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ゲーム会

10月末にplay:gameのけがわさんが、エッセンのイベントの後にパリに立ち寄ってくれました。せっかくなのでパリのボードゲームカフェ、OYA CafeとCafe Meisiaで一緒にゲームをしました。

けがわさんによるエッセンその他のレポートはこちら

けがわさんがパリに来た当日はOYA Cafeで待ち合わせることにしました。

最初にプレイしたのはけがわさんのチョイスでチョコレート (Scho K.O.)。自分は初めて見るゲームでルールを説明してもらいました。

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チョコレートとホワイトチョコレートが組み合わさったタイルを置き、なるべく自分の色のチョコを大きくするようにします。手持ちのタイルが無くなった時点で一番大きいチョコを作った方が勝ちというゲーム。
手持ちのタイルから一つ選んで交互に配置していきます。その後、1枚自分の山札から補充します。
タイルには置き方に決まりがあり、また赤丸があるタイルはすでに置いてあるタイルの上に置くことができます。

最初のプレイ感はトスカーナ(Toscana)に似ていると思ったのですが、赤丸のあるタイルのおかげでゲームは劇的に形勢が変わります。

お互いどこが重要なポイントかわかっているので、相手に置かれる前に自分が配置したい、相手が赤丸のタイルを持っていなければここに置いて形勢を逆転させたいといった、独特のハラハラ感がいいです。お互いの手持ちのタイルがわからない分、ゲームに緊張感が生まれます。

ちなみにこの赤丸が一体なんだったかけがわさんに聞き忘れてしまいました。(チェリー?)

次にプレイしたのはアンギャルド (En Garde)

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アンギャルドとはフェンシングの試合などで「構えて!」といった合図で使われます。
カードを使ったフェンシングのゲームです。カードは1から5まで各5枚ずつの合計25枚。
手番では5枚のカードの中から選んで数字の数だけ自分の駒を移動させ、距離をつめたら相手に攻撃を仕掛けることが出来ます。相手との距離(マスの数)とカードの数字が一致していれば攻撃が出来、同じ数字のカードを2枚以上出すことも出来ます。攻撃側の出した枚数分、相手が同じ数字を持っていれば防御、さらに攻撃側が出した数よりも多く出せば反撃を食らいます。この通常攻撃の場合、防御できなければセットを落とします。5セット先取した方が勝ち。

 このゲームは初めてなのですが前進攻撃を取り入れたルールで遊びました。前進攻撃は移動後、またカードを出して相手に攻撃を仕掛けることが出来ます。このとき、相手は防御できない、したくない場合は後ろに下がることが出来ます。ただし下がりすぎてもう後ろに進めない場合は負けになり、またお互い決め手を欠いた(山札を使い果たした)場合、下がっている方が不利になります。

間合いの詰め方が重要であり、手持ちのカードとの兼ね合いでどのタイミングで相手との間合いを詰めるか、うまくいなすか考えなければなりません。

最初のゲームでは反撃を恐れ、慎重になりすぎ終始圧されっぱなしで完敗。2回目はもっと積極的に攻めることにしました。
「この山札の数なら、この数字を持っている可能性は低いはず」と確率を考えて思い切って勝負すると功を奏することもあります。セット数をとられて追い込まれての捨て身の攻撃など思い切りのよさが必要なようです。
カードだけなのにフェンシングでの戦況や心理をよく再現しているのではと思います。

その後、プレイしたのは2人用競りゲーム、メディチ対ストロッツィ (Medici vs Strozzi)

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以前から気になっていたゲームで自分のリクエストしてルールをけがわさんに教えてもらいました。

メヂィチのように競りで買った商品を船に積み、積み荷の条件に応じて得点が入ります。メディチと大きく異なる点は、自分が競りを終了した後も相手の競りに干渉できること。積み荷を一定数手に入れればそれ以上商品は入手できないのですが、相手は残った商品の競り値を宣言し、相手にそれを渡したくなければその競り値分を自分が払って妨害できます(ただし商品は自分の手には入らない)。
当然、自分も相手に干渉されることもあるわけで、相手の競りが終わっても気が抜けないのがポイントです。

