二人ゲーム会に参加してみた。
前回の記事に書いてある通り去年はフランスで評価の高い二人用ボードゲームが多く出されました。しかし自分に限って言えば今までのゲーム会ではあまり二人用ゲームをする機会がなかったのが実情です。そこで二人用ゲームをプレイすることに特化しているゲーム会、フタリシュピールに参加してみました。

会場は中野にあるKurumariさん。

Kurumariさんはボードゲームもできるおしゃれなレストランで店内にはさまざまなボードゲームが置かれています。
主催者のTommiiさんとはゲームでご一緒することがありますが、今回お願いして参加させていただきました。
自分が持参したのはフランスのボードゲームサイト、トリックトラックで評価が高い二人用ゲーム。

コンプリス、ドローンVSカモメ、クラブマーチ
参加者2人にコンプリスをプレイしてもらいました。

レーザーに触れずに泥棒に入るというゲームです。こちらはプレイボートの一つですが裸眼だと赤と青で示されたレーザーが見えますが一人が赤眼鏡を、もう一人が青眼鏡をかけてプレイします。

青眼鏡をかけるとこんな感じです。
赤眼鏡をかけた人がペンを使ってレーザーに触れないように移動し、お宝を盗み出します。青眼鏡をかけた人は赤眼鏡をかけた人に赤レーザーに触れないように口頭でアドバイスをします。
パーティーゲームともいえますが、実はレベルが上がると高得点を狙うのに戦略的な要素が含まれてきます。
途中で新たな参加者が加わったところで私はその参加者とクラブマーチをプレイしました。

協力型ゲームです。人間によって捨てられたごみに閉じ込められた仲間を救うためにカニを移動させます。ただし一人はカニ駒を縦方向に、相手は横方向にしか移動できません。また会話禁止です。場には12個のごみが海のカードに描いてあり、これとは別にゴミが描かれた12枚のカードのうちそれぞれ2枚を各プレイヤーは受け取ります。
手番では裏面にロブスターや大型のイチョウガニなどが書かれたカード(悪党カード)を山札から1枚引き、対応する地形のカードの上に配置します。その後カニ駒を動かすことができます。8匹の仲間が閉じ込めれたごみの場所にカニを移動できれば仲間を救い出せますが、最初に渡された4枚(自分と相手)のカードに対応するごみの場所に行くとライフを2つ失います。お互いに相手の持つ2枚のカードの情報は知らないので悪党カードの配置やカニ駒の動きなどでそれとなく相手に危険な場所を会話をせずに伝えます。カニ駒が悪党カードの上に止まったり通り過ぎたりすると1ライフを失うので後半はどんどん動きが制限されていきます。5ライフ失う前にクリアできれば成功。
今回は無事に8匹の仲間を救い出すことができました。難易度としてはやや優しめですが、ボードゲーム初心者や子供にはぜひおすすめしたいゲームです。バリアントルールもあり、機会があれば普通のゲーム会の待ち時間にプレイしてみたいと思いました。ちなみにこのゲーム、ボードゲームアリーナ(BGA)でもプレイできます。
このゲーム会ではいろいろな人と対戦できるようにゲームが終わるたびに別の人とシャッフルするように配慮されています。
次にプレイしたのはドローンVSカモメ

このゲーム、一言で言ってしまうと「踊るバトルライン」といったとこでしょうか。
対戦相手と対面してカードを出し合うのですが、中央に配置してあるトークンのエリア(前哨地)を制圧することでそのトークンの効果が発動し、配置されたカードが目まぐるしく別の前哨地に移動し、またそれにより前哨地が掌握されてまたそのトークンの効果で別の前哨地が。。。と連鎖反応が起きます。トークンは赤(ドローン側)、青(カモメ側)になっていて相手側の色のトークンが配置された前哨地を制圧した場合、トークンを裏返して自分の色にし、効果が発動します。カードを置ききった後に制圧した前哨地の数が多いか、7つすべてのトークンを自分側にできればそのラウンドを取れます。2ラウンド先取したほうが勝利。
今回、私はカモメ。交互にカードを出し合いますが、中盤以降は一つの前哨地を制圧するとコンボが決まり、状況が一変します。

対戦相手に鮮やかにコンボを決められ、カモメはドローンに敗れました。戦場があちこちに移動しコンボが決まると楽しいです。このゲーム、BGAでもプレイできますがやはりトークンを手で裏返すのが快感なのでぜひカードとトークンを触りながらでのプレイをお勧めします。
コンクエスト

主催者Tomiiさんの作品。写真を撮り忘れたのが悔やまれます。1から18までのカードがテーブルに配置されプレイヤーは白駒を1のカードの上に配置し、相手は黒駒を18のカードの上に配置します。白駒を持ったプレイヤーから始め、白駒があるカードの隣のエリア(上下左右いずれか)に自分の色のチップ(白チップ)を配置し、白駒を一つ大きい数字のカードの上に移動します。相手は同様に黒チップを配置し、黒駒を一つ小さい数字のカードの移動します。すでに自分のチップを置いてあるエリアにまた置いてもかまいません。相手のチップが置かれていた場合は相殺となり自分と相手のチップを両方ともエリアから除去します。
白が18のカードに移動し、黒駒が1にカードの上に移動したら、白側は18のカードのいずれかのエリアに白チップを配置し手番終了。黒側も1のカードのいずれかのエリアに黒チップを配置してゲーム終了になります。カードの周りに配置されたチップの数でマジョリティを取ればそのカードの数字がそのまま得点になります。またエリアのマジョリティでも得点が入ります。合計点が高いほうがそのゲームを取ります。
ただし
1,2,3のカードすべてのマジョリティを取った場合は勝利
16,17,18のカードすべてのマジョリティを取った場合は敗北
というルールが存在します。
ルールを聞いた限り上の条件を利用して意外と楽に勝てるのではと思ったのですが、自分が序盤に1,2,3獲得のためのチップを配置しても相手は後半自分の配置したチップを取り除いていくので上級者相手には失敗してしまいます。
逆に16,17,18すべてを相手に取らせるのも意外と難しく、失敗すると相手に高得点を許してしまいます。
ルールはシンプルですが自分と相手の駒の動きをよく考えてプレイしなければならないなかなか手ごわいゲームでした。
スキーム

Tommiさん自作のゲーム。1から6の数字が書かれた駒を使い、駒の数値分カードの外周を時計回りに移動します。次の手番では移動した場所から始め、移動後、その前に使った駒を配置されていた場所から直線上の4枚のうちどれかに置きます(角にも移動スペースがあり、角から移動した場合は斜め方向一列のどれかに配置します)。6つ使い切ってゴールします。最後に使った駒は白マークがあるカードのいずれかの上に配置します。
各色に置かれた自分の駒の数字の合計が上回っていれば対応する色駒を獲得できます。相手より多く色駒を獲得したほうが勝利します。
少ない駒をどう有効に使うか、相手が何色を狙っているか、これもシンプルなルールですが、考えさせられるゲームです。
16時を過ぎると多人数ゲームもプレイされるようになります。



協力型ゲーム、カフーツ、あいうえバトル、言葉のクローバー
をプレイしました。
その他の特筆すべき事項

kurumariさんで頂いたホタテのオムライス。めちゃくちゃおいしかったです(^∇^)ノ

普段二人ゲームはあまりしないので貴重の経験でした。また参加したいと思います

会場は中野にあるKurumariさん。

Kurumariさんはボードゲームもできるおしゃれなレストランで店内にはさまざまなボードゲームが置かれています。
主催者のTommiiさんとはゲームでご一緒することがありますが、今回お願いして参加させていただきました。
自分が持参したのはフランスのボードゲームサイト、トリックトラックで評価が高い二人用ゲーム。

