ボードゲームパーティー
ボードゲームパーティー
またパリで催されたボードゲームパーティーに参加してきました。

今回は知人の都合が付かないので一人で参加。

日本発のゲームも遊ばれています。
最初にプレイしたのはキャッスルパニック(Castle Panic)

6方から迫り来るモンスターを手持ちのカードを駆使して撃退していくゲーム。城の周りは赤、青、緑の領域に分かれています。モンスターを攻撃できるカードは遠距離攻撃のアーチャー、中距離のナイト、至近距離のスウォードマンなど。各カードは特定の色の領域だけしか攻撃できないので、仲間とカードの交換をしてうまくモンスターたちに太刀打ちしていきます。自分の手番を終えたら、モンスターが進軍し、新たに出現するモンスターがモンスタートークンによって示されます。モンスターの出現場所は6面ダイスで決まります。
協力型のゲームで盛り上がると思ったのですが、あまりにもランダム要素が強すぎるような気がします。ダイスの目で赤方向に大量にモンスターがでたら、「赤のゾーンのモンスターを1つ進める」というのが出て、あっという間に壁が崩壊。ジ・エンド。たまたま運が悪かったのかもしれませんが。。。

今回の目玉、ミステリーエクスプレス。興味があったのですが新作とあってか、あっちこっちから引っ張り凧でついにプレイする機会を得られませんでした。
そんなわけでかわりにプレイしたのがオリエントエクスプレス(Orient Express)

パリからイスタンブールまで行くオリエント急行の中で起きた殺人事件の謎を解くゲーム。列車がイスタンブールまで着くまでに一番早く犯人を同定できた人が勝ち。ダイスを振り事件の手がかりになる場所や人がいるところに駒を動かします。クルードのような感じです。部屋に入ったらその「場所」か「人」のカードを引き、情報を得ます。その度に列車はイスタンブールへ進んでいきます。情報は基本的に公開なので全員が同時に推理することができますが、ダイスの1、6が出た場合は振った本人のみ情報を見ることができるので推理に差がついてくようになっています。
周りが「わかった!」と叫ぶ中、自分は犯行場所、時間、凶器、犯人の数などはわかったのですが、肝心の犯人を同定するまでには至らず、列車はイスタンブールに着いてしまいました。情報の中には犯人特定に関係ないものも多く含まれているのでそれらにやや振り回されました。また犯人を特定する鍵となる情報がいくつも公開されていたにもかかわらず、その焦点を完全に間違えていました。
ゲーム終了。しかし答えを見るとなんと全員不正解。論理的にしっかりと考えないと完全な正解は得られません。
ゲームにはいくつかのストーリーがあるので、毎回違った展開になるのでしょうが、今回は全員がみすみす犯人を取り逃がしました。
アドヴェンチャラーズ(The Adventurers)

洞窟の中に入り、危険な罠をよけながら財宝を手に入れていきます。各キャラクターはゲーム中一回だけ特殊能力を使えることができます。さながらインディージョーンズの気分。

しかし凝った作りです。
移動や財宝入手に必要なアクション数はダイスを振って決められます。
財宝を入手するほど、アクションする回数が少なくなるというジレンマをうまくさばいて出口まで脱出できればOK。一番財宝ポイントを入手した人の勝ち。
出口までには、プレイヤーをずっと追いかけてくる巨石、両側から挟んでくる壁、溶岩地帯、川などがあり、その途中で財宝を入手します。ルートは一つだけではなく危険度の違うルートを途中で選択でき、危険を回避したルートでも財宝が入手できるのがポイント。

迫り来る壁はよくできています。プレイヤーがスタートすると巨石も一緒に動き始めます。
溶岩地帯にも財宝が眠っており、ここに挑むプレイヤーに対し、自分は無難なルートを取ります。ただし遠回りになるので石に押しつぶされる危険も伴います。仲間が溶岩に落ちていくのをよそに自分はこつこつと財宝を集めます。
あまり他のプレイヤーと財宝に差がつかない展開になったのでここは思い切って高得点(6点)の財宝を一人で狙いにいきました。