ゲームは閉店時間になり途中で終了しましたが、楽しめました。2人なのに競りゲームとしてよく出来ていると思います。

翌日、やはりボードゲームカフェのCafe Meisiaでゲームをしました。

最初にプレイしたのはブルーライオン (The Blue Lion)。

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前から気になっていたゲーム。またけがわさんにルールを説明してもらいました。

場に置かれたのは6枚のタイル。タイルにはアルセーヌ・ルパン、レディX、警察官、そしてブルーライオンと呼ばれるダイヤモンド。タイルの表と裏にこれらが描かれ、それぞれ組み合わせが違います。このタイルをルールに則って位置を入れ替えたり、裏返したりします。

自分がルパンをプレイするなら相手はレディX。うまくタイルを動かしてダイヤモンドのタイルの両端のタイルをルバンにして挟めれば2点。レディXを警察官で挟めれば1点。ダイヤモンドを三つつなげれば3点。7点先取した方が勝ちというゲーム。

ルールは簡単ですが、自分のやりたいこと、相手がしようとしていることをよく把握しないと一方的な展開になります。タイルの位置が変わったり裏返ったりで勘違いして墓穴を掘ることも。1回目は要領がつかめずじまい。2回目は凡ミスをしてしまいさっくりと負けました。シンプルなコンポーネントなのにしっかりとした内容。ただ勝つにはちょっと慣れが必要です。

次にプレイしたのはディヴィナーレ 倫敦の霊媒師 (Divinare)

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ギークでの評判も悪くなく、非常に奇麗なコンポーネントは気になっていました。けがわさんも日本で勧められていて興味があったようです。

4種類あるカード計36枚から12枚を抜き取り、それぞれの種類のカードがいくつあるのか予想するゲーム。2人から4人まで遊べますが、プレイ人数によりルールが若干違います。

2人プレイの場合、最初に各自に12枚配られますが、そのうち2枚を選んで捨てなければいけません。この捨てたカードは自分だけが知る「情報」となるのでそれを相手に読まれないようにプレイする必要があります。

場にはカードの種類に応じたボードが4つあり、自分があるカードを出した時にそのカードと同じ種類のボードのそばに表向きに配置し、つぎにそのボード上にある自分のトークンを予想される枚数のある数字のマスへ動かすことが出来ます。ただし他のプレイヤーのトークンがすでにあるマスには動かせません。つまり各ボード上で予想される枚数を巡ってマスの取り合いが起こるわけです。ゲームが進みにつれ、公開されるカードから予想されるカードの範囲が狭まってきます。

手持ちのカードの数が一定数になるとそのうちの半分を相手と交換します。これにより新たな情報が入手できます。カードを渡す前にどの情報(カード)を相手に渡すか考えておくのですが、先ほどの「カードを1枚出すことにより予想トークンを動かす」という行為がキーポイントになってきます。

すなわちカードを1枚出したとき予想トークンを「動かすことが出来る」=「動かさなければならない」となってしまい、すでに枚数がわかっていて自分のトークンがその数字のマスにある場合でも、その種類のカードをもっていたらいずれ動かさなければなりません。つまりトークンをもう動かしたくないのに相手からカードを押し付けられるということも起こるわけです。自分の手札の同じ種類のカードの枚数が奇数か偶数か、相手はその種類のカードを持っているか、など考えれば考えるほど頭が痛くなってきます。

2人プレイでは最初に捨てた2枚のカードにより、序盤ははったりをかまし、終盤で予想される枚数のマスへ自分のトークンをタイミングを見計らって動かすという心理戦が展開されます。

