ボードゲームパーティー
またパリで催されたボードゲームパーティーに参加してきました。


最初にプレイしたのがアステロイド(ASTEROYDS)。アステロイドの綴りはasteroidですが、このゲームでは綴りがASTEROYDSとなっています。同じ名前のゲームがたくさんあるので敢えて変えたのでしょうか?
このゲームにはレーシング、ターゲット、ドローンの3つのゲームモードがあります。

今回は6人でターゲットゲームをプレイしました。2チームに分かれてターゲットをいち早く破壊したチームが勝ち。ボードの両端から1チーム3駒が反対側にあるターゲットを目指します。

ボード内には動かない隕石と動く隕石があります。
動く隕石は色付けされて(赤、赤白、白、青、青白)6方向に動き、対応する色のダイスによって進行方向が決まります。
赤は2マス、白は1マス、青は進行方向に他の隕石があった場合でも押しのけて一緒に進みます。動かす順番は赤、白、青です。

自分の駒の動きを決めるシート。チップを置いて決定します。
写真では左から左進、ビーム発射、Uターン、直進、右進、ビーム発射。赤い行ではダメージを半減するアイコン(シールド)を選んでいます。下の黄色い列はダメージのゲージ。隕石にクラッシュするとダメージ2をくらい、(シールドを選んだ場合はダメージ1)右端にいくと駒が破壊されます。
一人がダイスを振ったら、全員、隕石がどこに移動するか素早く考え、自分の駒をどう動かすかを制限時間内に決めます。
制限時間が切れたら各自アクションを中止して隕石を決められたルールに従い動かします。そのあとで自分たちの駒をシートに置いたチップをもとに進めます。
隕石にぶつからないように進路を選ばなければいけないのですが、慣れないと自分でもなんでこんな動きを選んだのだろうというほど駒がコミカルな動きをして、勝手に隕石に突っ込んでクラッシュすることがよく起こります。
ゲームになれた頃には相手チームにターゲットを全部取られて負け。相手チームに経験者がいたのが大きい。
説明20分、プレイ時間は40分ほどでしたが慣れてくれば30分でしょう。6人までできるのはいいです。
このゲームの肝は制限時間の設定にあるのではないかと思われます。[ルールでは初心者1分、上級者30秒:(今回は40秒でプレイしました)]
制限時間が長すぎると慣れたプレイヤーに淡々と得点されていく展開になります。逆に短すぎるとほとんど何もできずにクラッシュし続けるか、得点するのに時間がかかりすぎるでしょう。(個人的には30秒では短すぎるし、慣れると1分は長いかもしれません。)
プレイするグループに合った制限時間を設定できればツボにはまると思います。
上述したように他に2つのゲームモードがあり、また違ったゲーム展開が期待できそうです。
その後にプレイしたのはイダンティク(Identik)。7人でプレイ。

制限時間内にカードに描かれたイラストを素早く他のプレイヤーに口頭で説明します。他のプレイヤーはそれをもとに絵を描きます。
制限時間になったら各自絵を描くのをやめ、自分の描いた絵を他のプレイヤーに渡します。カードを説明したプレイヤーがカードに付随している、描いた絵の得点条件10個(絵の説明時には隠されていて見えない)を読み上げていきます。
条件があっていたら得点。誰も得点できないときは説明した人も無得点。一人でも得点したら説明したプレイヤーにも点が入ります。この手のゲームは得点を競うあうより、あとで自分の描いた絵を笑いながら楽しむのが一番だと思いました。
ディクシット(Dixit)

6枚ある手札から1枚カードを選び、そのカードから連想されるお題を選び、宣言します。他のプレイヤーは自分の手札からお題に近いカードを選び、お題を出したプレイヤーに裏向きで渡します。
全員がお題を出したプレイヤーにカードを渡したらカードをよく混ぜてから公開します。他のプレイヤーはお題を出したプレイヤーが選んだカードをその中から選びます。見事に当てたら得点、また自分の出したカードを誰かが選んでも得点します。お題を出したプレイヤーのカードを、全員選ばないか、全員選んだ場合は、お題を出したプレイヤーには点が入りません。お題は簡単すぎず、難しすぎずというのがゲームの特色でしょうか。
抽象的な絵は女性好みかもしれません。得点を競うより、自分のお題でみんながどんな絵を選んでくるのか観察するのを楽しむ遊びのような気がします。静かな夜に静かな音楽でもかけながらプレイすると雰囲気が盛り上がっていいのではないでしょうか。
ミステリーエクスプレス(Mystery Express)