コンプリス、ドローンVSカモメ、クラブマーチ
参加者2人にコンプリスをプレイしてもらいました。

レーザーに触れずに泥棒に入るというゲームです。こちらはプレイボートの一つですが裸眼だと赤と青で示されたレーザーが見えますが一人が赤眼鏡を、もう一人が青眼鏡をかけてプレイします。

青眼鏡をかけるとこんな感じです。
赤眼鏡をかけた人がペンを使ってレーザーに触れないように移動し、お宝を盗み出します。青眼鏡をかけた人は赤眼鏡をかけた人に赤レーザーに触れないように口頭でアドバイスをします。
パーティーゲームともいえますが、実はレベルが上がると高得点を狙うのに戦略的な要素が含まれてきます。
途中で新たな参加者が加わったところで私はその参加者とクラブマーチをプレイしました。

協力型ゲームです。人間によって捨てられたごみに閉じ込められた仲間を救うためにカニを移動させます。ただし一人はカニ駒を縦方向に、相手は横方向にしか移動できません。また会話禁止です。場には12個のごみが海のカードに描いてあり、これとは別にゴミが描かれた12枚のカードのうちそれぞれ2枚を各プレイヤーは受け取ります。
手番では裏面にロブスターや大型のイチョウガニなどが書かれたカード(悪党カード)を山札から1枚引き、対応する地形のカードの上に配置します。その後カニ駒を動かすことができます。8匹の仲間が閉じ込めれたごみの場所にカニを移動できれば仲間を救い出せますが、最初に渡された4枚(自分と相手)のカードに対応するごみの場所に行くとライフを2つ失います。お互いに相手の持つ2枚のカードの情報は知らないので悪党カードの配置やカニ駒の動きなどでそれとなく相手に危険な場所を会話をせずに伝えます。カニ駒が悪党カードの上に止まったり通り過ぎたりすると1ライフを失うので後半はどんどん動きが制限されていきます。5ライフ失う前にクリアできれば成功。
今回は無事に8匹の仲間を救い出すことができました。難易度としてはやや優しめですが、ボードゲーム初心者や子供にはぜひおすすめしたいゲームです。バリアントルールもあり、機会があれば普通のゲーム会の待ち時間にプレイしてみたいと思いました。ちなみにこのゲーム、ボードゲームアリーナ(BGA)でもプレイできます。
このゲーム会ではいろいろな人と対戦できるようにゲームが終わるたびに別の人とシャッフルするように配慮されています。
次にプレイしたのはドローンVSカモメ

このゲーム、一言で言ってしまうと「踊るバトルライン」といったとこでしょうか。
対戦相手と対面してカードを出し合うのですが、中央に配置してあるトークンのエリア(前哨地)を制圧することでそのトークンの効果が発動し、配置されたカードが目まぐるしく別の前哨地に移動し、またそれにより前哨地が掌握されてまたそのトークンの効果で別の前哨地が。。。と連鎖反応が起きます。トークンは赤(ドローン側)、青(カモメ側)になっていて相手側の色のトークンが配置された前哨地を制圧した場合、トークンを裏返して自分の色にし、効果が発動します。カードを置ききった後に制圧した前哨地の数が多いか、7つすべてのトークンを自分側にできればそのラウンドを取れます。2ラウンド先取したほうが勝利。
今回、私はカモメ。交互にカードを出し合いますが、中盤以降は一つの前哨地を制圧するとコンボが決まり、状況が一変します。

対戦相手に鮮やかにコンボを決められ、カモメはドローンに敗れました。戦場があちこちに移動しコンボが決まると楽しいです。このゲーム、BGAでもプレイできますがやはりトークンを手で裏返すのが快感なのでぜひカードとトークンを触りながらでのプレイをお勧めします。
コンクエスト

主催者Tomiiさんの作品。写真を撮り忘れたのが悔やまれます。1から18までのカードがテーブルに配置されプレイヤーは白駒を1のカードの上に配置し、相手は黒駒を18のカードの上に配置します。白駒を持ったプレイヤーから始め、白駒があるカードの隣のエリア(上下左右いずれか)に自分の色のチップ(白チップ)を配置し、白駒を一つ大きい数字のカードの上に移動します。相手は同様に黒チップを配置し、黒駒を一つ小さい数字のカードの移動します。すでに自分のチップを置いてあるエリアにまた置いてもかまいません。相手のチップが置かれていた場合は相殺となり自分と相手のチップを両方ともエリアから除去します。
白が18のカードに移動し、黒駒が1にカードの上に移動したら、白側は18のカードのいずれかのエリアに白チップを配置し手番終了。黒側も1のカードのいずれかのエリアに黒チップを配置してゲーム終了になります。カードの周りに配置されたチップの数でマジョリティを取ればそのカードの数字がそのまま得点になります。またエリアのマジョリティでも得点が入ります。合計点が高いほうがそのゲームを取ります。
ただし
1,2,3のカードすべてのマジョリティを取った場合は勝利
16,17,18のカードすべてのマジョリティを取った場合は敗北
というルールが存在します。
ルールを聞いた限り上の条件を利用して意外と楽に勝てるのではと思ったのですが、自分が序盤に1,2,3獲得のためのチップを配置しても相手は後半自分の配置したチップを取り除いていくので上級者相手には失敗してしまいます。
逆に16,17,18すべてを相手に取らせるのも意外と難しく、失敗すると相手に高得点を許してしまいます。
ルールはシンプルですが自分と相手の駒の動きをよく考えてプレイしなければならないなかなか手ごわいゲームでした。
スキーム

Tommiさん自作のゲーム。1から6の数字が書かれた駒を使い、駒の数値分カードの外周を時計回りに移動します。次の手番では移動した場所から始め、移動後、その前に使った駒を配置されていた場所から直線上の4枚のうちどれかに置きます(角にも移動スペースがあり、角から移動した場合は斜め方向一列のどれかに配置します)。6つ使い切ってゴールします。最後に使った駒は白マークがあるカードのいずれかの上に配置します。
各色に置かれた自分の駒の数字の合計が上回っていれば対応する色駒を獲得できます。相手より多く色駒を獲得したほうが勝利します。
少ない駒をどう有効に使うか、相手が何色を狙っているか、これもシンプルなルールですが、考えさせられるゲームです。
16時を過ぎると多人数ゲームもプレイされるようになります。



協力型ゲーム、カフーツ、あいうえバトル、言葉のクローバー
をプレイしました。
その他の特筆すべき事項

kurumariさんで頂いたホタテのオムライス。めちゃくちゃおいしかったです(^∇^)ノ

普段二人ゲームはあまりしないので貴重の経験でした。また参加したいと思います
日本在住の外国人とボードゲーム会
日本在住の外国人とボードゲーム会に参加してきました。
最初はお邪魔もの2。役職が増えていますが、緑ドワーフと青ドワーフの判断は難しく前作よりややカオス気味になっている印象を受けました。
その後は持参したピエスモンテを3人でプレイ。対戦する二人は今日が初めての参加で変わったゲームをチョイスしてみました。易しめの花火の感覚で珍しいルールは彼らには新鮮だったようですが、楽しんでもらえました。
ピエスモンテについてはこちら