けがわさんによれば、「メンバーズオンリー (Members Only)」というゲームに良く似ているとのこと。

今回は2人でプレイしましたが3、4人では戦術が変わりそうです。とくに4人プレイではボード上でのマスの取り合いが激しくなる分、一手のミスが致命傷になりそうです。

時間が詰まって来たのでハイパーロボット (Rasende Roboter [英] Ricochet Robots)を紹介してもらいました。

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4色のロボットが置かれたボードには色分けされた目印。ロボットは飛車のように縦、横に移動できますが壁かほかのロボットにぶつかるまではまっすぐにしか進めません。裏向きのトークンを表にしてどの色のロボットをどの目印に移動させるか指定されます。指定された色のロボットが指定された目印にたどり着くには何手必要か考えます。最短手を目指すのが目標です。

トークンを表にするや否やものの数秒も経たないうちにけがわさんが「7手!」「5手!」と答えていくのを見て最初は「はてなの3乗」状態だったのですが、けがわさんがロボットを動かしながら答えを教えてくれました。
自分は指定された色のロボット(青なら青のロボット)の動きだけに集中していましたが、けがわさんは他の色のロボットを動かしてうまく壁を作り、青のロボットを目印へと導いていました。

なるほどこれはパズルでもあり、詰め将棋の様でもあると。理詰めのゲームですが慣れてくると定石などが出来て、条件反射のゲームへとシフトしていくでしょう。ギークを見るとプレイ人数が1人から10人となっていますが、ひとりならタイムトライアルを、大人数ではみんなで意見を出し合ったりしていろいろな楽しみ方が出来そうです。たしかに好みの割れるゲームだとは思いますが、パズルも詰め将棋も好きな自分はこの手のゲームにはハマる方です。オンラインでプレイできるようなので少し鍛えてみたいと思います。

けがわさんが乗る電車の出発時刻が迫って来たのでお開き。短い時間でしたが楽しいひとときを過ごすことが出来ました。過密なスケジュールの中、訪ねていただきありがとうございました。
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パリのゲームセンター

パリ市内には日本のゲームセンターに相当する施設がほとんどありません。

複合娯楽施設としてはここラ・テット・ダン・レ・ヌアージュ(La tête dans les nuages)があります。
ラ・テット・ダン・レ・ヌアージュとは直訳すると「雲の中の頭」ということになるのですが、映画のタイトルにもなっています。またdans les nugagesを使った表現に

Il est dans les nuages.
彼はうわの空だ。
直訳:彼は雲の中にいる

といったものがあります。

このゲームセンターは建物の地下にありますが、天井は高く、明るく広々とした印象を受けます。テレビゲームだけでなく、ミニボーリング場、ビリヤード台などがあります。

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多くはレーシングゲームなど複数の人と同時に楽しめるタイプです。

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筐体は日本製が多く、ナムコやセガなどが設置されています。

日本のように筐体に直接硬貨を入れるのではなく、専用のコインを購入してプレイします。

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ミニボーリング場。

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小さめのボーリングとあって子供連れで遊ぶ人が多いようです。

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ビリヤードはコイン式の小さめの台が数台。


ボストン近郊にいた時も日本のようなゲームセンターはなく、ボーリング場やビリヤード台などが設置された施設にテレビゲームの筐体も設置されているという場合が多かったです。

アメリカでは対戦格闘ゲームより、スポーツゲーム(主に野球、バスケット、アメフトなど)やウォーゲーム、ガンシューティングなどが人気でした。ここパリでも格闘ゲームは少なく、スポーツはやはりサッカー、そしてテニスなどが多めに設置されています。

家庭用ゲーム機の普及、携帯ゲーム機の普及、そしてオンラインゲームの普及とともに、日本のゲームセンターも常に変化を続けていますが、このパリのゲームセンターも時代の変遷とともにやはり変わっていくでしょうか。


La tête dans les nuages
5 Boulevard des Italiens, 75002 Paris
メトロ8、9番線リシュリュー ドリュオー(Lichelieu Dorouot)駅前

参考:
パリの対戦格闘ゲームセンター
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