パリからイスタンブールに向かうオリエント急行の中で起こった殺人事件の謎を解くゲーム。プレイヤーは手がかりを集め、犯人、手口、動機、犯行場所、犯行時刻を同定していきます。
手口(犯行手口)、動機、容疑者(犯人)、車両(犯行場所)は同じカードが2枚ずつあり、それぞれ1枚ずつ任意に抜き取りボートの下に隠します。
時計(犯行時刻)を示すカードは同じ時間のカードが3枚ずつ8種類(計24枚)あり、その中から1枚だけ抜き取ります。従って23枚の時計カードが山札になります。この時計カードの示す時刻は、長針と短針だけで時計盤には数字が書いてないので注意が必要です(後述)
クルードと同様、足りないカードは何かをさまざまなアクションを駆使して推測します。今回は3人でプレイ。

手口、動機、容疑者、車両、犯行時刻を同定するために記入するシート。
列車がイスタンブールに着くまでに手口、動機、容疑者、車両、犯行時刻を正確に一番多く当てた人が勝ちます。

左から動機、容疑者、車両、手口のカード。各自色分けされています。時計カードは列車が特定の駅に着くときに公開されます。
ダイスのないクルードみたいな感じです。そこにいろんなアクションを取り入れて戦略性を持たせています。
このゲームではプレイヤーのアクションの制限回数が時間の概念で表されています。各アクションをするには一定の時間を消費します。プレイヤーは各アクションが消費する時間を考慮し、自分に与えられた時間を最大限に活用してプレイすることになります。

たとえば列車がパリからストラスブルグに移動するには4時間かかり、この4時間で1時間消費するアクション、2時間消費するアクションなどからいくつか選び、手がかりを増やしていきます。(写真をクリックすると拡大されます)

各アクションはカードを交換したり、カードを強制的に奪ったり、特定の色のカードだけを見ることができるなど複数あります。効果的なアクションほど消費する時間も大きいようです。
カードはプレイヤー間を行ったり来たりするので混乱しそうですが、このゲームでは各アクションで使用されたカードは捨て札として手元に置かれます。

捨て札を示すトークン。相手を混乱させるために捨て札を手持ちのカードと混ぜることはできません。しかし一度捨てられたカードは列車が次の駅に向かうまで他のプレイヤーから取られたり、見られることがありません。(逆に言えば自分の捨て札はトークンによって守られているともいえます。)したがって手がかりを効率よく見つけるためには、どのカードがどのプレイヤーの捨て札にあるかなど、各カードの行方をしっかりと追っていく必要があります。
またアクションの中には相手のこのトークンを取り払う効果をもつものもあります。
全てのカードがゲームの最初の時点でプレイヤーに配られるのではなく、途中で特定の駅で「乗客」としてゲームに入ってくるので列車が動くたびに手がかりがすこしずつ増えるように工夫されています。

イスタンブールの一つ手前、ブタペストでは電報を打ちます。この時点でわかった手がかりを各自電報に書き込んでボードの下に隠します。イスタンブールに着くと大体、ほとんどの手がかりの予想がつくので全員正解ということもありえます。電報は早く手がかりを同定した人を有利にするためのルールでしょう。
一番気になったのは犯行時刻を特定する時計カード。23枚あるカードを一枚ずつ素早く公開するのですが、カードを見ている間に時刻を記入することは禁じられています。したがって全部見終わってから犯行時刻の記入をすることになります。このルールは記憶力を露骨に試されているようでちょっときついです。
2枚あるうち1枚しかないカードを探すならまだしも、3枚あるカードのうち2枚しかないカードを探すので、自分にはちょっと難易度が高めです。
公開は3回あり、公開の仕方も毎回違いますが、いずれも記憶力を試されるのに違いはありません。このルールは人によって評価が分かれるかもしれません。実際今回、3人ともほかの手がかりをほとんど当てたにもかかわらず、犯行時刻だけは同定することができませんでした。
犯行時刻の公開1回目と2回目は2、3の特定の時刻だけに焦点を絞り、3回目の公開で勝負を賭けるのが一つの策でしょうか。
今回は3人で1時間半。4、5人だと手口、動機、容疑者、車両のカードがそれぞれ増えるので2時間はかかるでしょう。
初めてプレイする方に:
時計のカードは1角だけ丸くなっています。山札にしたときにこの丸い角を必ずそろえて置きましょう。時計盤には数字がないので、上下逆さまになった時計カードを出されると悲惨なことになります。
オリエント急行を舞台にしたゲームとあって推理物を期待したのですが、クルードの応用といった感じを払拭できませんでした。
前回プレイしたオリエントエクスプレスでは、犯行の推理に時間と空間が重要な役割を果たし、また各キャラクターの言動もよく考えてストーリーが展開されます。このゲームでは結局カードの有無が重要なので推理をしているという感覚はありません。それでも複雑な推理ゲームよりクルードのようなゲームを好むならおすすめです。
また上のオリエントエクスプレスと違い、このゲームは各プレイヤーの特殊能力以外、ほとんど言語依存しません。
今回のパーティーでは最初と最後はあまり言語依存しないゲーム、ほかの二つが言語依存するゲームでしたが、いろいろ勉強になりました。


