ボードゲーム アリアラ
前回のパーティーで気になったゲーム、アリアラ(ARRIALA Canal de Garonne アリアラ キャナル ドゥ ギャロンヌ)をプレイ。
アリアラとはオック語で「運河」を意味する言葉。

フランス南部にあるガロンヌ運河を建設して得点を競うご当地ゲーム。

ガロンヌ運河はトゥールーズ(Toulouse)から大西洋側へ下る運河(地図上で緑の線)で同じくトゥールーズから地中海へ下るのがミディ運河(青の線)。
日本人にはなじみが薄いですが、「地球の歩き方」にはミディ運河が紹介されています。
作者のフロリアン・フェイはゲーム好きの数学教師で今回が彼の処女作。イラストはコミックなど手がけているポール・フィリッピ。彼もゲームにかかわるのはこれが初めて。Tarn-et-Garonneで開かれたゲームのコンテストで賞を獲った作品です。
ゲームの流れ
手持ちの駒5つを使って運河を完成させていきます。
プレイヤーは以下の8つのアクションから5アクションポイントまで消費してプレイできます。
駒(他人のも含む)を1マス移動する
カードをプレイする
駒を運河からぶどう畑に移動する
カードを1枚引く
手持ちの駒を運河に配置する
駒を河岸工事現場へ移動する
駒をぶどう畑から運河へ移動する
水門を設置する(1点獲得)
街以外運河の各スペースには一つの駒しか置けません。
街と街、あるいは街と水門の間のスペースが駒で埋まるとそこに配置された全ての駒(他のプレイヤーの駒も含む)の数に応じて得点が入ります。全ての運河が完成するとゲーム終了です。

アクションはボード上に描かれています。右は運河に配置された人数に応じて入る得点。

写真では運河が全て駒で埋まり、赤がもっとも多いので総人数分(4人)に応じた得点(6点)が赤に入ります。
しかし同点の場合は両者にも得点が入らず、第3位のプレイヤーが居る場合にはそのプレイヤーに点が入ります。

写真では紫に8点入ります。
この「漁父の利」のルールはゲームとしては面白いのですが、釈然としない人もいるかもしれません。が、このルールにより運河に駒を配置した当事者だけでなく4者4様の展開が起こります。

たとえば4人プレイ(赤、黄、緑、紫)の場合、写真では
赤は空いたスペースに黄色以外の駒を置ければ、運河が完成し、12点入ります。
黄色は赤の駒を運河の外に動かしてなんとか優勢にもっていきたいところ。
紫は空いたスペースにもう一つ黄色の駒を置ければ、赤、黄色が同順位となり、紫に12点入ります
緑は空いたスペースに水門を設置すると、赤、黄、紫のすべての目論見をおしゃかにできます。緑は1点獲得。
もっとも実際にはカードをうまく駆使すれば このような足の引っ張り合いが頻繁に起こるわけではありません。(プレイヤーによる?)

運河が完成したあとは青いバーが置かれます。ここはもう得点の対象にならなくなります。
ゲームの展開
このゲームは最初の運河が完成する前と完成した後で展開が変わります。
運河が完成する前はさきほどのような攻防が起こるわけですが、何せ駒が5つしかないので、いったん運河が完成するとそこにいる駒はまだ完成していない運河に移る必要があります。この移動にカードやぶどう畑が絡んできます。
駒を運河からぶどう畑へ移動する、あるいは他のプレイヤーによって移動させられる場合、メリットとデメリットが生じます。
ぶどう畑にいるメリットとデメリット

メリット
アクションポイントまたはカードを消費することで運河のどの場所にも駒を配置できる。
ゲームの最後でそのぶどう畑にもっとも多く自分の駒が置かれていれば得点が入る。
デメリット
運河に移動するには4アクションポイントも必要。あるいは駒を運河に移動できるカードがあれば1アクションポイントだが、そのカードを入手する必要がある。
ぶどう畑に配置した駒に得点が入るのはゲームの最後。
運河上の自分の駒をぶどう畑へ移動し、 同じターンでその駒をまた運河へ戻すのは禁じられています。したがってあらかじめ前の手番で駒をぶどう畑に配置しておくのも一つの手になります。
カード

