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Bioutifoul (ふつくひい)

あるアーティストの絵の価値を上下して絵を売ったり買ったりする。。。。そう聞いて「モダンアート」を思い浮かべる人も多いと思います。

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今回はプレイヤーが画廊となって絵を売ったり買ったりして展示会を開いていく、そんなゲーム、Bioutifoul (ビぅティふル)を紹介したいと思います。

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2人から6人まで遊べます。

準備

4人のアーティストを適当に一列に並べます。
場に彼らの6枚の絵画そして展示会カードを配置します。残りはそれぞれ裏向きにして山札にします。

プレイヤーは3枚の相場カード*と3ゴールドを受け取ります。残りの相場カードは裏向きにして山札にします。

*原語ではCartes Influence (影響カード)。便宜的に相場カードと訳します。

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アーティストのカード(下)と相場カード(上)。登場するアーティストはアリス、ロドリゴ、ハインリヒ、サニー。


ゲームの流れ

1 相場変動

スタートプレイヤーが3枚の相場カードのうち、1〜3枚まで使用し4人のうち一人のアーティストの相場を変えます。

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一番左の競りカードから近い順にハインリヒ、サニー、アリス、ロドリゴの絵画の価値がそれぞれ4、3、2、1金となります。
例えばこの状態でサニーの相場カード1枚を使うと

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サニーの絵画の価値を1つ上げるか(上)、下げるか(下)選択できます。

同じアーティストのカードなら3枚まで使えます。

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ロドリゴの相場カード2枚を使ってロドリゴの絵画の価値を2つ下げることができます。価値の範囲は1から4までなのでロドリゴの相場カードを2枚を使った場合、ロドリゴの絵画の価値を上げることはできません(1枚の場合は可)。同様にハインリヒの相場カードを使った場合はハインリヒの絵画の価値を下げることしかできません。

使用した相場カードを右隣のプレイヤーに渡します。

2 ギャラリー

その後、以下に挙げるアクションのうち、3アクションまで選べます。

1)絵画を1枚買う
2)絵画を1枚売る
3)手持ちの絵画で展示会を開く

同じアクションを複数回選んでも構いません。
いずれのアクションも行わない場合、銀行から1金受け取ります。

1)絵画を1枚買う

場にある6枚の作品から相場にもとづき所持金を銀行に支払って購入します。獲得した絵画を場から自分の手元に置きますが、このときは山札から補充はしません。所持金の許す限り1枚以上買えますが、手持ちには3枚までしか絵画を所持できません。絵画1枚につき1アクション消費するので3枚買った場合はほかのアクションはもうできません。

2)絵画を1枚売る

手持ちの絵画を売って銀行からお金を得ます。獲得できる金額はその時の相場に依存します。また同じターンで買った絵画をまた売ることはできません。買うアクション同様、アクション制限数が許す限り売ることが出来るので最大3枚売ることが出来ます。

3)手持ちの絵画で展示会を開く

場に出ている展示会カードと自分の所持しているアーティストの作品が一致している場合、その自分の2枚のアーティストの作品を捨てて対応する展示会カードを獲得することが出来ます。このときは山札から補充はしません。

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手持ちのアリスとロドリゴの作品を捨ててアリスとロドリゴの展覧会カード(左)を獲得できます。

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これはハインリヒの個展になります。ハインリヒの作品2つで獲得できます。

展示会を開いた場合、相場カードを山札から1枚獲得できます。

3 銀行

以上をプレイし終わったら銀行から1金受け取ります。

場から無くなった絵画や展示会カードをそれぞれ山札から補充します。


左隣のプレイヤーの手番に移ります。前のラウンドで相場カードを左側のプレイヤーに貰っていた場合、手持ちの相場カードが3枚より多くなることがあります。この場合、まず相場カードが手持ち3枚になるように余剰の相場カードを捨てます。残った3枚からまたプレイを始めます。

展示会カードを除く他のカードの山札が無くなったら捨て札をシャッフルしてあらたに山札にします。

ゲーム終了

展示会の山札がなくなったら最後のラウンドです。展示会カードは補充されずにプレイします。スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーまでプレイして終了。

得点

獲得した展示会カード1枚につき1点。
4人全てのアーティストの展示会を開いていたら1点。
他プレイヤーと比べてそれぞれの画家の展示会を最も多く開いていたら1点。それぞれの画家について1点ずつ入ります。個展の場合、そのアーティスト2人分としてカウントします。

総得点で同点の場合、所持金の多い方が勝ち。ただし絵画を所持している場合、ゲーム終了時の相場に合わせて換金して所持金に加えます。


所感

絵画の売り買いの相場は自分で変えられる

経験上、競りゲームは人を選び、好きな人にはたまらないのですが、苦手な人には敬遠されることが多いです。一つの理由としては相場がわかりづらいということが挙げられるでしょう。このゲームでは自分で相場をコントロールでき、かつその後にプレイできるので初心者でも優しくわかりやすくなっています。

相場の変動は想定内?

相場カードは使ってすぐ捨てられるのでなく、他のプレイヤーに廻るので相場カードの引き運で相場がしっちゃかめっちゃかになることはありません。

救済処置

相場をうまく操って絵画の売り買いでお金を増やせれば理想ですが、展示会を開くには絵画を手放さなければなりません。気を抜くと資金不足に陥ることがあります。お金がないと絵画を買えないのですが、なにもアクションをしない(できない)場合は1金手に入るうえ、手番の最後では必ず銀行から1金が手に入るため、金欠にならないように工夫されています。

コンポーネント

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コンポーネントとりわけアーティストの絵画は必ずと言っていいほど女性の目を惹きます。ゲーム内容が女性受けするかは微妙なのですが、なぜか女性の勝率が高いです。

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4人ともなぜか色彩、タッチは似ているのはつっこまないほうがいいでしょう。

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しかしそれぞれの画家の作品は独特の構図をもっています。

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お金がカードなのはがっかりする人もいるでしょうが、すべてのコンポーネントがカードとなっているのでコンパクトになっています。

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その可愛らしいコンポーネントとは裏腹に実は結構考えるゲームです。誰がどの絵画を狙っていて、どの展示会を開こうとしているのかまじめに考えると結構時間がかかります。

ゲーム終了時の得点は同点になることも多いので最後のアーティストの絵画の相場も重要になっていきます。

まとめ

相場が自分でコントロールできる分、優し目になっていますが、まじめに考えだすと頭が痛くなるほどであなどれません。6人まで遊べて軽くもなく重くもないのはゲームとして貴重な部類に入るのではないでしょうか。
コンポーネントは「美しく」、プレイ感覚は「ふつくひい(?)」ゲームです。
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