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小さな街のゲーム会

パリ郊外の小さな街が主催するボードゲームの定期会があるということで興味本位で行ってみました。

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場所は昔図書館だった建物。予約の必要はなく参加費無料ということもあり、あまり期待しないで行ったのですが、用意されたゲームは古典的なボードゲームではなく最近のユーロゲームばかり。

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一方で集まった人は普段この手のゲームはしたことがない人たちばかりでした。12歳以上を対象としたゲーム会ですが、8歳くらいの子供を連れた母親もいました。

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最初に集まった人でプレイしたのはファンタジー

山札から1枚引いた後、手札から一枚選んで場に出します。カードにはいろいろな効果があり、他のプレイヤーの場のカードを奪ったり、全部交換したりといろいろです。山札が尽きて誰かが手札を全て使い切ったら最後のターン。場に一番多くのカードを配置したプレイヤーの勝ち。

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出来ることが手札のカードに大きく依存する分、あまりゲーマー向きとは言えませんが、家族で楽しむのにはいいでしょう。実際、子供は楽しそうでした。カードの絵柄は非常に奇麗です。

この後、人が集まって来て7人に。そのなかでひとりだけ普段ゲームをする人がいました。子供には難しいと思ったのですが、親子とも別に構わないということでセブンワンダーズをプレイ。

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今回はやや苦手とする「エフェソスのアルテミス神殿」。序盤、石が手に入らず、制限されたプレイを強いられます。中盤に隊商宿を建てて体制を整えるも2位タイ。7点差で先のゲーマーが一位。

この後は別々のグループに分かれて違うゲームをプレイしました。

私は男性と2人でプレイすることになりました。あまりゲームをしないという彼に「この中でどれがおすすめ?戦略的なものがいい」と聞かれてスモールワールドを選びました。彼にとってこのゲームは初めてなので私が彼にルールを、とくに自分の種族を衰退させるタイミングが重要であることをよく説明し、ゲームを始めました。

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丘の人間(人間+丘)を選ぶ自分に対し、お金持ちなトロル(トロル+7金)を選ぶフランス人。序盤はこちらが畑と丘をうまく占領して得点を伸ばす展開に。その後こちらは化学者のエルフ(エルフ+化学者)に種族替え。

向こうは平和なホピット(ホビット+外交)を選択。2人プレイで外交だとずっと攻撃できない。。。。衰退した種族は攻撃できるもののトロルは衰退後も棲み家が残るので山の上に建てたトロルの地を征服するのは大変。ずるずると点を稼がれ、こちらは攻めあぐねて種族替え。

オーク商人(オーク+商人)を使って得点を稼いだもののおよばす僅差で負けました。このゲーム、彼は非常に気に入った様子でした。

     *     *     *     *     *     *     *     *

会の準備をしてくれたのは50代の女性でしょうか。とてもゲーマーには見えないのですが、スモールワールドやセブンワンダーズなどのゲームのルールをよく熟知しており、驚きました。スモールワールドも拡張まで揃えていて「この人ただ者ではない」という感じがしました。

この街では0歳から5歳児までのゲーム会、6歳児以上のゲーム会、そして今回の12歳以上を対象にしたゲーム会のように年齢に合わせたゲーム会を開催しているそうで、小さな街でもボードゲームでの交流が日常的に行われていることに感心しました。
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古のバリの水源には

20区には「水」に因んだ名前をもつ通りが局在している区画があります。

例としてデュエ通り (rue de la Duée)、リゴル通り (rue des Rigoles)、マール通り (rue de la Mare)、カスカード通り (rue des Cascades)などがあげられます。

duée: 泉
rigole: 排水用の溝、水の細い流れ
mare: 小さな池、水たまり
cascade: 滝

12世紀頃のパリ右岸はベルビル近辺の泉を飲料水として確保していました。その後、この水の水質を点検する小さな建物が建てられました。それらはルガール(regard)と呼ばれています。

ベルビル周辺にはこのルガールが4つ現存しています。

サン・マルタンのルガール (Regards Saint-Martin)
メスィエのルガール (Regards des Messiers)
ランテルヌ*のルガール (Regards de la Lanterne)
ロケットのルガール (Regards de la Roquette)

*ランテルヌのみ19区

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これはサン・マルタンのルガール。見た目は石造りの小屋のようです。

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表記されているのはラテン語。17世紀から18世紀に建てられたものが、1804年に修復され現在の姿になったようです。サン・マルタン・デ・シャン修道院への水の供給に重要な役割を果たしました。

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メスィエのルガール

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坂道の住宅街の一角にあり、一見しただけでは物置とかわりなく、これがいかに歴史的価値があるかは知る由もありません。

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ランテルヌのルガール。

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公園の中にあり、誰でも間近に見ることが出来ます。1583年から1613年の間に造られました。

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こちらはほかのと違い円形のドーム型です。塔頂部のランタン(仏:ランテルヌ)に由来してこの名がつけられました。

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ロケットのルガールは私有地の団地の中にあり、マール通りから格子ドア越しに姿を見ることが出来ます。

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向こう側のカスカード通りからも格子越しにその姿を見ることが出来ます。こちらからのほうが見やすいです。

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パリの水の歴史を語るものがこんな身近にあるのも不思議なものです。


ベルビル近辺のルガール

サン・マルタン:
42 rue des Cascades 75020

メスィエ:
17 rue des Cascades 75020

ランテルヌ:
213 rue de Belleville 75019

ロケット:
36-38 rue de la Mare 

参考:
パリの井戸
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