ぶどう畑に移動させるカード、運河に移動させるカードなど。カード上部中央の星のようなマーク(*)は他のプレイヤーの駒も動かせます。(クリックすることで拡大されます)カードの使用は強力で1APしか消費しないので、カードを貯め込むのも一つの戦術にも思えるのですが、自分の手持ちの駒を配置しないことには点が入らない上、思いのほかゲームは早く終わるので、どのタイミングでカードを使ってたたみかけるかがポイントになります。
*このマークはオクシタニア旗にあるもので、ゲーム自体がタイトルといい、オック語の影響を色濃く残そうとしているのかもしれません。あくまで自分の推測ですが。。。

このカードを使うことで5点入ります。しかし自分が最下位のときにしか使えないので使うタイミングが重要です。
まとめ
「漁父の利」ルール、足を引っ張りあうゲームが嫌な人には向いていないかもしれません。それが気にならなければ時間はそれほどかからない(3人でプレイして30分程度)ので2、3回は気軽にプレイできます。考えることはそれなりにあるけれど、それほど時間はかからずコンパクトに仕上がっているのではないかと思います。
アリアラとはオック語で「運河」を意味する言葉。

フランス南部にあるガロンヌ運河を建設して得点を競うご当地ゲーム。

ガロンヌ運河はトゥールーズ(Toulouse)から大西洋側へ下る運河(地図上で緑の線)で同じくトゥールーズから地中海へ下るのがミディ運河(青の線)。
日本人にはなじみが薄いですが、「地球の歩き方」にはミディ運河が紹介されています。
作者のフロリアン・フェイはゲーム好きの数学教師で今回が彼の処女作。イラストはコミックなど手がけているポール・フィリッピ。彼もゲームにかかわるのはこれが初めて。Tarn-et-Garonneで開かれたゲームのコンテストで賞を獲った作品です。
ゲームの流れ
手持ちの駒5つを使って運河を完成させていきます。
プレイヤーは以下の8つのアクションから5アクションポイントまで消費してプレイできます。
駒(他人のも含む)を1マス移動する
カードをプレイする
駒を運河からぶどう畑に移動する
カードを1枚引く
手持ちの駒を運河に配置する
駒を河岸工事現場へ移動する
駒をぶどう畑から運河へ移動する
水門を設置する(1点獲得)
街以外運河の各スペースには一つの駒しか置けません。
街と街、あるいは街と水門の間のスペースが駒で埋まるとそこに配置された全ての駒(他のプレイヤーの駒も含む)の数に応じて得点が入ります。全ての運河が完成するとゲーム終了です。

アクションはボード上に描かれています。右は運河に配置された人数に応じて入る得点。

写真では運河が全て駒で埋まり、赤がもっとも多いので総人数分(4人)に応じた得点(6点)が赤に入ります。
しかし同点の場合は両者にも得点が入らず、第3位のプレイヤーが居る場合にはそのプレイヤーに点が入ります。

写真では紫に8点入ります。
この「漁父の利」のルールはゲームとしては面白いのですが、釈然としない人もいるかもしれません。が、このルールにより運河に駒を配置した当事者だけでなく4者4様の展開が起こります。

たとえば4人プレイ(赤、黄、緑、紫)の場合、写真では
赤は空いたスペースに黄色以外の駒を置ければ、運河が完成し、12点入ります。
黄色は赤の駒を運河の外に動かしてなんとか優勢にもっていきたいところ。
紫は空いたスペースにもう一つ黄色の駒を置ければ、赤、黄色が同順位となり、紫に12点入ります
緑は空いたスペースに水門を設置すると、赤、黄、紫のすべての目論見をおしゃかにできます。緑は1点獲得。
もっとも実際にはカードをうまく駆使すれば このような足の引っ張り合いが頻繁に起こるわけではありません。(プレイヤーによる?)

