配置できます。各自、1枚ずつ好きな所に順番に置きます。また同じ場所に自分のカードを2枚以上置いても構いません。全員がカードを配置し終えたら一番数値の高いカードを出した人が欲しい物を獲り、2番手が残りから選びます。同点の場合はスタートプレイヤーに優先権があります。隊商カードを選んだ人が次のスタートプレイヤーを好きに選べます。

アーティファクトの入手には一癖あり、まず門番が守る門をパスしなければなりません。パスするには門番の前にあるカード+1(例:門番のカードが3なら4)以上の数値が必要。不足分は財宝で補います。門をパスできたらアーティファクトを入手できます。ただし手に入れるには自分が置いた数値の分と同じだけの財宝を支払います。
つまり、高い数値のカードを出せば門番もパスでき、手堅くアーティファクトを獲れますが、その代価も高くつき、低い数値でもほかに買い手がいなければ安く手に入る、というわけです。ただし 手持ちのカードを置くときには門番の前にあるカードは伏せられているのでその時点ではいくら払うかはわかりません。

アーティファクト入手に必要な財宝は5色。支払うときに2枚以上使う場合は原則同じ色でなければいけないので集める色にも注意を払わなければいけません。

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魔法はドイツ語と英語で書かれています。魔法は使っても使わなくても勝敗に関係ありませんが相手のアーティファクト入手を邪魔する魔法などがあるので手に入れておくと便利です。

アーティファクトの数は全部で15。よく同点になりそうなゲームですがその場合に持っていた方が勝利するアーティファクトなどもあるので勝負は決しやすいです。
ただしアーティファクトの数が決まっている上、相手のアーティファクトを奪うような魔法はないのでゲームの進行具合では途中でもう勝てないプレイヤーが出てきてしまうのは致し方ないところでしょうか。

モルゲンランドはプレイしたことがないのですがBGGによれば90分かかるとのこと。
こちらは説明10分、プレイ時間は45分ほど。 慣れれば30分は切れると思います。
そんなわけで本家との比較があまりできませんがプレイ時間に関して言えば大幅に短くなったといえます。
プレイ人数は3人から5人となっていますが、2人用のバリアントも用意されています。

昼食後、もう一人入って4人でまたゲームを始めました。

カーソンシティCarson City)

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Carson Cityはネバダ州の州都。近くに銀鉱脈コムストックロード(Comstock lode)が発見されて栄えた街です。プレイヤーはこの地を開拓しながら勝利点を稼ぎます。最も勝利点を取った人の勝ち。
ターンの始めにまず自分のキャラクターを決め、その後、自分の駒を欲しい土地、建物、お金や点数などのボーナスがはいる場所などに配置します。手持ちの駒はすべて配置する必要はなく残しておいた駒は決闘の際に有利になります。自分の欲しい場所、物がだれかとかぶったら決闘。駒を置ける場所はかなりありますが、欲しいものが共通していれば決闘があちこちで起こることもあります。
決闘の勝敗をダイスで決めるのは賛否両論でしょうが、駒の配置によっては、この決闘に勝つと次の決闘に有利になり、さらにその決闘に勝つとここでボーナスが入る、といった決闘に勝つことによる連鎖反応が起こるのは面白いです。
また決闘に負けても負けた駒は自分の手元に戻るので後に控える決闘で有利になります。したがって序盤の決闘に負けて、あとの重要な決闘で勝負を有利にするといった、いわば肉を切らせて骨を断つような決闘の仕方もできます。

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建物効果の説明カード。裏はゲーム進行の説明。建物の周りの状況によって収入が変わります。

ゲームも佳境に入るとここだけはゆずれない、いわば天王山みたいなところが出てきてそこを誰かに獲られないためにも手持ちの駒の数や配置のタイミングが重要になってきます。

実際はプレイするターン数が少ないので思ったほど開拓はできませんが、勝つためには勝利点を多く取るゲームなので開拓以外にやることはいっぱいあります。また開拓で大差を付けてもターンの終わりに維持できる金額には上限(選ぶキャラクターによって違う)があるので、金に物を言わせたプレイはできません。それほど大差がつく展開にはならないので慣れてくると1、2点を争うシビアな展開になりそうです。


エル・カピタン(El Capitan)

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9つある港に建物を建てて収入を得、ゲームの終わりに所持金がもっとも多い人の勝ち。最初に見て驚くのは何といっても綺麗なボードや移動カード。
船の移動手段にはどこからでも直接行けるカード(割高)と2都市を結ぶカードの2種類(割安)があります。これらを購入して船を移動させます。船を港に移動させたらそこに建物を建てられますが、建物がいっぱい建ってくると古い建物は除去されてしまいます。最初に建てれば当然最初に古い建物になるので、建てるのを躊躇しますが、かといって建てないと収入が入らない。周りのプレイヤーがどの港へ行けるか、行こうとしているか考えながら建物を建てていきます。
最初はどこに行こうか、行けるかあれこれ考えるのが楽しいのですが、やはり移動に考える時間の割合がゲーム全体でも小さくなく、後半になるとやや冗長に感じてくるのが気になります。これはプレイする人数や面子にもよるのかもしれませんが。
個人的には建物の得点システムやゲームの発想自体は悪くないと思いますが、移動の縛りをもう少しシンプルにすればすっきりするような印象を受けました。

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ゲームは午前11時から途中昼食を入れて午後7時まで8時間。みんな遅くまでプレイしていました。プレイ層は20代から50代くらいでしょうか。女性も4割くらい?
また次回も機会があれば参加してみようと思います。

COMMENTS

No title

モルゲンランドカードゲームはエッセンで同作者(ブリーズ)のボードゲームギークゲームと抱き合わせ販売をしていました。僕はモルゲンランドが苦手なのでこのカードゲームは買いませんでしたが、ちょっと気になってはいたのでレポートが読めて嬉しいです。ざっとみた感じでは門番のルールなどもととあまり変わらないようですね。ボード版では魔法カードの極悪強烈さが気になっていたのですがその辺は改善されているのかな?プレイ時間が短いというのは良いことです。元のキーダム(だったかな?)はさらに長時間だと聞いています。

エルカピタンはタイクーンのリメイクですが、ボードの見ずらさが非常に気になりました。書体とか色使いです。美しいのですが機能的でない。まあ好みだと思いますが。あまり考え込むメンバーでなければ結構スムースに行くと思います。

ちなみに、もとのタイクーンには東京(何故か写真は新宿の歌舞伎町です)があります。

No title

モルゲンランドのボードの方をプレイしていないので魔法がどれくらい凶悪?なのかはわかりませんが、こちらの出したカードの数値5を1にしてしまう魔法とかはあります。ただアーティファクトのなかには相手の魔法を打ち消すものもあるので、相手が魔法カードを集めたら、そういったアーティファクトを集めて対抗するのも手ですね。本家の方はどうなんでしょうか?

エルカピタンですがたしかに最初はわかりづらいです。字体が美しすぎて読みづらいというか。もっとも時間がかかった分、最後の方は気にならなくなりました。今回は全員が始めてのプレイだったので思ったより時間がかかりましたが、 慣れればもっとスムーズにいきそうです。個人的にゲームのシステムは気に入っているのでまた機会があればプレイしてみたいですね。

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