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お先にどうぞ

相手に道を譲る時、順番を譲る時などで英語では

Go ahead.

と言います。

フランス語では知らない人や、目上の人の場合、

Allez-y アレズィ

友人や家族など親しい人の場合は

Vas-y ヴァズィ

と言います。

友人同士でよく使う言い方なのですが、ときどきつられて知らない人にVas-yとか言ってしまうことがあります。

副作用

英語からフランス語を予想できる単語はいくつかありますが、なかには全く予想がつかないものも多いです。

薬の「副作用」の話になったときに、英語ではside effectといいますが、フランス語でなんというか訊いてみたところ

effet secondaire エフェ スゴンデール

というそうです。

secondaireは「二次的な、副次的な」という意味がありますが、日本語からも英語からもちょっと思いつきませんでした。

ポッキー焼け

日本のお菓子、ポッキー(Pocky)。

フランスでは「ミカド(MIKADO)」という名前で売られています。

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ミカドのCMの一例 スターウォーズ版

Je suis ton père. ジュ スュイ トン ペール (= I am your father. ) と言っています。有名なワンシーンからです。

ミカドの名前は竹ひごを使ったゲームに由来しています。

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ミカド 屋外用

ところで、南仏に住んでいる友人が訪ねてきました。ひさびさにあった友人の腕をみたら見事なポッキー焼けをしていました。
このポッキー焼けをフランス語でなんというかわからなかったので

Tu es bronzé comme un MIKADO. ミカド(ポッキー)みたいに焼けてるね

といったら受けてました。とりあえず言いたいことは通じたようです。

拾うのは人?物?

「物を拾う」は英語でpick up、仏語ではramasser (ラマセ)。

英語のpick upは物以外にも駅などでを拾う、ピックアップするなどでも使われます。

Can you pick me up at the station? 「駅まで迎えにきてくれる?」

仏語で同じようなことを言おうとした時、つい英語的発想でramasserを使ったらフランス人に笑われてしまいました。
ramaserはあくまで「を拾う」であって、人を拾う場合はchercher (シェルシェ)を使います。

Venez me chercher à l’aéroport. 「空港まで迎えにきてください」

chercherは「探す」という意味でよく使わまれすが、ほかにもいろんな意味で使われます。

Je vais chercher à manger. 「食べ物を買ってくる」

ジェットコースター

遊園地に行ってきた同僚が、やたら「モンターニュ(山)、モンターニュ(山)」というのでなんのことかと思ったらジェットコースターのことだった。

フランス語ではジェットコースターは

montagnes russes モンターニュ リュス

直訳すると「ロシアの山」

ジェットコースターの始まりがサンクトペテロブルグ周辺だったことに由来するそうです。

英語ではローラー・コースター(roller coaster)といいます。

追記:宙返りするようなタイプはgrand huitというそうです。直訳すると「大きな8」。レールの軌道が8の字を描くようになっているため。