運河が完成したあとは青いバーが置かれます。ここはもう得点の対象にならなくなります。
ゲームの展開
このゲームは最初の運河が完成する前と完成した後で展開が変わります。
運河が完成する前はさきほどのような攻防が起こるわけですが、何せ駒が5つしかないので、いったん運河が完成するとそこにいる駒はまだ完成していない運河に移る必要があります。この移動にカードやぶどう畑が絡んできます。
駒を運河からぶどう畑へ移動する、あるいは他のプレイヤーによって移動させられる場合、メリットとデメリットが生じます。
ぶどう畑にいるメリットとデメリット

メリット
アクションポイントまたはカードを消費することで運河のどの場所にも駒を配置できる。
ゲームの最後でそのぶどう畑にもっとも多く自分の駒が置かれていれば得点が入る。
デメリット
運河に移動するには4アクションポイントも必要。あるいは駒を運河に移動できるカードがあれば1アクションポイントだが、そのカードを入手する必要がある。
ぶどう畑に配置した駒に得点が入るのはゲームの最後。
運河上の自分の駒をぶどう畑へ移動し、 同じターンでその駒をまた運河へ戻すのは禁じられています。したがってあらかじめ前の手番で駒をぶどう畑に配置しておくのも一つの手になります。
カード

ぶどう畑に移動させるカード、運河に移動させるカードなど。カード上部中央の星のようなマーク(*)は他のプレイヤーの駒も動かせます。(クリックすることで拡大されます)カードの使用は強力で1APしか消費しないので、カードを貯め込むのも一つの戦術にも思えるのですが、自分の手持ちの駒を配置しないことには点が入らない上、思いのほかゲームは早く終わるので、どのタイミングでカードを使ってたたみかけるかがポイントになります。
*このマークはオクシタニア旗にあるもので、ゲーム自体がタイトルといい、オック語の影響を色濃く残そうとしているのかもしれません。あくまで自分の推測ですが。。。