その後はやはり私が持参したスィー オブ クラウズ(Sea of Clouds)(英語版)。ギークやトリックトラックでの評価が高く多くのリクエストがありました。
プレイヤーは空飛ぶ海賊をプレイします。

4種類(海賊、レリック、ラム酒、目的)のカードを集めながら得点を競います。カードの裏は4種類のアイコンが描かれていて裏向きであってもどの種類のカードかはわかるようになっています。

手番では場にある裏向きになったカードをこっそり見て気にいればそのまま獲得。気に入らなければ元の場所に戻して右隣のカードを同じように見ます。選ばなかったカードには新たなカードが1枚加えられていきます。
同じ種類のカードを集めれば集めるほど得点が高いのですが1、2枚しかないと逆にマイナス点を食らうのでこのあたりで自分の欲しいカードに差が生じてきます。
指定されたラウンドで戦闘が起こります。海賊のカードの数値で勝敗を決めます。
海賊のカードを集めたプレイヤーが強過ぎて海賊のカードをたくさん集めた2人の一騎打ちの状態になってしまいました。今回は初プレイということもあってうまく対応できませんでしたが、海賊戦術にどう対抗していくか、戦略を練り直して再挑戦したいと思います。

最後はカナダ人が持参したタイニー エピック ギャラクシーズ(tiny epic galaxies)。ロールフォーザギャラクシーのようにダイスを振って惑星に移動したりそこで活動したりして得点を競うゲームです。
ダイスの目は6種類で最初は4個しか振れませんがかなり悩みます。先読みと運だめしの要素をうまくミックスしています。

各プレイヤーのプレイボード。ベースと呼ばれます。ダイスを振って自分のベースの文化レベルやエネルギーを上げて様々なアクションを選択できます。

中央に置かれた惑星。ここに自分のロケットを移動してその惑星の特殊効果を選ぶか、あるいはここで活動をしてその惑星を獲得するか。選択の幅が広いです。またそのアクションの順番が極めて重要なのでみんな各手番で長考します。
惑星を獲得したり、自分のベースのレベルを上げることでダイスやロケットの数を増やすことができ、より効率よく得点を稼いでいきます。

特殊効果で便利なものがあるとみんな一斉にその惑星に移動して満員電車のようになることもあります。
このゲームでは他のプレイヤーが選んだアクションを自分のベースの文化レベルを消費してコピーすることが出来ます。このため、自分の手番でも気を抜けません。「あ、ちょっと待って。([以下心の声]このアクションを選ぶと向こうがコピーするかも。そうするとこの惑星が盗られてしまうではないか)」が各手番で連呼されます。
この手のゲームは大人数だとダウンタイムが恐ろしく長くなることが多いですが、このコピーの効果によって他プレイヤーの手番でも便乗できます。逆に文化レベルが0だとコピーができません。このコピーのタイミングが実に重要で、どのタイミングでコピーするかプレイヤーの力量が問われます。

初プレイでは覚えるルールが多く、ややとっつきにくい印象ですがプレイした皆んなが再プレイを希望し2回プレイしました。5人でプレイすると時間はかかるゲームですが、慣れてくると4人くらいで熱いプレイができそうです。
まあアメリカ人が飛びつきそうなテーマのゲームではありますがロールフォーザギャラクシーとは違ったSFもののダイスゲームをプレイしてみたいのであれば試してみるのもありかと思います。
この後はみんなで食事。ラーメンを食べながらゲームマーケットの話題で盛り上がっていました。
最初はお邪魔もの2。役職が増えていますが、緑ドワーフと青ドワーフの判断は難しく前作よりややカオス気味になっている印象を受けました。
その後は持参したピエスモンテを3人でプレイ。対戦する二人は今日が初めての参加で変わったゲームをチョイスしてみました。易しめの花火の感覚で珍しいルールは彼らには新鮮だったようですが、楽しんでもらえました。
ピエスモンテについてはこちら

その後はやはり私が持参したスィー オブ クラウズ(Sea of Clouds)(英語版)。ギークやトリックトラックでの評価が高く多くのリクエストがありました。
プレイヤーは空飛ぶ海賊をプレイします。

4種類(海賊、レリック、ラム酒、目的)のカードを集めながら得点を競います。カードの裏は4種類のアイコンが描かれていて裏向きであってもどの種類のカードかはわかるようになっています。

手番では場にある裏向きになったカードをこっそり見て気にいればそのまま獲得。気に入らなければ元の場所に戻して右隣のカードを同じように見ます。選ばなかったカードには新たなカードが1枚加えられていきます。
同じ種類のカードを集めれば集めるほど得点が高いのですが1、2枚しかないと逆にマイナス点を食らうのでこのあたりで自分の欲しいカードに差が生じてきます。
指定されたラウンドで戦闘が起こります。海賊のカードの数値で勝敗を決めます。
海賊のカードを集めたプレイヤーが強過ぎて海賊のカードをたくさん集めた2人の一騎打ちの状態になってしまいました。今回は初プレイということもあってうまく対応できませんでしたが、海賊戦術にどう対抗していくか、戦略を練り直して再挑戦したいと思います。

最後はカナダ人が持参したタイニー エピック ギャラクシーズ(tiny epic galaxies)。ロールフォーザギャラクシーのようにダイスを振って惑星に移動したりそこで活動したりして得点を競うゲームです。
ダイスの目は6種類で最初は4個しか振れませんがかなり悩みます。先読みと運だめしの要素をうまくミックスしています。

各プレイヤーのプレイボード。ベースと呼ばれます。ダイスを振って自分のベースの文化レベルやエネルギーを上げて様々なアクションを選択できます。

中央に置かれた惑星。ここに自分のロケットを移動してその惑星の特殊効果を選ぶか、あるいはここで活動をしてその惑星を獲得するか。選択の幅が広いです。またそのアクションの順番が極めて重要なのでみんな各手番で長考します。
惑星を獲得したり、自分のベースのレベルを上げることでダイスやロケットの数を増やすことができ、より効率よく得点を稼いでいきます。

特殊効果で便利なものがあるとみんな一斉にその惑星に移動して満員電車のようになることもあります。
このゲームでは他のプレイヤーが選んだアクションを自分のベースの文化レベルを消費してコピーすることが出来ます。このため、自分の手番でも気を抜けません。「あ、ちょっと待って。([以下心の声]このアクションを選ぶと向こうがコピーするかも。そうするとこの惑星が盗られてしまうではないか)」が各手番で連呼されます。
この手のゲームは大人数だとダウンタイムが恐ろしく長くなることが多いですが、このコピーの効果によって他プレイヤーの手番でも便乗できます。逆に文化レベルが0だとコピーができません。このコピーのタイミングが実に重要で、どのタイミングでコピーするかプレイヤーの力量が問われます。

初プレイでは覚えるルールが多く、ややとっつきにくい印象ですがプレイした皆んなが再プレイを希望し2回プレイしました。5人でプレイすると時間はかかるゲームですが、慣れてくると4人くらいで熱いプレイができそうです。
まあアメリカ人が飛びつきそうなテーマのゲームではありますがロールフォーザギャラクシーとは違ったSFもののダイスゲームをプレイしてみたいのであれば試してみるのもありかと思います。
この後はみんなで食事。ラーメンを食べながらゲームマーケットの話題で盛り上がっていました。
日本在住の外国人とゲーム会
日本在住の外国人が主催するボードゲーム会に参加するため、大船へ。その前にいろいろお世話になっているけがわさんに会いに逗子を訪れ、その後、一緒に昼ごはんを食べました。

