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ボードゲームパーティー

ボードゲームパーティーに参加してきました。

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積まれたゲーム

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今回はエッセンで発表された作品も多く準備されていました。

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今回は新作を4つほどプレイ。

サフラニート Safranito

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手持ちのチップを的に向かって投げて、スパイスを売買し、カードに描かれたスパイスの組み合わせ(スパイスブレンド)を最初に3つ完成させた人が勝ち。2人から4人までプレイできます。今回は4人でプレイ。

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投げるチップには穴があいていて、この穴から的が見えればOKです。チップは数字がついていてプレイ時はこの数字を隠して投げます。ボードもよくできていて2枚のボードを留め金のような感じで固定します。これで凹凸が生じるのを抑えています。またボードの端は盛り上がっていて投げたチップがなかで跳ね返るようになっています。

スパイス以外にも特典(もう一回投げられる、スパイスカードを入手できる等)があるターゲットもあり、いろいろな戦略が取れます。

相手がスパイスを買いたいのか売りたいのか、うまく読んでプレイします。

準備

各自お金200ルピーと同じ色のチップを持ちます。
スパイスブレンドを山札から取り、表向きにします。つぎにスパイスカードを山札から取り対応するスパイスのあるボード端に置きます。

このスパイスブレンドの数、スパイスカードの数、投げるチップの数はプレイヤーの人数に応じて変わります。

スタート

1)チップを投げる

まずコショウ挽きを持ったプレイヤー(料理長)からスタートします。1枚ずつ順番に投げていきます。

2)アクションの実行

全員チップを投げ終えたら料理長は特典のターゲット(アクションスペース)に置かれたチップを裏返して数字を確認します。同じ的に複数ある場合は数字の高いプレイヤーが勝ちます。同点の場合は料理長から時計回りで近いプレイヤーが優先権があります。

各アクションを終えたら、つぎに料理長はスパイス皿を一つ選んでそこにあるチップを全て裏返します。

3)スパイスカードを売る

スパイスカードを入手しているプレイヤーはそのスパイスを売ることができます。自分のチップがそのスパイス皿になくてもかまいません。売る値段はそのスパイス皿にある全てのチップの数字の合計です。売ったプレイヤーはそのスパイス皿にある自分のチップを回収します。

4)スパイスを買う

次にスパイス皿にチップがあるプレイヤーはスパイスカードがボード端にある場合、買うことができます。買う値段は自分のチップの数字(2枚以上ある場合はその合計)です。他のプレイヤーのチップがある場合はチップの数字(あるいは合計)が大きい方が優先権があります。スパイスカードが複数ボード脇にある場合、最初に買ったプレイヤーはもっとも大きい数字のチップを取り除き、その後チップの数字(あるいは合計)の大きいプレイヤーがその値段でつぎのスパイスを買うことができます。

注)同じラウンドで同じスパイスを売った後でまた買うことはできません。

5)スパイスブレンドの入手

その後、料理長から時計回りにスパイスブレンドに描かれたスパイスを全て揃っていればそのスパイスを捨ててそのスパイスブレンドを入手できます。

その後、コショウ挽きを左隣のプレイヤーに移して新たなラウンド((1)に戻る:不足したスパイスブレンドを補充し、スパイスカードを新たにボード端に加える)が始まります。

上述のようにスパイスブレンドを3つ完成させたプレイヤーの勝ち。


とルールを説明しましたが、実際には思った通りにはいかないもの。

狙ったスパイス皿になかなか止まらなくて最初は全然スパイスが手に入りません。
相手を引っ掛けるためにチップを投げても的に止まらなくて自分でも何をやってんだかという感じ。
また相手のチップを狙ったら予想外の当たり方をしてかえって相手を助けてしまったりと悲喜こもごも。終止笑いが絶えません。
力加減も重要。弱いと全然届かないし、勢いよく投げるとボードから飛び出してしまいます。