このカードを使うことで5点入ります。しかし自分が最下位のときにしか使えないので使うタイミングが重要です。
まとめ
「漁父の利」ルール、足を引っ張りあうゲームが嫌な人には向いていないかもしれません。それが気にならなければ時間はそれほどかからない(3人でプレイして30分程度)ので2、3回は気軽にプレイできます。考えることはそれなりにあるけれど、それほど時間はかからずコンパクトに仕上がっているのではないかと思います。
禁断の島 Dice Towerのレビューより
禁断の島 (英題:Forbidden Island 仏題:L'Île interdite)
前回、参加したボードゲームパーティーでプレイされた「禁断の島」。パンデミックの作者の作品とあって興味があります。
英語版はゲームライト社(Gamewright)からすでに市場に出回っているのに対し、仏語版はカクテルゲームズ社(Cocktail Game)から8月に出るというので首を長くして待っていましたが、未だに市場に出回る気配はなし。9月になるとの噂も。
実際、どういうゲームかというとダイス・タワー(Dice Tower)のトム・ヴァセル(Tom Vasel)のレビューにおおむね説明してあるので、 彼の了解を得て、Subberbianというソフトを使って字幕をつけてみました。
動画に字幕をつけるやり方はいろいろあるようなのですが、Subberbianは私のような初心者にも使えて便利です。ただタイミングが取りづらいのが難点です。そんなわけで字幕のタイミングが多少ずれている上、自分は翻訳者ではないので「1秒4文字」とかは全く考慮していないのでその点はご容赦を。
また画質がもとの動画より落ちているのでオリジナルを見たい方は下のリンクを参考に。
補足
トムはスペシャルカードと言っていますが正しくはスペシャルアクションカード(Special Action Card)。このカードは自分の手番でなくてもいつでも使用でき、かつアクションを消費しません。
ヘリによる移動(Helicopter Lift)
駒(同じタイル上にある他人の駒を含む)を好きな場所に移動できる。
砂袋(Sand bag)
任意の浸水したタイルを裏返してもとに戻すことができる。
その他、留意点としてタイルが取り除かれた場合、対応する洪水カードもゲームから取り除きます。
レビューを見た限り、パンデミックと同じ仕組みでゲームが子供向けにシフトしているようです。パンデミックが、拡散するウイルスの除去とその治療法の開発というちょっと子供にはわかりにくいテーマなのに対し、こちらは沈んでいく島から宝を集めて脱出するという子供にはわかりやすいシチュエーションになっているということでしょうか。
ただし、トムが言っているように「だからといって簡単なゲームではない」のでしょう。
待ち遠しいですが、フランスでは「来年の予定」が5年後、10年後になるのはざらなことなので気長に待つことにします。
Dice TowerのForbidden Islandのレビュー
前回、参加したボードゲームパーティーでプレイされた「禁断の島」。パンデミックの作者の作品とあって興味があります。
英語版はゲームライト社(Gamewright)からすでに市場に出回っているのに対し、仏語版はカクテルゲームズ社(Cocktail Game)から8月に出るというので首を長くして待っていましたが、未だに市場に出回る気配はなし。9月になるとの噂も。
実際、どういうゲームかというとダイス・タワー(Dice Tower)のトム・ヴァセル(Tom Vasel)のレビューにおおむね説明してあるので、 彼の了解を得て、Subberbianというソフトを使って字幕をつけてみました。
動画に字幕をつけるやり方はいろいろあるようなのですが、Subberbianは私のような初心者にも使えて便利です。ただタイミングが取りづらいのが難点です。そんなわけで字幕のタイミングが多少ずれている上、自分は翻訳者ではないので「1秒4文字」とかは全く考慮していないのでその点はご容赦を。
また画質がもとの動画より落ちているのでオリジナルを見たい方は下のリンクを参考に。
補足
トムはスペシャルカードと言っていますが正しくはスペシャルアクションカード(Special Action Card)。このカードは自分の手番でなくてもいつでも使用でき、かつアクションを消費しません。
ヘリによる移動(Helicopter Lift)
駒(同じタイル上にある他人の駒を含む)を好きな場所に移動できる。
砂袋(Sand bag)
任意の浸水したタイルを裏返してもとに戻すことができる。
その他、留意点としてタイルが取り除かれた場合、対応する洪水カードもゲームから取り除きます。
レビューを見た限り、パンデミックと同じ仕組みでゲームが子供向けにシフトしているようです。パンデミックが、拡散するウイルスの除去とその治療法の開発というちょっと子供にはわかりにくいテーマなのに対し、こちらは沈んでいく島から宝を集めて脱出するという子供にはわかりやすいシチュエーションになっているということでしょうか。
ただし、トムが言っているように「だからといって簡単なゲームではない」のでしょう。
待ち遠しいですが、フランスでは「来年の予定」が5年後、10年後になるのはざらなことなので気長に待つことにします。
Dice TowerのForbidden Islandのレビュー
ジェットコースター
遊園地に行ってきた同僚が、やたら「モンターニュ(山)、モンターニュ(山)」というのでなんのことかと思ったらジェットコースターのことだった。
フランス語ではジェットコースターは
montagnes russes モンターニュ リュス
直訳すると「ロシアの山」
ジェットコースターの始まりがサンクトペテロブルグ周辺だったことに由来するそうです。
英語ではローラー・コースター(roller coaster)といいます。
追記:宙返りするようなタイプはgrand huitというそうです。直訳すると「大きな8」。レールの軌道が8の字を描くようになっているため。
フランス語ではジェットコースターは
montagnes russes モンターニュ リュス
直訳すると「ロシアの山」
ジェットコースターの始まりがサンクトペテロブルグ周辺だったことに由来するそうです。
英語ではローラー・コースター(roller coaster)といいます。
追記:宙返りするようなタイプはgrand huitというそうです。直訳すると「大きな8」。レールの軌道が8の字を描くようになっているため。
ボードゲームパーティー
またボードゲームパーティーに参加してきました。

今回は学校の校庭を借りてのパーティー。

持ち込まれたゲームもかなりの量。


子供向けにもゲームが用意されていました。

二本のバーをうまく動かしてボールをターゲットへ落とします。結構難しいです。
今回は友人の希望で新作以外をプレイ。
マラケシュ(Marrakech)