行ったのはけがわさんおすすめの北鎌倉にある「笹の葉」という精進料理のお店。

小さな民家に大勢のお客さんが。料理の方もリーゾナブルな値段ですごく美味しかったです。

その後、けがわさんと円覚寺を散策。抹茶を頂きました。なんだか日本の良さを再発見したひとときでした。

けがわさんは別の用事があるためここで別れ、ゲーム会場へ。今回、参加者は10数名ほど。
最初に2人ゲームを紹介されてプレイしました。
タイトルは偶然にも先ほど頂いた「抹茶」

最近は日本語のタイトルが多く、出てきても驚きませんが、よく日本のいろいろな題材でゲームを作るものだと感心します。抹茶に関するアイテムを獲得し勝利を目指す手頃なカードゲームです。

カードはよくできていて綺麗です。
カードは1から4の数字、4種類(水、茶葉、茶杓、茶碗)の組み合わせ計16枚からなります。
これを10枚と6枚に分け、10枚の方に抹茶カード2枚を加えてシャッフルし、2枚取り除いた後、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。残りの6枚を場に配置します。この6枚を各プレイヤーの手札の数字か種類で勝負します。

先述のように場には数字か種類で競うカードがあり、自分が欲しいアイテムが表記されたカードの横に手札を裏向きに配置し、相手も欲しい場合はそのカードの反対側にやはり裏向きに配置します。例えば数字で勝負する場合、そのカードの数字と同じ数字のカードを配置する必要があります。数字と種類には強弱があり、お互い同じだった場合でも必ず決着がつくようになっています。勝った方がそのカードに示されたアイテムを獲得できます。
手持ちのカードで勝てないとわかったときはパスができ、また相手が勝ちにきていて、自分が負けると思った場合、場にミスマッチするようなカードを配置すると、さきの4種のアイテムとは別の「茶筅」が手に入ります。お互いミスマッチした場合はどちらにも「茶筅」は手に入りません。

アイテムを5種類集めるか、同じ種類の物を5つ集めたほうが勝ち。
相手の手札をカウンティングしながら、ここは出てここは引く。ただし勝てなくても相手がおそらく勝ちに来ていると読めば、茶筅が手に入るというひねりが入っています。でも相手も同じことを考えていた場合はどっちも手に入らないというのがミソです。
シンプルでカウンティングもしやすく、2人で短時間ででき、うまくまとまっているゲームという感じです。
そして今回のゲーム会で印象的なゲームがこのミスティックベイル(Mystic Vale) 。日本語に敢えて訳すなら「神秘の谷」というところでしょうか。

ドミニオンのようなデッキビルディング系のゲームですがちょっと変わっています。オリジナルのドミニオンと同様、初期の手持ちカードの構成は全員同じです。しかし手札が公開でかつ公開する枚数も変わった縛りがあります。

自分の手持ちのカードをシャッフルして山札にし、手持ちのカードを場に公開します。公開する枚数は毎回同じではなく、カードに示された枯れた木のアイコン(カード左端の赤丸)が3つ出るまで公開でき、3枚目の枯れた木のカードは山札の上に置いてそのターンでは使えません。つまり最悪のときは2枚しか使えないターンもあれば運が良ければ3枚目の枯れた木のカードが出るまで何枚も場に公開できるときもあります。

さらに面白いのは3枚目の枯れた木のカードが出た時、もう一度枯れた木のアイコンが出ないかぎり山札をめくることに挑戦できます。これをプッシュと言います。もう一度枯れた木のカードが出てしまった場合はバースト。公開されたカードはすべて捨て札になります。ただ手持ちのトークンを裏返して1マナを獲得できます。
公開された手持ちのカードには効果を付加できるカードを購入するためのマナやアイコンが印されています。
場には購入できるカードが三段に並べられ、レベル1が安く、レベル3が高くなっています。

その購入するカードですがなんと透明なカードに効果などがプリントされています(写真右)。

このカードを重ねることで1枚のカードがより効果を持つようになってきます(上写真)。このようにして自分のデッキを少しずつ強化していきます。
カードはランダムに重ねられるわけではなく、同じ段同士では重ねることが出来ません。うまくカードを購入すると上段、中段、下段で構成されるカードが完成します。

カードを強化したら得点や付加効果を発動するカードを買うことができます。これらはデッキに組み込まず自分の手番で毎回発動させることができます。
今回は4人でプレイ。序盤マナを増やすカードがなかなか入手できずにドミニオンでいう金欠状態。他プレイヤーがマナを上げたカードを作成し金満になっていき、レベルの高いカードをどんどん入手していく展開。しかし付加効果をもつカードを購入して他プレイヤーに対抗します。完敗したかと思えば首位と一点差という僅差のゲーム展開となりました。
所感
オリジナルのドミニオンでは手札の中身によっては何もできないターンがありますが、このゲームでは手番で状況を向上できるような手段がいくつかあります。例えばカードにマナを増やすカードをかならず購入できます(早い者勝ちではあるが)。あるいはプッシュに挑戦してみて失敗しても1マナを獲得出来ます。
また運試しの要素も入っています。バーストしてもマナが獲得できるので次のターン以降では役に立ちます。運が良ければ経験者にも勝つチャンスが生まれます。とはいえプッシュの効果は場合にもよりますが、原則としてゲーム全体をひっくり返すほどではないのでその辺はバランスが取れています。
まとめ
カードのレベルアップの後に付加効果や得点カードの購入をするのでドミニオンに比べると時間はかかりますが、慣れてくるといろいろな戦略が取れるゲームだと思います。

次にプレイしたのは商人達の谷(Dale of Merchants)
動物のカードを使ったゲームです。カードには数字と動物のスートで構成されます。
手番では手札を使って市場からカードを購入するか、カードの特殊効果を発動させるか、ストールするか選びます。

手持ちのカードを増やすために市場からカードを入手します。山札から近い(場に出たより新しいカード)ほど値段が高くなります。

各カードすべてに特殊効果が記載されてます。動物の種類によって似たような効果が発動します。カードは特殊効果を使うか左上の数値をもとに市場からのカードの入手に使います。

自分の前にカードの数値の合計が1、2、3になるようにストールしていきます。各ストールは同じスーツで構成しなければいけません(一部例外を除く)。8をストールしたプレイヤーが勝ちます。
カードの効果を駆使し、その上でカードをうまくストールしていくマネッジングが必要です。ゲームとしてはあまり目新しさはなく、またカードの特殊効果が多すぎて、昨今のカードゲームに慣れたプレイヤーにはもう少し削ぎ落とした方が好まれるでしょう
3人になったところで持参したサピエンス。ゲーム内容についてはこちら。

このゲームは2人から4人まで遊べますがどの人数でも熱いプレイができます。アメリカ人も気に入っていました。自分は進出したいところに熊さんを置かれてそれを取り除けず負けました。火のタイル(熊タイルを除去できる)を入手できなかったのがイタかったです。
最後にプレイしたのはスマッシュアップ。

なぜかアメリカ人の集まるゲーム会ではスマッシュアップはよくプレイされます。今回自分がプレイしたのはニンジャとマッドサイエンティストの組み合わせ。
協力プレイしつつ、他人の足を引っ張り合う賛否両論のマンチキンの流れを組むだけに好きな人にはたまらないのでしょう。
ここで自分は帰路につきました。圏央道が通じてからか思ったほど往復に時間が掛かりませんでした。また参加したいと思います。