最初にプレイしたのがアステロイド(ASTEROYDS)。アステロイドの綴りはasteroidですが、このゲームでは綴りがASTEROYDSとなっています。同じ名前のゲームがたくさんあるので敢えて変えたのでしょうか?
このゲームにはレーシング、ターゲット、ドローンの3つのゲームモードがあります。

今回は6人でターゲットゲームをプレイしました。2チームに分かれてターゲットをいち早く破壊したチームが勝ち。ボードの両端から1チーム3駒が反対側にあるターゲットを目指します。

ボード内には動かない隕石と動く隕石があります。
動く隕石は色付けされて(赤、赤白、白、青、青白)6方向に動き、対応する色のダイスによって進行方向が決まります。
赤は2マス、白は1マス、青は進行方向に他の隕石があった場合でも押しのけて一緒に進みます。動かす順番は赤、白、青です。

自分の駒の動きを決めるシート。チップを置いて決定します。
写真では左から左進、ビーム発射、Uターン、直進、右進、ビーム発射。赤い行ではダメージを半減するアイコン(シールド)を選んでいます。下の黄色い列はダメージのゲージ。隕石にクラッシュするとダメージ2をくらい、(シールドを選んだ場合はダメージ1)右端にいくと駒が破壊されます。
一人がダイスを振ったら、全員、隕石がどこに移動するか素早く考え、自分の駒をどう動かすかを制限時間内に決めます。
制限時間が切れたら各自アクションを中止して隕石を決められたルールに従い動かします。そのあとで自分たちの駒をシートに置いたチップをもとに進めます。
隕石にぶつからないように進路を選ばなければいけないのですが、慣れないと自分でもなんでこんな動きを選んだのだろうというほど駒がコミカルな動きをして、勝手に隕石に突っ込んでクラッシュすることがよく起こります。
ゲームになれた頃には相手チームにターゲットを全部取られて負け。相手チームに経験者がいたのが大きい。
説明20分、プレイ時間は40分ほどでしたが慣れてくれば30分でしょう。6人までできるのはいいです。
このゲームの肝は制限時間の設定にあるのではないかと思われます。[ルールでは初心者1分、上級者30秒:(今回は40秒でプレイしました)]
制限時間が長すぎると慣れたプレイヤーに淡々と得点されていく展開になります。逆に短すぎるとほとんど何もできずにクラッシュし続けるか、得点するのに時間がかかりすぎるでしょう。(個人的には30秒では短すぎるし、慣れると1分は長いかもしれません。)
プレイするグループに合った制限時間を設定できればツボにはまると思います。
上述したように他に2つのゲームモードがあり、また違ったゲーム展開が期待できそうです。
その後にプレイしたのはイダンティク(Identik)。7人でプレイ。

制限時間内にカードに描かれたイラストを素早く他のプレイヤーに口頭で説明します。他のプレイヤーはそれをもとに絵を描きます。
制限時間になったら各自絵を描くのをやめ、自分の描いた絵を他のプレイヤーに渡します。カードを説明したプレイヤーがカードに付随している、描いた絵の得点条件10個(絵の説明時には隠されていて見えない)を読み上げていきます。
条件があっていたら得点。誰も得点できないときは説明した人も無得点。一人でも得点したら説明したプレイヤーにも点が入ります。この手のゲームは得点を競うあうより、あとで自分の描いた絵を笑いながら楽しむのが一番だと思いました。
ディクシット(Dixit)