4人でプレイ。ダイスを振って駒を動かし、その後駒の隣に自分の絨毯を敷きます。駒を動かした時に絨毯を踏んだらその絨毯の持ち主に面積に応じたお金を支払います。人の絨毯の上に半分重なるように自分の絨毯を敷けるので展開が変わります。ゲーム後半は動きにくくなり厳しくなります。
シンプルなルールの中でいろいろ考えさせるところがあってなかなかいいです。
クラウド9(Cloud 9)

気球に乗ってパイロットと運命をともにするか決めます。5人でプレイ。
各自色のついた気球のカードを手札に持ちます。 色のついた気球のダイスを振り、その色に対応するカードをパイロットが持っているかどうか考えて、気球から降りるか、残るか決定します。無難に下りれば、その時点での点が入り、気球に残ってパイロットがカードを持っていれば気球は上昇して手に入る得点が高くなっていきます。パイロットがカードを持っていなければ気球は落下し、得点は0です。
上に行けば行くほど得点も高くなりますが、振るダイスの数が増えてきて難しくなっていきます。
パイロットは下りることができないので次に自分がパイロットになる場合はそのことも考慮にいれる必要があります。
バースト系のようなゲームですが、各プレイヤーの手持ちのカードを予想して勝負してみるのも面白いです。

昼食後、イダンティクの大会。このゲームは工夫次第で大人数で楽しめるのがウリです。
タランチュラタンゴ(Tarantel TANGO)

5人でプレイ。ゴキブリ系?ゲーム。手持ちのカードを中央のクモの巣に置く前に、前のプレイヤーが置いたカードの動物の鳴き声をします。ただしそのカードにあるクモの数によって鳴き声を変えます。間違えたら既に出ているカードを全部引き取ります。クモのカードが出たら全員テーブルを叩きますが、一番遅い人がカードを引き取ります。手持ちのカードを全部なくした人が勝ち。前にプレイしたゴキブリサラダよりは簡単かなと。慣れたらレベルに応じてバリアントがいくつか用意されています。
余談になりますが動物の鳴き声は言語によって違うのは興味深いです。
たとえば鶏の「コケコッコー」は英語で「コックドゥールドゥー」フランスでは「ココリコ」
こういう話になると誰も「そんな風には聞こえない!」とお互い譲らないのが文化の違いですかね。
シャドウハンターズ(仏語版)(Shadow Hunters)

日本発のゲーム。4人でプレイ。ハンター、シャドウ、ニュートラルのグループに分かれて戦いが始まります。ゲーム開始時には誰がどの種類に属しているのかはわかりません。

各キャラクターのカードには勝利条件と特殊能力が書かれています。特殊能力は自分のキャラクターを明かすことによって使えることができます。どのタイミングで自分の正体をさらすかがひとつのポイントになっています。
ダイスを振ることでカードを入手したり、同じ場所にいるプレイヤーに攻撃を仕掛けたりできます。ゲームが進んで誰がどの陣営にいるか予想するのが面白いです。
最初に殺されてしまうとゲームから外れてしまうのですが、4人の場合はそれほど時間がかからないのであまり気になりませんでした。
おそらく人数が多い方が時間はかかるけれどもっと面白くなるのではないのでしょうか。
スモールワールド拡張版 (Small world: Cursed! & Grands Dames of Small World)

スモールワールドは何度かプレイしていますが、拡張版をプレイするのは初めてです。4人でプレイ。

新たな種族と特殊能力の効果をいろいろとみんな試行錯誤していました。
注目しなかった種族や特殊能力が意外と強かったりして点差が開いてしまう展開でしたが、中盤に「森のジプシー」(ジプシー+森)を選択。ジプシーは前のターンまでに占領した土地を捨てて離れると、土地一つにつき1点入ります。占領した土地を離れて移動しては別の森の確保を繰り返して最後は逆転勝ち。集中的に狙われなかったのが幸い。
拡張版の種族がそれぞれいろんな得点能力をもっているので、今回はみんなどう行動していいか掴めなかったようです。ゲーム時間は1時間半ほど。また試してみたいところです。
その他、気になったゲーム
アラカルト(A la carte)