行ったのはけがわさんおすすめの北鎌倉にある「笹の葉」という精進料理のお店。

小さな民家に大勢のお客さんが。料理の方もリーゾナブルな値段ですごく美味しかったです。

その後、けがわさんと円覚寺を散策。抹茶を頂きました。なんだか日本の良さを再発見したひとときでした。

けがわさんは別の用事があるためここで別れ、ゲーム会場へ。今回、参加者は10数名ほど。
最初に2人ゲームを紹介されてプレイしました。
タイトルは偶然にも先ほど頂いた「抹茶」

最近は日本語のタイトルが多く、出てきても驚きませんが、よく日本のいろいろな題材でゲームを作るものだと感心します。抹茶に関するアイテムを獲得し勝利を目指す手頃なカードゲームです。

カードはよくできていて綺麗です。
カードは1から4の数字、4種類(水、茶葉、茶杓、茶碗)の組み合わせ計16枚からなります。
これを10枚と6枚に分け、10枚の方に抹茶カード2枚を加えてシャッフルし、2枚取り除いた後、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。残りの6枚を場に配置します。この6枚を各プレイヤーの手札の数字か種類で勝負します。

先述のように場には数字か種類で競うカードがあり、自分が欲しいアイテムが表記されたカードの横に手札を裏向きに配置し、相手も欲しい場合はそのカードの反対側にやはり裏向きに配置します。例えば数字で勝負する場合、そのカードの数字と同じ数字のカードを配置する必要があります。数字と種類には強弱があり、お互い同じだった場合でも必ず決着がつくようになっています。勝った方がそのカードに示されたアイテムを獲得できます。
手持ちのカードで勝てないとわかったときはパスができ、また相手が勝ちにきていて、自分が負けると思った場合、場にミスマッチするようなカードを配置すると、さきの4種のアイテムとは別の「茶筅」が手に入ります。お互いミスマッチした場合はどちらにも「茶筅」は手に入りません。

アイテムを5種類集めるか、同じ種類の物を5つ集めたほうが勝ち。
相手の手札をカウンティングしながら、ここは出てここは引く。ただし勝てなくても相手がおそらく勝ちに来ていると読めば、茶筅が手に入るというひねりが入っています。でも相手も同じことを考えていた場合はどっちも手に入らないというのがミソです。
シンプルでカウンティングもしやすく、2人で短時間ででき、うまくまとまっているゲームという感じです。
そして今回のゲーム会で印象的なゲームがこのミスティックベイル(Mystic Vale) 。日本語に敢えて訳すなら「神秘の谷」というところでしょうか。

ドミニオンのようなデッキビルディング系のゲームですがちょっと変わっています。オリジナルのドミニオンと同様、初期の手持ちカードの構成は全員同じです。しかし手札が公開でかつ公開する枚数も変わった縛りがあります。

自分の手持ちのカードをシャッフルして山札にし、手持ちのカードを場に公開します。公開する枚数は毎回同じではなく、カードに示された枯れた木のアイコン(カード左端の赤丸)が3つ出るまで公開でき、3枚目の枯れた木のカードは山札の上に置いてそのターンでは使えません。つまり最悪のときは2枚しか使えないターンもあれば運が良ければ3枚目の枯れた木のカードが出るまで何枚も場に公開できるときもあります。

さらに面白いのは3枚目の枯れた木のカードが出た時、もう一度枯れた木のアイコンが出ないかぎり山札をめくることに挑戦できます。これをプッシュと言います。もう一度枯れた木のカードが出てしまった場合はバースト。公開されたカードはすべて捨て札になります。ただ手持ちのトークンを裏返して1マナを獲得できます。
公開された手持ちのカードには効果を付加できるカードを購入するためのマナやアイコンが印されています。
場には購入できるカードが三段に並べられ、レベル1が安く、レベル3が高くなっています。

その購入するカードですがなんと透明なカードに効果などがプリントされています(写真右)。

このカードを重ねることで1枚のカードがより効果を持つようになってきます(上写真)。このようにして自分のデッキを少しずつ強化していきます。
カードはランダムに重ねられるわけではなく、同じ段同士では重ねることが出来ません。うまくカードを購入すると上段、中段、下段で構成されるカードが完成します。

カードを強化したら得点や付加効果を発動するカードを買うことができます。これらはデッキに組み込まず自分の手番で毎回発動させることができます。
今回は4人でプレイ。序盤マナを増やすカードがなかなか入手できずにドミニオンでいう金欠状態。他プレイヤーがマナを上げたカードを作成し金満になっていき、レベルの高いカードをどんどん入手していく展開。しかし付加効果をもつカードを購入して他プレイヤーに対抗します。完敗したかと思えば首位と一点差という僅差のゲーム展開となりました。
所感
オリジナルのドミニオンでは手札の中身によっては何もできないターンがありますが、このゲームでは手番で状況を向上できるような手段がいくつかあります。例えばカードにマナを増やすカードをかならず購入できます(早い者勝ちではあるが)。あるいはプッシュに挑戦してみて失敗しても1マナを獲得出来ます。
また運試しの要素も入っています。バーストしてもマナが獲得できるので次のターン以降では役に立ちます。運が良ければ経験者にも勝つチャンスが生まれます。とはいえプッシュの効果は場合にもよりますが、原則としてゲーム全体をひっくり返すほどではないのでその辺はバランスが取れています。
まとめ
カードのレベルアップの後に付加効果や得点カードの購入をするのでドミニオンに比べると時間はかかりますが、慣れてくるといろいろな戦略が取れるゲームだと思います。

次にプレイしたのは商人達の谷(Dale of Merchants)
動物のカードを使ったゲームです。カードには数字と動物のスートで構成されます。
手番では手札を使って市場からカードを購入するか、カードの特殊効果を発動させるか、ストールするか選びます。

手持ちのカードを増やすために市場からカードを入手します。山札から近い(場に出たより新しいカード)ほど値段が高くなります。

各カードすべてに特殊効果が記載されてます。動物の種類によって似たような効果が発動します。カードは特殊効果を使うか左上の数値をもとに市場からのカードの入手に使います。

自分の前にカードの数値の合計が1、2、3になるようにストールしていきます。各ストールは同じスーツで構成しなければいけません(一部例外を除く)。8をストールしたプレイヤーが勝ちます。
カードの効果を駆使し、その上でカードをうまくストールしていくマネッジングが必要です。ゲームとしてはあまり目新しさはなく、またカードの特殊効果が多すぎて、昨今のカードゲームに慣れたプレイヤーにはもう少し削ぎ落とした方が好まれるでしょう
3人になったところで持参したサピエンス。ゲーム内容についてはこちら。

このゲームは2人から4人まで遊べますがどの人数でも熱いプレイができます。アメリカ人も気に入っていました。自分は進出したいところに熊さんを置かれてそれを取り除けず負けました。火のタイル(熊タイルを除去できる)を入手できなかったのがイタかったです。
最後にプレイしたのはスマッシュアップ。