6枚ある手札から1枚カードを選び、そのカードから連想されるお題を選び、宣言します。他のプレイヤーは自分の手札からお題に近いカードを選び、お題を出したプレイヤーに裏向きで渡します。
全員がお題を出したプレイヤーにカードを渡したらカードをよく混ぜてから公開します。他のプレイヤーはお題を出したプレイヤーが選んだカードをその中から選びます。見事に当てたら得点、また自分の出したカードを誰かが選んでも得点します。お題を出したプレイヤーのカードを、全員選ばないか、全員選んだ場合は、お題を出したプレイヤーには点が入りません。お題は簡単すぎず、難しすぎずというのがゲームの特色でしょうか。
抽象的な絵は女性好みかもしれません。得点を競うより、自分のお題でみんながどんな絵を選んでくるのか観察するのを楽しむ遊びのような気がします。静かな夜に静かな音楽でもかけながらプレイすると雰囲気が盛り上がっていいのではないでしょうか。
ミステリーエクスプレス(Mystery Express)

パリからイスタンブールに向かうオリエント急行の中で起こった殺人事件の謎を解くゲーム。プレイヤーは手がかりを集め、犯人、手口、動機、犯行場所、犯行時刻を同定していきます。
手口(犯行手口)、動機、容疑者(犯人)、車両(犯行場所)は同じカードが2枚ずつあり、それぞれ1枚ずつ任意に抜き取りボートの下に隠します。
時計(犯行時刻)を示すカードは同じ時間のカードが3枚ずつ8種類(計24枚)あり、その中から1枚だけ抜き取ります。従って23枚の時計カードが山札になります。この時計カードの示す時刻は、長針と短針だけで時計盤には数字が書いてないので注意が必要です(後述)
クルードと同様、足りないカードは何かをさまざまなアクションを駆使して推測します。今回は3人でプレイ。

手口、動機、容疑者、車両、犯行時刻を同定するために記入するシート。
列車がイスタンブールに着くまでに手口、動機、容疑者、車両、犯行時刻を正確に一番多く当てた人が勝ちます。

左から動機、容疑者、車両、手口のカード。各自色分けされています。時計カードは列車が特定の駅に着くときに公開されます。
ダイスのないクルードみたいな感じです。そこにいろんなアクションを取り入れて戦略性を持たせています。
このゲームではプレイヤーのアクションの制限回数が時間の概念で表されています。各アクションをするには一定の時間を消費します。プレイヤーは各アクションが消費する時間を考慮し、自分に与えられた時間を最大限に活用してプレイすることになります。

たとえば列車がパリからストラスブルグに移動するには4時間かかり、この4時間で1時間消費するアクション、2時間消費するアクションなどからいくつか選び、手がかりを増やしていきます。(写真をクリックすると拡大されます)

各アクションはカードを交換したり、カードを強制的に奪ったり、特定の色のカードだけを見ることができるなど複数あります。効果的なアクションほど消費する時間も大きいようです。
カードはプレイヤー間を行ったり来たりするので混乱しそうですが、このゲームでは各アクションで使用されたカードは捨て札として手元に置かれます。

捨て札を示すトークン。相手を混乱させるために捨て札を手持ちのカードと混ぜることはできません。しかし一度捨てられたカードは列車が次の駅に向かうまで他のプレイヤーから取られたり、見られることがありません。(逆に言えば自分の捨て札はトークンによって守られているともいえます。)したがって手がかりを効率よく見つけるためには、どのカードがどのプレイヤーの捨て札にあるかなど、各カードの行方をしっかりと追っていく必要があります。
またアクションの中には相手のこのトークンを取り払う効果をもつものもあります。
全てのカードがゲームの最初の時点でプレイヤーに配られるのではなく、途中で特定の駅で「乗客」としてゲームに入ってくるので列車が動くたびに手がかりがすこしずつ増えるように工夫されています。