プレイされているのはリメイク版。今回は遠目からプレイを眺めるのみ。

鍋なんか凝ってます。
禁断の島 (英題:Forbidden Island フォビッドゥン・アイランド 仏題:L'île interdite リ・ランテルディト)

パンデミック(Pandemic)の作者マット・リーコックがデザインしたゲーム。
沈み行く島を舞台に宝を集めて脱出を計ります。ゲームシステムはパンデミックを踏襲しているようです。
フォト・パーティー(PHOTO PARTY)

デジタルカメラを使ったパーティー用ゲーム。セルフタイマーを使って、全員決められた「お題」をフレーム内で演じます。シャッターのタイミングがわからないのがミソで思わぬハプニングが起こります。フランス人はゲラゲラ笑っていましたが、ノリも必要なようなのでどうなのでしょうか?
推奨人数は6人から15人
アリアラ(ARRIALA, Canal de Garonne)

アリアラとはオック語で「運河」を意味する言葉。
フランスにあるガロンヌ運河を建設するご当地ゲーム。絵柄は印象的。
シィラノ(Cyrano)

シィラノ(日本ではシラノ)は実在の人物で戯曲シラノ・ド・ベルジュラックの主人公。ゲームではカードに指示された韻を踏みながら詩を作ります。カードは仏語の他に独語、英語、蘭語があるようです。もっとも自分は詩の才能がないのでどうにもなりません。。左にあるタダーム(TADAAAM!)はお絵描き系ゲーム。
オフランド(OFFRANDES)

ギリシャの神々に生け贄を捧げて得点を競うゲーム。デザインが奇麗です。
今回は新作をプレイしませんでしたが、機会があればいくつか試してみたいと思います。

今回は学校の校庭を借りてのパーティー。

持ち込まれたゲームもかなりの量。


子供向けにもゲームが用意されていました。

二本のバーをうまく動かしてボールをターゲットへ落とします。結構難しいです。
今回は友人の希望で新作以外をプレイ。
マラケシュ(Marrakech)

4人でプレイ。ダイスを振って駒を動かし、その後駒の隣に自分の絨毯を敷きます。駒を動かした時に絨毯を踏んだらその絨毯の持ち主に面積に応じたお金を支払います。人の絨毯の上に半分重なるように自分の絨毯を敷けるので展開が変わります。ゲーム後半は動きにくくなり厳しくなります。
シンプルなルールの中でいろいろ考えさせるところがあってなかなかいいです。
クラウド9(Cloud 9)

気球に乗ってパイロットと運命をともにするか決めます。5人でプレイ。
各自色のついた気球のカードを手札に持ちます。 色のついた気球のダイスを振り、その色に対応するカードをパイロットが持っているかどうか考えて、気球から降りるか、残るか決定します。無難に下りれば、その時点での点が入り、気球に残ってパイロットがカードを持っていれば気球は上昇して手に入る得点が高くなっていきます。パイロットがカードを持っていなければ気球は落下し、得点は0です。
上に行けば行くほど得点も高くなりますが、振るダイスの数が増えてきて難しくなっていきます。
パイロットは下りることができないので次に自分がパイロットになる場合はそのことも考慮にいれる必要があります。
バースト系のようなゲームですが、各プレイヤーの手持ちのカードを予想して勝負してみるのも面白いです。

昼食後、イダンティクの大会。このゲームは工夫次第で大人数で楽しめるのがウリです。
タランチュラタンゴ(Tarantel TANGO)