中央の駒が私。その前にあるのが財宝カード。迫り来る石にもかかわらず、財宝を手に入るために留まっています。
5個のダイスを振って1、2、3、4、5の目が出れば財宝入手。一回目でだめでも、ヤッツィーの要領で残りのダイスを振って挑戦できます。
ちなみに他の仲間は無難に川を下ってお宝を稼いでいます。手堅く財宝を手に入れて出口を目指す仲間を尻目に財宝のためにダイスを振り続けます。 最後のアクションでついに財宝を入手。あとは出口を目指すのみ。 他の仲間はすでに全員、脱出成功。自分も脱出できればダントツで勝利。しかし、最後の最後、出口の一歩手前でむなしく石につぶされました。。。インディージョーンズの映画の音楽でもかけながらプレイすればもっと盛り上がると思います。
パンデミック拡張「絶体絶命」[英:Pandemic On the brink 仏:Pandémie Au seuil de la catastorophe パンデミ オ スイユ ドゥ ラ カタストロフ]

seuil(スイユ)とはしきい値、臨界値のこと。「大惨事の一歩手前」といったところでしょうか。
拡張版をプレイするのはこれが初めて。5人までプレイできます。

拡張版の役割の一つ、バイオテロリスト。今回は使用せず。

今回、自分が担当した疫学者。自分の手番で同じ都市にいるプレイヤーから任意の都市のカードを受け取ることができます。2つのウイルスの治療薬の開発に成功しました。

今回大活躍の現場オペレーター。イラストから現地研究者とでも訳すところでしょうか。2つのウイルスの治療薬の開発に成功。
前にも書きましたがこのゲームは他のプレイヤーの手番でも白熱した議論になるのでついついプレイ中の写真を撮り忘れてしまいます。
ゲームは上述のように疫学者が2つ、現地研究者が2つウイルスの治療薬の開発に成功して勝利。
5人でプレイしましたが新しい役割カードはその役割に対応するようにプレイするだけでゲームシステムが変わるわけではないので、とくに目新しいという感じはなかったです。次回は他の役割カードや、猛毒ウイルスなどに挑戦したいと思います。
キル・ビク (仏:Kill Bique) [独:Nur die Ziege zählt ヌーア・ディー・ツィーゲ・ツェールト)]

Bique(ビク)は雌ヤギのこと。もちろん、タランティーノの映画「キル・ビル」に掛けています。ドイツ語のタイトルはドイツのテレビショーNur die Liebe zähltに掛けているのでしょうか。

岩山にいる雌ヤギ目指してヤギたちが登っていくゲーム。
各ラウンドで手札から1枚出していき、一番大きい数字を出した人がそのラウンドの勝者になります。
そのラウンドで出されたカードに描かれたヤギの頭の数の総数とカードの一番小さい数の和が「登る(進む)」数になります。カードに描かれたヤギの頭の数は1が多いのですが、カードの最小数を予測するのが難しいのがミソです。

個性的なヤギのイラスト。なんだか癒されます。
最初の手札は8枚。手札の数字を見て、自分がどれだけ「登れそうか(点を取れそうか)」見積もり、その数字の範囲に賭けます。
賭ける点数は2から5点まで。2点は賭ける数字の幅が広く、点が大きくなるに連れ、数字の幅は狭くなります。ルーレットみたいなものです。5点はゲーム中1回だけ0点か61点以上を狙って賭けることができます。

例えば写真では赤は26から45までに2点、黄色は1から15までの3点に賭けています。
プレイスタイルは、大きい数字の方に賭ける「登りたい」型か小さい数字の方に賭ける「登りたくない」型に分かれます。
「登りたくない」場合はなるべく自分が大きい数字を出さないように工夫する必要があります。登りすぎたらもうアウトなので、登るチャンスをうまく掴むのが大事です。大きな数字のカードは勝つためにキープしておく必要がありますが、うまく処理できないとあとで墓穴を掘ることになります。
最初は思ったほど数字が稼げず無得点。2度目、3度目でこつを掴みました。
上家と下家が「登りたい」のか「登りたくない」のかで取るべき戦略が変わります。
数ゲーム後、トータルでもう勝てないとわかったので最後は0点にとどまることでとれる5点に挑戦。麻雀でいえばオーラスで役満を狙うような心境でしょうか。8回ラウンド一度も一番大きいカードを出さないのはちょっと難しいですが、下家が「登りたい」場合はチャンスがあります。
大きい数字のカードを随時うまく処理して見事に0点キープして5点獲得!トータルでは負けましたが、気分的には満足です。
0点や61点以上狙うのは難しいのでもうちょっと点を上げてもいいような気がしますが、ヤギがかわいいので良しとします。