なぜかアメリカ人の集まるゲーム会ではスマッシュアップはよくプレイされます。今回自分がプレイしたのはニンジャとマッドサイエンティストの組み合わせ。
協力プレイしつつ、他人の足を引っ張り合う賛否両論のマンチキンの流れを組むだけに好きな人にはたまらないのでしょう。
ここで自分は帰路につきました。圏央道が通じてからか思ったほど往復に時間が掛かりませんでした。また参加したいと思います。
BGの集い〜登山&温泉&ボードゲーム会 小楢山編
伝説のボードゲームツイッタラー、ちくわさんが主催するその名も「BGの集い〜登山&温泉&ボードゲーム会」 に参加しました。
今回で2度目となるこの企画、ちなみに前回は西沢渓谷でした。(その1、その2)
ちくわさんのブログにはリアルタイム感ある記事がアップされています。(こちら)
今回の参加者はちくわさん、私も含めて6人。もちろん全員ボードゲーマーです。

今回目指すのは山梨県北東部にある小楢山(こならやま)。

焼山峠から一杯水、錫杖ヶ原をへて小楢山頂上(1712m)を目指します。この写真には記されていませんが途中、新道と旧道の分岐点があります。
個人的には小楢山は2度目の登山ですが、前回は頂上ではガスで曇って何も見えずに帰ってきました。今回は雪辱をはたせるか?気合いが入ります。

登山口のトイレにあった消火器を工作してできた募金箱。なんと絵はちくわさん自ら描いたのだそうです!!!

登山道入り口付近にある子授地蔵。

子授地蔵の由来についての説明板。

ゆるやかなアップダウンを繰り返して進みます。道は拓けていて緑の中を進む感じです。

シダがあちこちに生えていました。

途中で生えていた謎の白い植物。ちくわさんによればギンリョウソウ(銀竜草)というのだそうです。登山道のあちこちで見つけることができました。

この日は登りではほとんどほかに人がいませんでした。静かな山登りです。

新道と旧道の分岐。新道は階段のある急登。旧道は脇を巻きます。

新道からのほうが眺めがいいので新道を登ります。

一汗かいて振り返ると素晴らしい眺望が。

少し歩くと的石と言う大きな岩がありました。

横から見ると薄いのですが、

高さは3メートル弱あります。

途中で見られる花などに癒されながら進むと頂上近くの一杯水の場所へ。

ここから軽い登りで頂上に辿り着きました。

雲海から顔をみせる富士山。

富士山をバックに山梨百名山の一、小楢山の標識

甲府盆地は雲の下です。

富士山頂の雲が晴れるかなとしばし待ちましたが残念ながら山頂付近は見れず。それでも前回は何も見えなかったので満足です。

ふと看板に目をやるとあのキツネを発見!!!

山頂でみんなでカップラーメンを食べようと思いましたが、大沢の頭という場所では見晴らしもいいし、途中で幕岩という巨大な岩に登れるということでそこまで行くことに。大沢山と幕岩への標識。
幕岩直下に到達すると一本の鎖が。みんなで意を決して岩を登ることにしました。鎖による直登。一人ずつ登ります。

鎖を登って幕岩上部に到達。

振り返ると素晴らしい眺望。

なんと金峰山の五丈岩も見えました。
そこから大沢の頭はすぐでここでみんなでカップラーメンを食べました。ここからは焼山峠への帰路につきます。みんなでブラックストーリーズをプレイし始めました。
ちなみに今回も活躍したブラックストーリーズ、登場したお題は
1)占い師は男に「白い鳩が君を殺すだろう」と告げた。数日後、男は死んだ。
2)ロメオとジュリエットは床に倒れていた。そばには水たまりがあり、割れたガラスが散らばっていた。窓が少しだけ開いていた。
3)山中の空き地で男が死んでいた。彼のライフルは少し離れたところに転がっていた。
そして最後にちくわさんが出した問題が皆さんなかなか解けずに焼山峠に近づく。。。。
4)満月のせいで、ハイジはだれが殺人犯なのかわからずじまいだった。
なかなかにひねった問題でしたがゴール直前で回答に至りました。
楽しい会話で疲れを感じさせず、登山口の焼山峠に到着しました。今回はゆっくり行ったので往復4時間程度でした。
前回小楢山に行った時、帰りに乙女湖に寄り、琴川ダムが奇麗だったのでそちらに行ってみようと言うことに。

写真は去年の秋に撮った琴川ダム。

ダムの上を歩くことができます。途中で下を見下ろすとちょっと恐怖。

ダムの向こう岸に渡って見えた看板。そう、去年もこの先に展望台があると聞いて先に進もうと思ったのですが、この看板を見て躊躇してしまったことを思い出しました。みんなも一斉に写真を撮りました。

来た道を戻って左に目をやると金峰山が見えました。

このあと、琴川ダムのダムカードをみんなでゲットしました。受付にいた人はなんとちくわさんの同僚!!世界が狭いのか、ちくわさんの顔が広いのか?

そしていよいよ次のイベント、温泉&ボードゲーム。前回と同じ「花かげの湯」へ。温泉から1人参加者が加わりました。
温泉に浸かった後、食事が来るまで軽いゲームをしようということでエスカレーションを2回ほどプレイ。このゲーム、PASSカードが強過ぎるような気もしますが。。。。

満を持して来たのはこの富士山丼(というより、もはや富士山桶)。

さらに上イカ丼も追加。

前回同様、瞬殺。

7人いるという事でセブンワンダーズ。今回はオリンピアのゼウス像。市場>隊商宿の流れで資源確保を狙いますが、両端が灰色資源を作らず、フォーラムを立ててなんとかしのぐも軍事で両隣からボコボコにされました。青系の得点で稼ぐも適わず1位と6点差で負け。2位と3位もトップと2、3点差の戦いとなりました。

そのあとは2グループに分かれてボードゲームをプレイ。私は宝石の煌きを専用マットを用いてプレイしました。好きなゲームの一つですが皆さんよく研究されています。2戦2敗でした。別のグループはカタンをプレイしていました。
この後はちくわさんとバックギャモンをプレイ。

なんとちくわさん持参のギャモンボード。

青を基調としたコンポーネントは非常に奇麗です。

最後はヘックメックの拡張をプレイ。

基本ルールに5つのオプションがつき、数字が低い目が出てもプレイに選択肢が出る様になりました。
時間が迫ったところでお開き。また同様の企画をしましょうと約束して解散。前回同様、充実した会になりました。主催してくれたちくわさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
参考:
ちくわさんのブログ記事:登山&温泉&ボードゲーム会
BGの集い〜ハイキング温泉天丼ボードゲーム会 西沢渓谷編 その1、その2
今回で2度目となるこの企画、ちなみに前回は西沢渓谷でした。(その1、その2)
ちくわさんのブログにはリアルタイム感ある記事がアップされています。(こちら)
今回の参加者はちくわさん、私も含めて6人。もちろん全員ボードゲーマーです。

今回目指すのは山梨県北東部にある小楢山(こならやま)。

焼山峠から一杯水、錫杖ヶ原をへて小楢山頂上(1712m)を目指します。この写真には記されていませんが途中、新道と旧道の分岐点があります。
個人的には小楢山は2度目の登山ですが、前回は頂上ではガスで曇って何も見えずに帰ってきました。今回は雪辱をはたせるか?気合いが入ります。

登山口のトイレにあった消火器を工作してできた募金箱。なんと絵はちくわさん自ら描いたのだそうです!!!

