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ボードゲームイベント その1

帰国直前にパリで催されたボードゲームのイベントに参加してきました。今年で3度目になるこのイベント、週末2日間にかけて屋外で開催されました。

過去のイベントについてはそれぞれ(こちら)をクリックしてください。

第1回 その1(こちら)、その2(こちら
第2回(こちら


今回は60以上のゲームメーカーが参加。各メーカーの代表作から新作まで幅広いジャンルのゲームが紹介されていました。

ボードゲーム以外にも屋外で遊べるゲームが並んでいました。

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木でできたゲーム群。

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子供も父親も一緒に遊んでいます。

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フランスでも人気が出てきたフィンランド生まれのゲームモルック(Mölkky)

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去年と同様、小さい子供用のプレイスペースが設置されています。

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子供向けゲームも充実しています。

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クニツィアのカンガルー

前回と同様、会場にはデモンストレーション用の大きめのボードゲームが設置されていました。

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大きな地図の「乗車券ヨーロッパ」。

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電車もよくできています。

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しかしその大きさが仇となって立ちながらのプレイになってしまうのは致し方ないか。

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巨大なパンデミック(2013年版)。

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そしてそれに立ち向かう気合の入った人々。

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こちらも大きめのカタン。

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ルイス・クラーク探検隊(Lewis & Clark)。19世紀初頭アメリカ西部を探検したルイス・クラーク探検隊がゲームのテーマになっています。同じテーマを扱ったゲームがすでにいくつか出ていますが、これは今年出されたもの。写真のものがプロトタイプかは完成品かは不明。

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日本でも発売された「星の王子様(Le Petit Prince)」

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レクイエム ヴァンパイア ナイト

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会場には見たこともないアブストラクトゲームが数多く展示されていました。

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カンヌの国際ボードゲーム祭を始め、著名な賞にノミネートされたり受賞されたアバラム

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北のベニス(La Venise du Nord)。ベルギーの水の都、ブルージュを舞台にしたゲーム。

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レ・バティスール (Les Bâtisseurs)。バティスールとは建築家の意。タイムライン (Timeline)のデザイナー、フレデリック・アンリの作品。テストプレイでも順番待ちの作品でした。

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タイムマスターズ。詳細は不明。デックビルディングゲームのようです。

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ペイントボールをモデルにしたカラー ウォーズ:ペイントブロウル

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ファントムソサイエティ

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スコットランドの邸宅を壊していくゴーストとそれを阻止するハンターとの戦い。ボードがユニークです。

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2013年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したゲーム、アンドールの伝説

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ツヴィンケルンの仏語版「ウィンク」。


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ニューヨークキングス

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マンハッタンを舞台にマフィアグループの勢力争いが展開されます。

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デモンストレーション用の立体的なビル群。これだけでも欲しいかも。

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会場のテーブルの上にはなぜか石が。実は風が吹いたときにカードが飛ばないように重しとして使っていました。屋外でゲームをするときの工夫ですね。

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対戦型協力ゲーム、ジグザク

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マスカレード。「クー」と似たタイプのゲーム。

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タイタニウムウォー(TITANIUM WAR)。タイタニウムをめぐって宇宙で争われるカードゲーム。

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カクテルゲームズ社のスペースではパンデミック禁じられた島をデザインしたマット・リーコックの新作「禁じられた砂漠(Forbidden Desert)」やロンドンからラジオロンドンを通じてナチ占領下のフランスへドイツ軍の妨害をかわしてメッセージを伝えるゲーム「こちらロンドン(Ici Londres)」などが発表されていました。

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ポリスシティ

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Grosso Modo Edition社から。ローマとカルタゴノスフェラトゥポリスパーティー


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マタゴ社のスペースで。ルーム25や日本のシャドウハンターズなどが発売されています。

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Conflict of Heroes: Awaking the Bear。 シリーズ物になっている作品で写真のは第2版。第二次世界大戦におけるドイツ軍とソビエト軍の戦闘を描くウォーゲーム。

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三匹のコブタ (Les Trois Petits Cochons)

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女性だけの参加者グループ。日本ではこういう光景は見られるのでしょうか?

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プロトタイプのスペース。

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去年と同様、みなそのまま販売できるのではないかと思うほどのコンポーネントの出来栄え。どのゲームも興味を持った人々でいっぱいでした。



総括

今年で3度目になるこのイベント。回を重ねるごとに充実してきているのがわかります。フェイスブックの活用などで情報を入手する手段が増え参加者が増えているような気がしました。去年と同様、子供向けのスペースを設けてあり、ゲーマーだけでなく家族で訪れることができるように準備されていました。また特記したいのはプロトタイプスペースの人気。新作よりも人であふれていました。ゲームをデザインしたらだれでも誰かにテストプレイをしてもらいたいと思うところ。大勢の人から自分のデザインしたゲームをプレイされてデザイナーも感無量でしょう。

つづきはプレイしたゲームと発売されていた日本のゲームについて紹介したいと思います。

隔世の感

先月末に帰国しました。10年以上前に渡米したころと比べて多くのものが変わっていました。

その中で自分の生活に直接大きく影響することはパソコンです。自分はずっとマックを使ってきました。

渡米前、自分の仕事の分野ではマックが職場で多数を占めていました。アメリカでもフランスでもみんなマックを使っていました。ところが日本に帰ってみると今はみんなウィンドウズ。マックを使っている人は一人か二人しかいません。これは正直驚きでした。

ウィンドウズはアメリカでもフランスでも使う機会が限られて自分は基本的な操作しかできません。

今までは仕事でも私生活でもマックだけで問題なかったのですが、これからはそうもいかなくなったようです。
しばらくはウィンドウズについて勉強しないといけません。