でも 岩山に居る雌ヤギは結局何のために居るのか?最後までわかりませんでした。
時間が迫ってきたので最後に軽めのゲームを2つしました。
グラニー・アップルズGranny Apples

箱に入ったリンゴをテーブルにひっくり返してリンゴが何個あるかを瞬時に当てるゲーム。リンゴは半分に切った感じで断面図には種、パイ、鳥、虫、おばさんのシールが貼ってあります。

ひっくり返ったリンゴは1個分と数え、種を見せているリンゴは半個分と数えます。パイがでれば2個少なく数えます。虫がいればリンゴ1個減りますが、虫と鳥がいる場合は鳥が虫を食べるのでリンゴは減りません。最初に正しい数を当てた人がそのリンゴの数だけ得点になります。ただしお手つきをすると手持ちの得点は半分に。 12回、おばさんの面がでたら終了。なんだかワイワイするのりのいいゲームで何人でも遊べるのが売りでしょうか。
ビースティ ボーイズ(Biesti Boys)

アメリカのバンド「Beastie Boys」に掛けているようですが、ゲームは音楽とはなんの関係もありません。

トランプの「スピード」のような感じでプレイします。違う点は途中でSTOPのカードを入れて相手のプレイを邪魔するところくらいでしょうか。トランプのスピードは子供の頃よくしましたが、このゲームでひさびさに童心にかえったような気がしました。
ひさびさのゲームパーティー参加でしたが、なかなか楽しかったです。
またパリで催されたボードゲームパーティーに参加してきました。

今回は知人の都合が付かないので一人で参加。

日本発のゲームも遊ばれています。
最初にプレイしたのはキャッスルパニック(Castle Panic)

6方から迫り来るモンスターを手持ちのカードを駆使して撃退していくゲーム。城の周りは赤、青、緑の領域に分かれています。モンスターを攻撃できるカードは遠距離攻撃のアーチャー、中距離のナイト、至近距離のスウォードマンなど。各カードは特定の色の領域だけしか攻撃できないので、仲間とカードの交換をしてうまくモンスターたちに太刀打ちしていきます。自分の手番を終えたら、モンスターが進軍し、新たに出現するモンスターがモンスタートークンによって示されます。モンスターの出現場所は6面ダイスで決まります。
協力型のゲームで盛り上がると思ったのですが、あまりにもランダム要素が強すぎるような気がします。ダイスの目で赤方向に大量にモンスターがでたら、「赤のゾーンのモンスターを1つ進める」というのが出て、あっという間に壁が崩壊。ジ・エンド。たまたま運が悪かったのかもしれませんが。。。

今回の目玉、ミステリーエクスプレス。興味があったのですが新作とあってか、あっちこっちから引っ張り凧でついにプレイする機会を得られませんでした。
そんなわけでかわりにプレイしたのがオリエントエクスプレス(Orient Express)

パリからイスタンブールまで行くオリエント急行の中で起きた殺人事件の謎を解くゲーム。列車がイスタンブールまで着くまでに一番早く犯人を同定できた人が勝ち。ダイスを振り事件の手がかりになる場所や人がいるところに駒を動かします。クルードのような感じです。部屋に入ったらその「場所」か「人」のカードを引き、情報を得ます。その度に列車はイスタンブールへ進んでいきます。情報は基本的に公開なので全員が同時に推理することができますが、ダイスの1、6が出た場合は振った本人のみ情報を見ることができるので推理に差がついてくようになっています。
周りが「わかった!」と叫ぶ中、自分は犯行場所、時間、凶器、犯人の数などはわかったのですが、肝心の犯人を同定するまでには至らず、列車はイスタンブールに着いてしまいました。情報の中には犯人特定に関係ないものも多く含まれているのでそれらにやや振り回されました。また犯人を特定する鍵となる情報がいくつも公開されていたにもかかわらず、その焦点を完全に間違えていました。
ゲーム終了。しかし答えを見るとなんと全員不正解。論理的にしっかりと考えないと完全な正解は得られません。
ゲームにはいくつかのストーリーがあるので、毎回違った展開になるのでしょうが、今回は全員がみすみす犯人を取り逃がしました。
アドヴェンチャラーズ(The Adventurers)

洞窟の中に入り、危険な罠をよけながら財宝を手に入れていきます。各キャラクターはゲーム中一回だけ特殊能力を使えることができます。さながらインディージョーンズの気分。