今回はルールを確認しながらのゲームだったので45分掛かりましたが、慣れれば30分程度でしょう。

チップを投げるスキルが上がれば当然評価が変わってくるでしょう。
2つのチップに当ててさらに自分のチップを思い通りの場所に残す、なんてこともできるかもしれません。
ブラフの重要度も上がるでしょう。

フランスではペタンク(相手のボールを自分のボールではじいてもっともターゲットに近いプレイヤーが勝つ)というスポーツが人気で、このゲームはフランス人のツボにはまったようです。みんな気に入っていました。

所感

個人的には気に入りました。ずばぬけた面白さのゲームというわけではありませんが、カロムやカーリング、ブラフ、会話重視のゲームが好きならおすすめです。



MORD IM AROSA

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ホテルで起こった殺人を解明するゲーム。4人でプレイ。
各プレイヤーは事件の「手がかり=駒」をもとに真犯人を同定します。
もっとも手がかりを残さなかった人の勝ち。日本語のタイトルにするなら「アロザホテル殺人事件」といったところでしょうか。2人から6人までプレイできます。

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ホテルは塔型で8段になっています。各階の中央には四角い穴があいています。

まず被害者の駒(赤い駒)を2つ穴から落とし、ついで各プレイヤーの駒を2個ずつ落とします。
落ちた場所を音で予想するので、必ず駒を一つずつ落とします。

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犯行現場の特定。

プレイヤーはまず被害者の駒がどの階にあるか宣言します。そしてその階を持ち上げて被害者の駒があるか確認します。

A:正解した場合

 被害者の駒をホテルのシートの対応する階に置きます。その階が犯行現場になります。被害者以外のほかの駒があったらその色のプレイヤーはその駒の数と同じ数の自分の手持ちの駒をホテルシートの犯行現場に置きます。自分の色の駒の場合は「見て見ぬ振り」(何もしない)をします。
その階にある含む全ての駒を取り除いて回収し、ホテルをもとに戻してから回収した駒をまた一つずつ落とします。

B:外れた場合
 
 被害者以外の駒があった場合はすべて回収し、ホテルをもとに戻してから回収した駒をまた一つずつ落とします。外したプレイヤーは手持ちの駒を一個塔に落とします。


被害者の駒が2つとも見つかった後は、プレイヤーは以下の2つから選択します。

(1)任意のプレイヤーの色(複数可)の駒がある階を宣言する。

(2)自分の色の駒がある階を宣言する。

被害者の駒を見つけた時と同じように階を持ち上げて確認します。

(1)を選んだ場合。

(1-A) 正解した場合、指定された色のプレイヤーはその階にあった自分の駒と同じ数の手持ちの駒をホテルシートの対応する階に置きます。自分の駒と指定されなかった色の駒のプレイヤーは何もしません。その階にあった駒をすべて回収し、塔をもとに戻してからまた一つずつ落とします。

(1-B) 外した場合、その階にあった駒をすべて回収し、塔をもとに戻してからまた一つずつ落とします。外したプレイヤーは手持ちの駒を一個塔に落とします。

注)地上階("0"の数字の階 [日本の一階に相当])を選んだ場合、そこに自分の駒が少なくとも一個ある必要があります。自分の駒がなかった場合、(1-B)に同じ。

(2)を選んだ場合。

(2-A) 正解した場合、そのプレイヤーはその階にあった自分の駒と同じ数の駒(ただし対応する階)をホテルシートから取り手元に戻します。

(2-B) 外した場合、(1-B)に同じ。

誰かの手持ちの駒が全て無くなるか、同じプレイヤーの駒が10個ホテルシートの上に置かれたらゲーム終了。

ホテルシートを参照して、

犯行現場にある駒は各マイナス3点。
犯行現場の上下にある階にある駒は各マイナス2点。
その他の階にある駒は各マイナス1点。

トータルでもっともマイナス点が少ない人が勝ちです。(もっとも多い人が犯人!)

