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コーンポタージュって何語?

渡米した当初、日本にいたときに普段それほど気にしない食べ物が無性に恋しくなることがありました。そのなかにコーンポタージュがありました。

このコーンポタージュが欲しくてスーパーマーケットへ行ってみると、見つからず店員に
「すいません、コーンポタージュを探しているですが」と訊くと

店員は「ポタージュって何だい?」

コーンポタージュはほかにもコーンスープ、コーンポタージュスープという言い方もするようですが、「コーンスープ」と探しても見つかりません。

私が住んでいたニューイングランドではアサリを使ったスープ、クラムチャウダーが有名でした。クリーミィーなスープは癖になりますが結構高カロリーなのでみそ汁のように毎日飲むというわけにはいきません。初めて行くレストランではよくクラムチャウダーを注文しました。レストランごとに違う味を出しているからです。これはこれでおいしいのですが自分はどうしてもコーンスープが欲しくなりました。

いろんなスーパーマーケットを探しまわっても見つからず、あちこち探しまわってついにそれを見つけたのは皮肉にも日本の食材店でした。「コーンポタージュ」と日本語で。。。

ともあれアメリカではスープはスープ(soup)であってポタージュという呼び方を聞くことはありませんでした。

「ポタージュ」がフランス語でスープを意味するのは知ったのはそれからだいぶ経ってからのことですが、するとポタージュスープは「スープスープ」となっておかしな意味になります。
ポタージュという言葉が日本に導入された当時、わかりやすくスープという単語を付加したのでしょうか。

例えば英語の日本の旅行ガイドプックをみると「東大寺」のことをTODAI-JI TEMPLEという呼び方をしています。日本人からすると「寺」が二回入って違和感を感じますが、英語で説明するにはこの呼び方のほうが適しているからでしょう。

さてではコーンポタージュとはなんでしょうか。コーン(corn)は英語でトウモロコシですがフランス語ではmaïs(マイス)です。するとコーンポタージュは英語+仏語で構成された単語です。混乱してきます。

ともあれ、ポタージュというからにはフランス料理かと思って、フランス人にコーンポタージュについて訊いてみると、
「なにそれ、フランス人はそんなの食べん(飲まん)よ」(注)
とあっさり。
訝しげなフランス人たちに、ネットでレシピを検索して実際にコーンポタージュを作ったらこれはこれで評判は良かったのですが。。

コーンスープ、コーンポタージュ、コーンポタージュスープ、結局どれが正しい?読み方なのか。一時期、悩みましたが最近はそれほど気にしなくなりました。

注:日本語ではスープを「飲む」ですが、英語でも仏語でもスープは「食べる」英:eat 仏: mangerを使います。

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