しかし凝った作りです。
移動や財宝入手に必要なアクション数はダイスを振って決められます。
財宝を入手するほど、アクションする回数が少なくなるというジレンマをうまくさばいて出口まで脱出できればOK。一番財宝ポイントを入手した人の勝ち。
出口までには、プレイヤーをずっと追いかけてくる巨石、両側から挟んでくる壁、溶岩地帯、川などがあり、その途中で財宝を入手します。ルートは一つだけではなく危険度の違うルートを途中で選択でき、危険を回避したルートでも財宝が入手できるのがポイント。

迫り来る壁はよくできています。プレイヤーがスタートすると巨石も一緒に動き始めます。
溶岩地帯にも財宝が眠っており、ここに挑むプレイヤーに対し、自分は無難なルートを取ります。ただし遠回りになるので石に押しつぶされる危険も伴います。仲間が溶岩に落ちていくのをよそに自分はこつこつと財宝を集めます。
あまり他のプレイヤーと財宝に差がつかない展開になったのでここは思い切って高得点(6点)の財宝を一人で狙いにいきました。

中央の駒が私。その前にあるのが財宝カード。迫り来る石にもかかわらず、財宝を手に入るために留まっています。
5個のダイスを振って1、2、3、4、5の目が出れば財宝入手。一回目でだめでも、ヤッツィーの要領で残りのダイスを振って挑戦できます。
ちなみに他の仲間は無難に川を下ってお宝を稼いでいます。手堅く財宝を手に入れて出口を目指す仲間を尻目に財宝のためにダイスを振り続けます。 最後のアクションでついに財宝を入手。あとは出口を目指すのみ。 他の仲間はすでに全員、脱出成功。自分も脱出できればダントツで勝利。しかし、最後の最後、出口の一歩手前でむなしく石につぶされました。。。インディージョーンズの映画の音楽でもかけながらプレイすればもっと盛り上がると思います。
パンデミック拡張「絶体絶命」[英:Pandemic On the brink 仏:Pandémie Au seuil de la catastorophe パンデミ オ スイユ ドゥ ラ カタストロフ]

seuil(スイユ)とはしきい値、臨界値のこと。「大惨事の一歩手前」といったところでしょうか。
拡張版をプレイするのはこれが初めて。5人までプレイできます。

拡張版の役割の一つ、バイオテロリスト。今回は使用せず。

今回、自分が担当した疫学者。自分の手番で同じ都市にいるプレイヤーから任意の都市のカードを受け取ることができます。2つのウイルスの治療薬の開発に成功しました。

今回大活躍の現場オペレーター。イラストから現地研究者とでも訳すところでしょうか。2つのウイルスの治療薬の開発に成功。
前にも書きましたがこのゲームは他のプレイヤーの手番でも白熱した議論になるのでついついプレイ中の写真を撮り忘れてしまいます。
ゲームは上述のように疫学者が2つ、現地研究者が2つウイルスの治療薬の開発に成功して勝利。
5人でプレイしましたが新しい役割カードはその役割に対応するようにプレイするだけでゲームシステムが変わるわけではないので、とくに目新しいという感じはなかったです。次回は他の役割カードや、猛毒ウイルスなどに挑戦したいと思います。
キル・ビク (仏:Kill Bique) [独:Nur die Ziege zählt ヌーア・ディー・ツィーゲ・ツェールト)]

Bique(ビク)は雌ヤギのこと。もちろん、タランティーノの映画「キル・ビル」に掛けています。ドイツ語のタイトルはドイツのテレビショーNur die Liebe zähltに掛けているのでしょうか。

岩山にいる雌ヤギ目指してヤギたちが登っていくゲーム。
各ラウンドで手札から1枚出していき、一番大きい数字を出した人がそのラウンドの勝者になります。
そのラウンドで出されたカードに描かれたヤギの頭の数の総数とカードの一番小さい数の和が「登る(進む)」数になります。カードに描かれたヤギの頭の数は1が多いのですが、カードの最小数を予測するのが難しいのがミソです。

個性的なヤギのイラスト。なんだか癒されます。
最初の手札は8枚。手札の数字を見て、自分がどれだけ「登れそうか(点を取れそうか)」見積もり、その数字の範囲に賭けます。
賭ける点数は2から5点まで。2点は賭ける数字の幅が広く、点が大きくなるに連れ、数字の幅は狭くなります。ルーレットみたいなものです。5点はゲーム中1回だけ0点か61点以上を狙って賭けることができます。