所感

いったん自分の駒がホテルに溜まってしまうと立て続けに同定されてしまう点、駒が手がかりで容疑者を同定するという根拠が希薄という点と、これが15分程度で終わるならいいのですが、30分以上掛かったのでちょっと個人的にはいまいちでしたが、時間をあまり気にしないのなら一回プレイする価値はあると思います。



バンコク クロン (Bangkok Klongs)

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ボード上に舟を配置しながら得点を競うゲーム。4人でプレイ。
クロンとはタイの言葉で「運河」を意味します。

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舟はすでに配置してある他の舟の上下、左右、斜めに接するように置きます。
舟には荷物や人が乗ったものもあり、人が乗っていない舟には自分の駒を置くことができます。駒の置けない舟(人が乗っている舟)にはパラソルのようなもの?(Luk Phat)があるものがあり、配置するだけで得点が入ります。一定回数Luk Phatのある舟が置かれたら得点計算に入ります。合計3回あります。

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得点計算

黒い駒をボード上にある杭の上において得点計算します。黒の駒を「田」の字の十字部にあると見立て、杭の周りの4カ所にある舟の得点を数えます。駒は2回まで置けます。自分の駒以外にほかのプレイヤーの駒がある場合、そのプレイヤーにも点が入ります。したがって他人にも点が入る所は敢えて黒の駒を置かず、自分だけがより多く得点できる場所を模索する必要があります。この時自分の駒と駒が置かれた舟は回収します。この舟は手元に置いて得点になります。この舟はまた使うことはできません。回収した舟に載った品物と同じ種類を多く集めるとより多く得点が入ります。

ときには他人に協力(便乗)しつつ、かつ自分だけに有利になるように舟や駒を配置する必要があります。

所感

自分はこういうパズルライクなゲームが好きなのですが、各プレイヤーが長考すると時間が掛かるのでその辺は人によって好みが分かれそうです。



アサラ ASARA

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カードを使ったワーカープレイスメントゲーム。4人でプレイ。

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緑と青を基調にしたボード、色分けされた塔やカードなど、コンポーネントは非常に奇麗です。

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カードを使って塔を建設します。塔は基部、塔身、塔頂部に分かれていて別々に購入することができます。
カードを置く場所は塔の基部、塔身、塔頂部、お金が入手できる、塔を建設できる等、いくつもあり各プレイヤーの思惑を推測しながら必要な場所にカードを置いていきます。

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塔は色に応じて値段が違います。衝立てで手持ちのお金と塔のパーツを隠します。

最初にカードを置いた場所には、その後同じ色のカードしか置けませんが、同じ色のカードがなく、それでも欲しい場合は2枚カードを置く必要があります。

各ラウンドで建設した塔に応じて点が入ります。最終ラウンドではもっとも高い塔を建てた人、もっとも多く塔を建てた人にボーナスが入ります。

4ラウンドプレイしてもっとも点の多いプレイヤーの勝ち。

所感

このゲームはやることがはっきりしていてプランを立てやすいのが特徴で初めてでもプレイしやすいです。
ただし自分が建てたい時に建てられる数字の階層を誰かに取られた時はショックです。
重いゲームを好む人には「豪華なコンポーネントの割にはあっさりしすぎている」と思うかもしれませんが、拡張も出ているのでまた違った展開になるかもしれません。



その他、気になったゲーム。

7 Wonders (セヴン ワンダーズ 邦題:七不思議)

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エッセンの2ヶ月前からボードゲームギークで注目されていたタイトル。この日もやはり引っ張りだこでプレイする機会は得られませんでした。

51st State (フィフティファースト ステイト)

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タイトルは直訳すると「51番目の州」。これもギークで注目されているタイトル。ただしアメリカ崩壊後という設定のゲームで世界観が日本人にあうかどうかは微妙ですが。。。