5人でプレイ。ゴキブリ系?ゲーム。手持ちのカードを中央のクモの巣に置く前に、前のプレイヤーが置いたカードの動物の鳴き声をします。ただしそのカードにあるクモの数によって鳴き声を変えます。間違えたら既に出ているカードを全部引き取ります。クモのカードが出たら全員テーブルを叩きますが、一番遅い人がカードを引き取ります。手持ちのカードを全部なくした人が勝ち。前にプレイしたゴキブリサラダよりは簡単かなと。慣れたらレベルに応じてバリアントがいくつか用意されています。
余談になりますが動物の鳴き声は言語によって違うのは興味深いです。
たとえば鶏の「コケコッコー」は英語で「コックドゥールドゥー」フランスでは「ココリコ」
こういう話になると誰も「そんな風には聞こえない!」とお互い譲らないのが文化の違いですかね。
シャドウハンターズ(仏語版)(Shadow Hunters)

日本発のゲーム。4人でプレイ。ハンター、シャドウ、ニュートラルのグループに分かれて戦いが始まります。ゲーム開始時には誰がどの種類に属しているのかはわかりません。

各キャラクターのカードには勝利条件と特殊能力が書かれています。特殊能力は自分のキャラクターを明かすことによって使えることができます。どのタイミングで自分の正体をさらすかがひとつのポイントになっています。
ダイスを振ることでカードを入手したり、同じ場所にいるプレイヤーに攻撃を仕掛けたりできます。ゲームが進んで誰がどの陣営にいるか予想するのが面白いです。
最初に殺されてしまうとゲームから外れてしまうのですが、4人の場合はそれほど時間がかからないのであまり気になりませんでした。
おそらく人数が多い方が時間はかかるけれどもっと面白くなるのではないのでしょうか。
スモールワールド拡張版 (Small world: Cursed! & Grands Dames of Small World)

スモールワールドは何度かプレイしていますが、拡張版をプレイするのは初めてです。4人でプレイ。

新たな種族と特殊能力の効果をいろいろとみんな試行錯誤していました。
注目しなかった種族や特殊能力が意外と強かったりして点差が開いてしまう展開でしたが、中盤に「森のジプシー」(ジプシー+森)を選択。ジプシーは前のターンまでに占領した土地を捨てて離れると、土地一つにつき1点入ります。占領した土地を離れて移動しては別の森の確保を繰り返して最後は逆転勝ち。集中的に狙われなかったのが幸い。
拡張版の種族がそれぞれいろんな得点能力をもっているので、今回はみんなどう行動していいか掴めなかったようです。ゲーム時間は1時間半ほど。また試してみたいところです。
その他、気になったゲーム
アラカルト(A la carte)

プレイされているのはリメイク版。今回は遠目からプレイを眺めるのみ。

鍋なんか凝ってます。
禁断の島 (英題:Forbidden Island フォビッドゥン・アイランド 仏題:L'île interdite リ・ランテルディト)

パンデミック(Pandemic)の作者マット・リーコックがデザインしたゲーム。
沈み行く島を舞台に宝を集めて脱出を計ります。ゲームシステムはパンデミックを踏襲しているようです。
フォト・パーティー(PHOTO PARTY)

デジタルカメラを使ったパーティー用ゲーム。セルフタイマーを使って、全員決められた「お題」をフレーム内で演じます。シャッターのタイミングがわからないのがミソで思わぬハプニングが起こります。フランス人はゲラゲラ笑っていましたが、ノリも必要なようなのでどうなのでしょうか?
推奨人数は6人から15人
アリアラ(ARRIALA, Canal de Garonne)

アリアラとはオック語で「運河」を意味する言葉。
フランスにあるガロンヌ運河を建設するご当地ゲーム。絵柄は印象的。
シィラノ(Cyrano)

シィラノ(日本ではシラノ)は実在の人物で戯曲シラノ・ド・ベルジュラックの主人公。ゲームではカードに指示された韻を踏みながら詩を作ります。カードは仏語の他に独語、英語、蘭語があるようです。もっとも自分は詩の才能がないのでどうにもなりません。。左にあるタダーム(TADAAAM!)はお絵描き系ゲーム。
オフランド(OFFRANDES)

ギリシャの神々に生け贄を捧げて得点を競うゲーム。デザインが奇麗です。
今回は新作をプレイしませんでしたが、機会があればいくつか試してみたいと思います。
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