例えば写真では赤は26から45までに2点、黄色は1から15までの3点に賭けています。
プレイスタイルは、大きい数字の方に賭ける「登りたい」型か小さい数字の方に賭ける「登りたくない」型に分かれます。
「登りたくない」場合はなるべく自分が大きい数字を出さないように工夫する必要があります。登りすぎたらもうアウトなので、登るチャンスをうまく掴むのが大事です。大きな数字のカードは勝つためにキープしておく必要がありますが、うまく処理できないとあとで墓穴を掘ることになります。
最初は思ったほど数字が稼げず無得点。2度目、3度目でこつを掴みました。
上家と下家が「登りたい」のか「登りたくない」のかで取るべき戦略が変わります。
数ゲーム後、トータルでもう勝てないとわかったので最後は0点にとどまることでとれる5点に挑戦。麻雀でいえばオーラスで役満を狙うような心境でしょうか。8回ラウンド一度も一番大きいカードを出さないのはちょっと難しいですが、下家が「登りたい」場合はチャンスがあります。
大きい数字のカードを随時うまく処理して見事に0点キープして5点獲得!トータルでは負けましたが、気分的には満足です。
0点や61点以上狙うのは難しいのでもうちょっと点を上げてもいいような気がしますが、ヤギがかわいいので良しとします。

でも 岩山に居る雌ヤギは結局何のために居るのか?最後までわかりませんでした。
時間が迫ってきたので最後に軽めのゲームを2つしました。
グラニー・アップルズGranny Apples

箱に入ったリンゴをテーブルにひっくり返してリンゴが何個あるかを瞬時に当てるゲーム。リンゴは半分に切った感じで断面図には種、パイ、鳥、虫、おばさんのシールが貼ってあります。

ひっくり返ったリンゴは1個分と数え、種を見せているリンゴは半個分と数えます。パイがでれば2個少なく数えます。虫がいればリンゴ1個減りますが、虫と鳥がいる場合は鳥が虫を食べるのでリンゴは減りません。最初に正しい数を当てた人がそのリンゴの数だけ得点になります。ただしお手つきをすると手持ちの得点は半分に。 12回、おばさんの面がでたら終了。なんだかワイワイするのりのいいゲームで何人でも遊べるのが売りでしょうか。
ビースティ ボーイズ(Biesti Boys)

アメリカのバンド「Beastie Boys」に掛けているようですが、ゲームは音楽とはなんの関係もありません。

トランプの「スピード」のような感じでプレイします。違う点は途中でSTOPのカードを入れて相手のプレイを邪魔するところくらいでしょうか。トランプのスピードは子供の頃よくしましたが、このゲームでひさびさに童心にかえったような気がしました。
ひさびさのゲームパーティー参加でしたが、なかなか楽しかったです。
テイクアウト
小さなレストランに入ってよく聞かれることが、
Sur place ou à emporter? スュル プラス ウ ア アンポルテ?
ここで食べるのか、それとも持ち帰るのかといった意味です。
英語では
For here or to go? フォー ヒア オア トゥー ゴウ?
マクドナルドやバーガーキングで必ず聞かれる質問です。
Sur place ou à emporter? スュル プラス ウ ア アンポルテ?
ここで食べるのか、それとも持ち帰るのかといった意味です。
英語では
For here or to go? フォー ヒア オア トゥー ゴウ?
マクドナルドやバーガーキングで必ず聞かれる質問です。
Tower Flower

全体が植物に囲まれたような建物。Tower Flowerと呼ばれるこの建物は建築家Edouard Francoisと植物学者Patrick Blancによって建てられました。10階建てで30室あります。

建物は公園に面しており、間近でその姿を拝めます。竹などの植物が380鉢、建物を覆うように置かれています。鉢はバルコニーに固定されて動かせないようになっています。

別の角度から。ほぼ3方を竹で覆われています。バルコニーの欄干から竹に水が供給される仕組みになっています。なぜ竹かというと、風に強いという点と、風で建物全体の竹が共鳴して音を出すことを考慮して建築家が選んだそうです。
Tower Flower
8 Rue Stéphane-Grappelli
メトロ13番線ポルト・ドゥ・クリシー(Porte de Clichy)から徒歩13分。
ダリの日時計