登山道入り口付近にある子授地蔵。

子授地蔵の由来についての説明板。

ゆるやかなアップダウンを繰り返して進みます。道は拓けていて緑の中を進む感じです。

シダがあちこちに生えていました。

途中で生えていた謎の白い植物。ちくわさんによればギンリョウソウ(銀竜草)というのだそうです。登山道のあちこちで見つけることができました。

この日は登りではほとんどほかに人がいませんでした。静かな山登りです。

新道と旧道の分岐。新道は階段のある急登。旧道は脇を巻きます。

新道からのほうが眺めがいいので新道を登ります。

一汗かいて振り返ると素晴らしい眺望が。

少し歩くと的石と言う大きな岩がありました。

横から見ると薄いのですが、

高さは3メートル弱あります。

途中で見られる花などに癒されながら進むと頂上近くの一杯水の場所へ。

ここから軽い登りで頂上に辿り着きました。

雲海から顔をみせる富士山。

富士山をバックに山梨百名山の一、小楢山の標識

甲府盆地は雲の下です。

富士山頂の雲が晴れるかなとしばし待ちましたが残念ながら山頂付近は見れず。それでも前回は何も見えなかったので満足です。

ふと看板に目をやるとあのキツネを発見!!!

山頂でみんなでカップラーメンを食べようと思いましたが、大沢の頭という場所では見晴らしもいいし、途中で幕岩という巨大な岩に登れるということでそこまで行くことに。大沢山と幕岩への標識。
幕岩直下に到達すると一本の鎖が。みんなで意を決して岩を登ることにしました。鎖による直登。一人ずつ登ります。

鎖を登って幕岩上部に到達。

振り返ると素晴らしい眺望。

なんと金峰山の五丈岩も見えました。
そこから大沢の頭はすぐでここでみんなでカップラーメンを食べました。ここからは焼山峠への帰路につきます。みんなでブラックストーリーズをプレイし始めました。
ちなみに今回も活躍したブラックストーリーズ、登場したお題は
1)占い師は男に「白い鳩が君を殺すだろう」と告げた。数日後、男は死んだ。
2)ロメオとジュリエットは床に倒れていた。そばには水たまりがあり、割れたガラスが散らばっていた。窓が少しだけ開いていた。
3)山中の空き地で男が死んでいた。彼のライフルは少し離れたところに転がっていた。
そして最後にちくわさんが出した問題が皆さんなかなか解けずに焼山峠に近づく。。。。
4)満月のせいで、ハイジはだれが殺人犯なのかわからずじまいだった。
なかなかにひねった問題でしたがゴール直前で回答に至りました。
楽しい会話で疲れを感じさせず、登山口の焼山峠に到着しました。今回はゆっくり行ったので往復4時間程度でした。
前回小楢山に行った時、帰りに乙女湖に寄り、琴川ダムが奇麗だったのでそちらに行ってみようと言うことに。

写真は去年の秋に撮った琴川ダム。

ダムの上を歩くことができます。途中で下を見下ろすとちょっと恐怖。

ダムの向こう岸に渡って見えた看板。そう、去年もこの先に展望台があると聞いて先に進もうと思ったのですが、この看板を見て躊躇してしまったことを思い出しました。みんなも一斉に写真を撮りました。

来た道を戻って左に目をやると金峰山が見えました。

このあと、琴川ダムのダムカードをみんなでゲットしました。受付にいた人はなんとちくわさんの同僚!!世界が狭いのか、ちくわさんの顔が広いのか?

そしていよいよ次のイベント、温泉&ボードゲーム。前回と同じ「花かげの湯」へ。温泉から1人参加者が加わりました。
温泉に浸かった後、食事が来るまで軽いゲームをしようということでエスカレーションを2回ほどプレイ。このゲーム、PASSカードが強過ぎるような気もしますが。。。。

満を持して来たのはこの富士山丼(というより、もはや富士山桶)。

さらに上イカ丼も追加。

前回同様、瞬殺。

7人いるという事でセブンワンダーズ。今回はオリンピアのゼウス像。市場>隊商宿の流れで資源確保を狙いますが、両端が灰色資源を作らず、フォーラムを立ててなんとかしのぐも軍事で両隣からボコボコにされました。青系の得点で稼ぐも適わず1位と6点差で負け。2位と3位もトップと2、3点差の戦いとなりました。

そのあとは2グループに分かれてボードゲームをプレイ。私は宝石の煌きを専用マットを用いてプレイしました。好きなゲームの一つですが皆さんよく研究されています。2戦2敗でした。別のグループはカタンをプレイしていました。
この後はちくわさんとバックギャモンをプレイ。

なんとちくわさん持参のギャモンボード。

青を基調としたコンポーネントは非常に奇麗です。

最後はヘックメックの拡張をプレイ。

基本ルールに5つのオプションがつき、数字が低い目が出てもプレイに選択肢が出る様になりました。
時間が迫ったところでお開き。また同様の企画をしましょうと約束して解散。前回同様、充実した会になりました。主催してくれたちくわさん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
参考:
ちくわさんのブログ記事:登山&温泉&ボードゲーム会
BGの集い〜ハイキング温泉天丼ボードゲーム会 西沢渓谷編 その1、その2
塩尻ボードゲーム会
先月、長野の塩尻で主催されるボードゲーム会へ行ってきました。

会場にあった地形図。山好きの身にとっては思わずシャッターに指が伸びます。
この会の特徴は子供のためのボードゲーム会が別の部屋で開かれていて、その名も「親子で遊ぼう、ボードゲーム会」。最初にそちらのほうに御邪魔してみました。

子供向けということで簡単なゲームがメインかなと思っていましたが、バリバリのユーロゲームが遊ばれていました。

子供だけで楽しんだり、親子揃って遊んだりと様々。
私も子供達に交じって参加してみました。

最初にプレイしたのはハリガリリング(RingLding)。指にはまるいろんな色の輪っかをカードに指定されたように最初にできたらそのカードを入手できます。一番カードを集めた方が勝ち。

子供相手に楽しくできればいいかなと思いきや。。。。

ゲームが進むにつれ彼らの動きが高速化していきます。侮れません。

大人もはまる、ワニに乗る。

ディクシット。少しひねったルールだけに4〜6歳児にはちょっと難しすぎたかな。
最後はコロレットをプレイ。これも少し難しかったかなと思ったのですが、最後の方は要領をつかんでうまいプレイをしていました。さすがです。
ほかには持参した「木こりの名人(Toc Toc Woodman)」がプレイされていました。
子供の会が御開きになったところで大人の会の方へ移動。いつもは30人近く参加者がいるそうですが、この日はゲームマーケットの日と重なったとあって多くはそちらに参加していました。
またこの長野のチームはゲームマーケットで開かれたごいたの大会で優勝したそうです。(ちなみに山梨は4位)

まずは主催者とラ グランハ(La Granja)を3人でプレイ。

農場を経営し、収穫した物を加工し、市場に売り得点を稼いでいくゲームです。「ローマの栄光」のようにカードを手持ちのプレイボードに差し込むことによって多様に使用します。多彩なカード効果、競り、ダイスを使うなどイスサファン、ローマの栄光、アグリコラなど様々なゲームシステムの影響を受けています。得点方法も多岐に渡ります。かといって詰め込み過ぎ感はなくじっくり戦略を練るゲーマーズゲームと言う感じです。

そのあとプレイしたのがタウシュ ラウシュ(Tausch Rausch)。
プレイヤーは手持ちのカードと場にあるカードを交換して公開された役を完成させます。最初に5つ役を達成したプレイヤーの勝ち。