ティカル2Tikal II

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ティカルの続編。ティカルは時間がかかるゲームですが、このゲームも思ったより、やや時間が掛かるようです。

K2 (ケーツー)

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登山ゲーム。
K2はカラコルム山脈にある標高世界第2位の山。高さこそエベレストに譲りますが、登山の難易度ではエベレストを凌ぐと言われ、「非情の山」の異名を持ちます。
登山が趣味の自分にとって7 Wondersと並んで注目していたタイトルですが、今回は残念ながらプレイできず。

ラストコールLast Call

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6人のバーテンダーがそれぞれ持っているボトルを必要に応じて動かして、あるバーテンダーが自分の手持ちのカードに描かれたボトルの組み合わせと同じになったらドリンクを作ります。
ドリンクを作ったバーテンダーが余分なボトルを持っているとペナルティーでアイスキューブを受け取ります。
アイスキューブを受け取るのをいやがってなかなかドリンクを作らないとラストコールで大変なことに。。。。
短時間で終わる運とノリとタイミングの取り方が重要なゲームです。

今回は新作がかなりたくさんあったので次回はそれらを試してみたいと思います。
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忘れられた砦

古来より外敵の侵入から守るためにパリにはいくつもの城壁が築かれてきました。

City Walls in Paris 2010
現在のパリ市の外側を囲むように築かれたのがティエールの城壁。全長34キロメートル、94個もの砦をもつ長大な城壁でした。この城壁に囲まれる領域が現在のパリ市の範囲のもとにもなっています。

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このティエールの城壁はその後、1919年から1929年にかけてほとんどが取り壊されましたが、一部がまだ遺っています。
そのひとつが、パリ南東部、セーヌ河右岸にあります。一見するとただの壁です。しかしここはかつてのティエール城壁の第一番砦があった場所です。

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かつてはパリ市民を守るために作られたこの城壁もいまでは資材置き場になって落書きがされていました。
付近には家もなく、車の往来の激しい道路沿いにあるので散歩がてら行く場所ではなく、車で走ればまず、気づかずに通り過ぎてしまうでしょう。

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誰一人訪れることのないパリの片隅にパリ市民にも忘れ去られた歴史の1ページが遺っていました。


Boulevard Poniatowski rue Robert-Etlin近く
メトロ14番線クール・サンーテミリオン(Cour St-Emilion)駅から徒歩8分。

参考:
フィリップ オーギュストの城壁 その1

聖セルジュ教会

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クリメ通りを歩いているとロシア教会の看板があり、覗いてみました。

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門を抜けてそのまままっすぐ歩くと正面に写真のような絵が書かれた家が見えてきます。

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そこから左に小さな坂道があります。

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坂道を上っていくとそこにはフランス語とロシア語の書かれた掲示板。

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少し歩いて右側に教会が木々に囲まれるかのようにたたずんでいます。

1861年に建てられたこの教会は1914年までプロシアからの移民のための教会でした。
1924年にロシア正教会がこの建物を買い入れて、10月革命から逃れたロシアの移民の心の寄りどころとなりました。

階段を上がって教会内へ。外の階段は1925年に新たに設置されたそうです。

残念ながら内部は写真撮影不可。

カトリック教会とは異にした大きなパイプオルガンも派手なステンドグラスもないシンプルな、というより質素な構造。
木造の薄暗い教会の中には長椅子もなく、ひっそりとした雰囲気を醸し出しています。木の壁、木の床はどことなく落ち着きます。正面に見事に装飾された木製の立て壁があるのですが、歳月が経っているのかくすんでよくわかりません。しかし内部全体の装飾の美しさはしばし息をのみます。

パリのカトリック教会を多く見た後ではエキゾチックな印象を受けます。

ショーモン公園のすぐそばにあり、近くに寄ったならぜひ訪ねてみたい教会です。

Église Saint-Serge
93 rue de Crimée
メトロ5番線ロミエール(Laumière)駅から徒歩5分
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