サン=ジャック通り、サンセブラン教会の近くにダリの日時計があります。

日時計の右下にダリと刻んであります。日時計のある建物の角の店を所有する友人のためにダリが寄贈したものです。

女性の顔をした日時計。炎のような眉毛は太陽の光を思わせます。
ところで、この日時計、貝の様にも見えます。
かつてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼者はこのサン=ジャック通りを通って遠くスペインへ目指しました。その際、巡礼者は巡礼のシンボルとしてホタテ貝を持って歩いていきました。
ダリの日時計はこのホタテ貝を暗喩しているのではないかといわれています。
またこの日時計のある通りの名前サン=ジャック(Saint-Jacques)とホタテ貝のフランス語コキーユ・サン・ジャック(Coquille Saint-Jacques)に掛けているのではという説もあります。
ダリの日時計
27 Rue Saint-Jacques
ゲーム会
ネットで知り合った人からボードゲームに誘われました。
一緒にプレイしたのはドイツ人とフランス人。ドイツ人のアパートで彼の所有するゲームトワイライトインペリウム第3版(Twilight Imperium 3rd Edition)をプレイ。
ボードゲームギークで30位にランクするゲーム。数あるトワイライトインペリウムのシリーズのなかでこれがとくに評価が高いようです。3人から6人までプレイでき、拡張版を入れると8人までプレイできます。
ルールが多いわりに流れはシンプルなので、それほど複雑ではないです。所有者のドイツ人は1回ほど前にプレイ。私とフランス人は始めてのプレイ。
まずゲームの箱のふたを開けてから駒の仕分け作業に20分ほどかかりました。その間に大まかなルールを聞きながらゲームのおおよその流れを理解しました。他の惑星を開拓しながら軍備を増強し、10点最初に獲ったプレイヤーが勝利します。

マップの作成。自分の資源入手を効率よくすることと、相手に奪取されないためにうまく配置する必要があるので、これだけでも時間がかかります。

自分の種族のチャート。攻撃的な種族とのこと。
ようやくマップの完成。ゲームの箱を開けてからこの時点ですでに1時間を過ぎていました。
つぎにするのは8枚あるストラタジーカードの選択。3人プレイの場合は2つ選択できます。
ストラタジーカードには、政治や貿易、戦争、外交に関するカードのほかに、選ぶだけで2点入るカード(インペリアルカード)もあります。このカードを引き続けるとろくすっぽ何もしなくても勝ててしまうので当然各ラウンドで誰かがこのカードをとります。なかにはテクノロジー(技術)を獲得できるカードもあり、技術が向上すると自分の部隊がさまざまな能力を獲得していきます。ある技術を獲得するにはその前にほかの技術が必要なので、自分が獲得したい技術を獲るにはどの技術から獲っていけばいいのかチャートを見ながら計画を立てます。こういうのは自分の好みです。
上記のインペリアルカードによる点、インペリアルカードを獲るときに引かれる公開オブジェクトカード、各プレイヤーに渡される非公開のオブジェクトカードによって点数が入ります。インペリアルカード以外はカードに書かれた条件を満たすことで得点になります。

中盤の図。青が自分、黒がドイツ人、黄色がフランス人。中央の星メカトルレックス目指して各プレイヤーが進出していきます。ここを征すると得点が入るプレイヤーもいるので重要な場所なわけですが、その分狙われやすくなります。黒が最初にここに侵入しました。

獲得した技術を示すカード。
3人プレイの場合、一人がメカトルレックスを制して、もう一人が奪取するために戦争を仕掛けると、たとえ占領できても部隊は疲弊して、第三プレイヤーに攻撃され、漁夫の利を取られてしまう可能性大。そんなわけで残り二人のプレイヤーは牽制し合って中央でなかなか戦争が起こりません。
そうこうしているうちに黒がメカトルレックスで部隊を増強していきます。