イスタンブールの一つ手前、ブタペストでは電報を打ちます。この時点でわかった手がかりを各自電報に書き込んでボードの下に隠します。イスタンブールに着くと大体、ほとんどの手がかりの予想がつくので全員正解ということもありえます。電報は早く手がかりを同定した人を有利にするためのルールでしょう。
一番気になったのは犯行時刻を特定する時計カード。23枚あるカードを一枚ずつ素早く公開するのですが、カードを見ている間に時刻を記入することは禁じられています。したがって全部見終わってから犯行時刻の記入をすることになります。このルールは記憶力を露骨に試されているようでちょっときついです。
2枚あるうち1枚しかないカードを探すならまだしも、3枚あるカードのうち2枚しかないカードを探すので、自分にはちょっと難易度が高めです。
公開は3回あり、公開の仕方も毎回違いますが、いずれも記憶力を試されるのに違いはありません。このルールは人によって評価が分かれるかもしれません。実際今回、3人ともほかの手がかりをほとんど当てたにもかかわらず、犯行時刻だけは同定することができませんでした。
犯行時刻の公開1回目と2回目は2、3の特定の時刻だけに焦点を絞り、3回目の公開で勝負を賭けるのが一つの策でしょうか。
今回は3人で1時間半。4、5人だと手口、動機、容疑者、車両のカードがそれぞれ増えるので2時間はかかるでしょう。
初めてプレイする方に:
時計のカードは1角だけ丸くなっています。山札にしたときにこの丸い角を必ずそろえて置きましょう。時計盤には数字がないので、上下逆さまになった時計カードを出されると悲惨なことになります。
オリエント急行を舞台にしたゲームとあって推理物を期待したのですが、クルードの応用といった感じを払拭できませんでした。
前回プレイしたオリエントエクスプレスでは、犯行の推理に時間と空間が重要な役割を果たし、また各キャラクターの言動もよく考えてストーリーが展開されます。このゲームでは結局カードの有無が重要なので推理をしているという感覚はありません。それでも複雑な推理ゲームよりクルードのようなゲームを好むならおすすめです。
また上のオリエントエクスプレスと違い、このゲームは各プレイヤーの特殊能力以外、ほとんど言語依存しません。
今回のパーティーでは最初と最後はあまり言語依存しないゲーム、ほかの二つが言語依存するゲームでしたが、いろいろ勉強になりました。
サン=クリストフ・ド・ジャヴェル教会
第一次大戦と第二次大戦の間にグルネル地区はシトロエンなど自動車産業、航空産業の一大拠点となりました。そのような状況下で建築されたのがサン=クリストフ・ド・ジャヴェル教会です。

サン=クリストフ(Saint-Christophe)[日本名:聖クリストフォロス]は旅の聖人。建築家Charles-Henri Besnardによるデザインをもとに1926年から1930年に掛けて、教会としては世界で初めてのプレハブ式で建築されました。

キリストを肩に抱える聖クリストフォロス。彼が聖人になった逸話に由来しています。

他の教会と比べると驚くほど細い柱で支えられています。



教会内にある黄色と青を基調としたステンドグラスはHenri-Marcel Magneの手によるもの。

側廊の壁一面には聖クリストフォロスの人生を描いた壮大な画面が展開されています。

2004年に改修された礼拝堂。
見忘れてはならないのはコンヴァンスィオン通り(Rue de la Convention)に面する、聖クリストフォロスの姿が描かれたフレスコ画。教会のフレスコ画というとキリスト教の故事を描いたものがほとんどですが、この教会はそれらとは大きく違います。




彼が祝福しているのは、なんと飛行士、機関士、レーシングドライバーなど乗り物に携わる人々です。これらのフレスコ画もMagneが手がけました。
Saint Christophe de Javel
28 rue de la Convention
メトロ10番線ジャヴェル・アンドレ・シトロエン(Javel Andre Citroen)駅から徒歩4分

サン=クリストフ(Saint-Christophe)[日本名:聖クリストフォロス]は旅の聖人。建築家Charles-Henri Besnardによるデザインをもとに1926年から1930年に掛けて、教会としては世界で初めてのプレハブ式で建築されました。

キリストを肩に抱える聖クリストフォロス。彼が聖人になった逸話に由来しています。

他の教会と比べると驚くほど細い柱で支えられています。



教会内にある黄色と青を基調としたステンドグラスはHenri-Marcel Magneの手によるもの。


側廊の壁一面には聖クリストフォロスの人生を描いた壮大な画面が展開されています。

2004年に改修された礼拝堂。
見忘れてはならないのはコンヴァンスィオン通り(Rue de la Convention)に面する、聖クリストフォロスの姿が描かれたフレスコ画。教会のフレスコ画というとキリスト教の故事を描いたものがほとんどですが、この教会はそれらとは大きく違います。




彼が祝福しているのは、なんと飛行士、機関士、レーシングドライバーなど乗り物に携わる人々です。これらのフレスコ画もMagneが手がけました。
Saint Christophe de Javel
28 rue de la Convention
メトロ10番線ジャヴェル・アンドレ・シトロエン(Javel Andre Citroen)駅から徒歩4分
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