中央に増強された部隊。さながらエサに群がるゴキブリのようです。
そのままだと黒の勝ちになるので黄色も青も軍備を増強し、黒に戦争を仕掛ける準備をします。
攻撃力なら黒や黄色より上だったのに、いざ黒に勝負を仕掛けようと思ったら、外交カードを使われて戦闘できない状態に。黒と黄色の戦争を傍観することになりました。二人がダイスを振り続けて黒の部隊は全滅。しかし黄色は黒の地上部隊を殲滅することができずにゲーム終了。黒の勝ち。と思ったら黄色もオブジェクトカードの条件を満たして10点。青(9点)の一人負け。。。
所感
3人プレイの場合、三つ巴の状態からいかにラストスパートを掛けるかのタイミングが重要のようです。今回は戦争を仕掛けるタイミングがいまいち掴めませんでした。早すぎても、遅すぎてもだめです。
とくにお互い兵力が大増強したあとで戦争を始めると勝敗をつけるのに数十回近くダイスを振り続けるので、振る方も見る方も疲れそうです。
実際は外交などいろいろなカードを駆使してこういった状況を打破できると思うのですが、今回はいろいろ覚えることがあってそこまで考えがまわりませんでした
始める前はそのコンポーネントから戦争ゲームと思っていましたが、公開のオブジェクトカードの出方や非公開のオブジェクトカードによっては、うまく立ち回ることで一回も戦争をせずに勝つことも可能かもしれません。(実際、自分の場合、もう少しでそうなるところでした)
序盤、中盤の強者がそのまま勝つような展開にならないように、いろいろ工夫がされているようです。例えば政治カードは強国にとってはろくなカードがなく「~の攻撃力が落ちる」、「~が使えなくなる」など 弱小国が潰されにくいような救済処置のようにも見えます。
またインペリアルカードの存在によって全員の得点が自然に底上げされ、弱者が全く点を取れずにゲームを見守る状況になるのを抑えています。
今回は3人プレイでしたが、4人以上ならもちろん展開は変わるでしょう。複数のプレイヤーが10点に近づくと俄然盛り上がりますが、弱小国の勝機は上位同士の争いの中でいかにその間隙を縫って得点できるかが鍵となりそうです。
プレイ時間実に8時間!。初心者3人だからこれぐらいかかったのでしょうか。初心者6人でプレイしたら一日では終わらないでしょう。また慣れてもおそらくは4時間はかかるでしょう。
8時間というのはドイツのポードゲームと比べると異常に長いような気もしますが、このゲームがBGGで30位というのはコアなファンの心を捉えて放さないでしょうか。
それでも初対面で知らない人となんのとっかかりもなしに8時間も話をするのは難しいものです。ゲーム中はいろんな話をしながら盛り上がり、ゲームが終わった頃にはみんな打ち解けて自然と笑顔がこぼれました。
どうやっても時間がかかるという以外、一回だけでは評価できないゲームです。また機会があれば挑戦してみたいです。
一緒にプレイしたのはドイツ人とフランス人。ドイツ人のアパートで彼の所有するゲームトワイライトインペリウム第3版(Twilight Imperium 3rd Edition)をプレイ。
ボードゲームギークで30位にランクするゲーム。数あるトワイライトインペリウムのシリーズのなかでこれがとくに評価が高いようです。3人から6人までプレイでき、拡張版を入れると8人までプレイできます。
ルールが多いわりに流れはシンプルなので、それほど複雑ではないです。所有者のドイツ人は1回ほど前にプレイ。私とフランス人は始めてのプレイ。
まずゲームの箱のふたを開けてから駒の仕分け作業に20分ほどかかりました。その間に大まかなルールを聞きながらゲームのおおよその流れを理解しました。他の惑星を開拓しながら軍備を増強し、10点最初に獲ったプレイヤーが勝利します。

マップの作成。自分の資源入手を効率よくすることと、相手に奪取されないためにうまく配置する必要があるので、これだけでも時間がかかります。

自分の種族のチャート。攻撃的な種族とのこと。
ようやくマップの完成。ゲームの箱を開けてからこの時点ですでに1時間を過ぎていました。
つぎにするのは8枚あるストラタジーカードの選択。3人プレイの場合は2つ選択できます。
ストラタジーカードには、政治や貿易、戦争、外交に関するカードのほかに、選ぶだけで2点入るカード(インペリアルカード)もあります。このカードを引き続けるとろくすっぽ何もしなくても勝ててしまうので当然各ラウンドで誰かがこのカードをとります。なかにはテクノロジー(技術)を獲得できるカードもあり、技術が向上すると自分の部隊がさまざまな能力を獲得していきます。ある技術を獲得するにはその前にほかの技術が必要なので、自分が獲得したい技術を獲るにはどの技術から獲っていけばいいのかチャートを見ながら計画を立てます。こういうのは自分の好みです。
上記のインペリアルカードによる点、インペリアルカードを獲るときに引かれる公開オブジェクトカード、各プレイヤーに渡される非公開のオブジェクトカードによって点数が入ります。インペリアルカード以外はカードに書かれた条件を満たすことで得点になります。

中盤の図。青が自分、黒がドイツ人、黄色がフランス人。中央の星メカトルレックス目指して各プレイヤーが進出していきます。ここを征すると得点が入るプレイヤーもいるので重要な場所なわけですが、その分狙われやすくなります。黒が最初にここに侵入しました。

獲得した技術を示すカード。
3人プレイの場合、一人がメカトルレックスを制して、もう一人が奪取するために戦争を仕掛けると、たとえ占領できても部隊は疲弊して、第三プレイヤーに攻撃され、漁夫の利を取られてしまう可能性大。そんなわけで残り二人のプレイヤーは牽制し合って中央でなかなか戦争が起こりません。
そうこうしているうちに黒がメカトルレックスで部隊を増強していきます。

中央に増強された部隊。さながらエサに群がるゴキブリのようです。
そのままだと黒の勝ちになるので黄色も青も軍備を増強し、黒に戦争を仕掛ける準備をします。
攻撃力なら黒や黄色より上だったのに、いざ黒に勝負を仕掛けようと思ったら、外交カードを使われて戦闘できない状態に。黒と黄色の戦争を傍観することになりました。二人がダイスを振り続けて黒の部隊は全滅。しかし黄色は黒の地上部隊を殲滅することができずにゲーム終了。黒の勝ち。と思ったら黄色もオブジェクトカードの条件を満たして10点。青(9点)の一人負け。。。
所感
3人プレイの場合、三つ巴の状態からいかにラストスパートを掛けるかのタイミングが重要のようです。今回は戦争を仕掛けるタイミングがいまいち掴めませんでした。早すぎても、遅すぎてもだめです。
とくにお互い兵力が大増強したあとで戦争を始めると勝敗をつけるのに数十回近くダイスを振り続けるので、振る方も見る方も疲れそうです。
実際は外交などいろいろなカードを駆使してこういった状況を打破できると思うのですが、今回はいろいろ覚えることがあってそこまで考えがまわりませんでした
始める前はそのコンポーネントから戦争ゲームと思っていましたが、公開のオブジェクトカードの出方や非公開のオブジェクトカードによっては、うまく立ち回ることで一回も戦争をせずに勝つことも可能かもしれません。(実際、自分の場合、もう少しでそうなるところでした)
序盤、中盤の強者がそのまま勝つような展開にならないように、いろいろ工夫がされているようです。例えば政治カードは強国にとってはろくなカードがなく「~の攻撃力が落ちる」、「~が使えなくなる」など 弱小国が潰されにくいような救済処置のようにも見えます。
またインペリアルカードの存在によって全員の得点が自然に底上げされ、弱者が全く点を取れずにゲームを見守る状況になるのを抑えています。
今回は3人プレイでしたが、4人以上ならもちろん展開は変わるでしょう。複数のプレイヤーが10点に近づくと俄然盛り上がりますが、弱小国の勝機は上位同士の争いの中でいかにその間隙を縫って得点できるかが鍵となりそうです。
プレイ時間実に8時間!。初心者3人だからこれぐらいかかったのでしょうか。初心者6人でプレイしたら一日では終わらないでしょう。また慣れてもおそらくは4時間はかかるでしょう。
8時間というのはドイツのポードゲームと比べると異常に長いような気もしますが、このゲームがBGGで30位というのはコアなファンの心を捉えて放さないでしょうか。
それでも初対面で知らない人となんのとっかかりもなしに8時間も話をするのは難しいものです。ゲーム中はいろんな話をしながら盛り上がり、ゲームが終わった頃にはみんな打ち解けて自然と笑顔がこぼれました。
どうやっても時間がかかるという以外、一回だけでは評価できないゲームです。また機会があれば挑戦してみたいです。
パリのビリヤード場 Billard Club Parisien

パリの中心部にあるフォリュム・デ・アルの中にビリヤード場があります。


フォリュム・デ・アルはショッピングモール、映画館、スイミングプールなどが入った複合施設です。

ここはポケット、4つ玉用の台の他に、スリークッションの台が1つあります。パリのほかのビリヤード場に比べると老舗のビリヤード場といった感じです。
地下にあるためか、パリで生まれたパリジャンもレアルにビリヤード場があることを知らないことが多いです。

少々ラシャが破れていたりポケットが壊れていることもありますが、料金が安いとあって若者が多く、夜は混んでいます。
Billard Club Parisien
フォリュム・デ・アル内。Porte du Jour側から降りて左側
最寄り駅:レ・アルまたはシャトレ(Les Halles ou Chatlet)駅
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