場には3枚1セットの一組、2まい1セットの3組、1枚のみ1組があります。手持ちのカードを交換するときはそのセットと同じ枚数、場のカードと交換します。
例:3枚1セットの組と交換する場合、手持ちのカード3枚を場に置き、場にあった三枚を手持ちに加える。手持ちが2枚以下なら3枚の交換はできない。
その後、山札から一枚手札に加えます。

役の一例。
写真奥(上)から完成条件は
どの色のカードでもいいから4枚(5枚以上は駄目)で合計数37以上。
フルハウス。
赤色カード4枚(5枚以上は駄目)で合計数23以上。
青色カード5枚。
役を完成させる条件が揃った場合、手番でカードを公開してその役カードを入手します。この時その役に応じたボーナスがあり、たとえば写真手前の役では山札一枚を獲得できます。
こういったカードゲームの場合、手札を溜め込むのが得策な場合が多いのですが、場に出ている役は早い者勝ち。どの役を狙うか、他のプレイヤーはどの役を狙っているか見極めながらプレイします。
役を完成させた後は手札がごっそり減るので他の役を完成させるのに時間がかかります。
3枚換えたいけど手札が2枚しかない。あるいは手札が3枚あるけど、全取り替えはしたくない。というジレンマ。
手札が少ないととりあえず1枚交換でお茶を濁すといったプレイが出てきます。
交換するたびにカードを山札から1枚補充できるルールが秀逸ですこしずつ手札が貯まってきます。
新しく場に現れる役が、完成しやすい役か否かといった運の要素も入っています。
ルールは簡単ですがなかなか面白いゲームです。2桁の足し算ができるなら小さい子供でも遊べます。時間もそれほど掛からず2回ほどプレイしました。

お開きの時間が迫ったところで6人で「パフ!ラ ムッシュ」。息詰まるハエの叩き合い。読み手のいないカルタですが、盛り上がります。

他のテーブルではブルームサービスがプレイされていました。

その他ではシロクマ君から逃げながら食料を獲得するさながらサバイバルゲームのようなシロクマ王国にてが遊ばれていました。

このギミックがすごい。もはやゲームをするというよりは氷の動きを極めるといった芸当になっていきます。

しかしインパクトの強い箱絵です。子供が見たらトラウマになるかも。
まとめ
塩尻から山梨のボードゲーム会に参加してくれる人もいて、一度行ってみたい会でした。今回はゲームマーケットの日と重なって人が少なめと言うことでしたが、活気のある会でした。とくに子供の会が印象的でプレイされているゲームも豊富で子供にはやや難易度が高いのではと思うゲームもすぐに慣れてプレイできていたのは流石です。
船堀の「まんまる」も子供の参加者が多く、アットホームな雰囲気を醸し出しているのを思い出しました。
機会があればまたお邪魔してみたいと思います。

帰りはご当地名物「山賊焼」を頂きました。巨大な竜田揚げのような感じでした。

会場にあった地形図。山好きの身にとっては思わずシャッターに指が伸びます。
この会の特徴は子供のためのボードゲーム会が別の部屋で開かれていて、その名も「親子で遊ぼう、ボードゲーム会」。最初にそちらのほうに御邪魔してみました。

子供向けということで簡単なゲームがメインかなと思っていましたが、バリバリのユーロゲームが遊ばれていました。

子供だけで楽しんだり、親子揃って遊んだりと様々。
私も子供達に交じって参加してみました。

最初にプレイしたのはハリガリリング(RingLding)。指にはまるいろんな色の輪っかをカードに指定されたように最初にできたらそのカードを入手できます。一番カードを集めた方が勝ち。

子供相手に楽しくできればいいかなと思いきや。。。。

ゲームが進むにつれ彼らの動きが高速化していきます。侮れません。

大人もはまる、ワニに乗る。

ディクシット。少しひねったルールだけに4〜6歳児にはちょっと難しすぎたかな。
最後はコロレットをプレイ。これも少し難しかったかなと思ったのですが、最後の方は要領をつかんでうまいプレイをしていました。さすがです。
ほかには持参した「木こりの名人(Toc Toc Woodman)」がプレイされていました。
子供の会が御開きになったところで大人の会の方へ移動。いつもは30人近く参加者がいるそうですが、この日はゲームマーケットの日と重なったとあって多くはそちらに参加していました。
またこの長野のチームはゲームマーケットで開かれたごいたの大会で優勝したそうです。(ちなみに山梨は4位)

まずは主催者とラ グランハ(La Granja)を3人でプレイ。

農場を経営し、収穫した物を加工し、市場に売り得点を稼いでいくゲームです。「ローマの栄光」のようにカードを手持ちのプレイボードに差し込むことによって多様に使用します。多彩なカード効果、競り、ダイスを使うなどイスサファン、ローマの栄光、アグリコラなど様々なゲームシステムの影響を受けています。得点方法も多岐に渡ります。かといって詰め込み過ぎ感はなくじっくり戦略を練るゲーマーズゲームと言う感じです。

そのあとプレイしたのがタウシュ ラウシュ(Tausch Rausch)。
プレイヤーは手持ちのカードと場にあるカードを交換して公開された役を完成させます。最初に5つ役を達成したプレイヤーの勝ち。

場には3枚1セットの一組、2まい1セットの3組、1枚のみ1組があります。手持ちのカードを交換するときはそのセットと同じ枚数、場のカードと交換します。
例:3枚1セットの組と交換する場合、手持ちのカード3枚を場に置き、場にあった三枚を手持ちに加える。手持ちが2枚以下なら3枚の交換はできない。
その後、山札から一枚手札に加えます。

役の一例。
写真奥(上)から完成条件は
どの色のカードでもいいから4枚(5枚以上は駄目)で合計数37以上。
フルハウス。
赤色カード4枚(5枚以上は駄目)で合計数23以上。
青色カード5枚。
役を完成させる条件が揃った場合、手番でカードを公開してその役カードを入手します。この時その役に応じたボーナスがあり、たとえば写真手前の役では山札一枚を獲得できます。
こういったカードゲームの場合、手札を溜め込むのが得策な場合が多いのですが、場に出ている役は早い者勝ち。どの役を狙うか、他のプレイヤーはどの役を狙っているか見極めながらプレイします。
役を完成させた後は手札がごっそり減るので他の役を完成させるのに時間がかかります。
3枚換えたいけど手札が2枚しかない。あるいは手札が3枚あるけど、全取り替えはしたくない。というジレンマ。
手札が少ないととりあえず1枚交換でお茶を濁すといったプレイが出てきます。
交換するたびにカードを山札から1枚補充できるルールが秀逸ですこしずつ手札が貯まってきます。
新しく場に現れる役が、完成しやすい役か否かといった運の要素も入っています。
ルールは簡単ですがなかなか面白いゲームです。2桁の足し算ができるなら小さい子供でも遊べます。時間もそれほど掛からず2回ほどプレイしました。

お開きの時間が迫ったところで6人で「パフ!ラ ムッシュ」。息詰まるハエの叩き合い。読み手のいないカルタですが、盛り上がります。

他のテーブルではブルームサービスがプレイされていました。

その他ではシロクマ君から逃げながら食料を獲得するさながらサバイバルゲームのようなシロクマ王国にてが遊ばれていました。

このギミックがすごい。もはやゲームをするというよりは氷の動きを極めるといった芸当になっていきます。

しかしインパクトの強い箱絵です。子供が見たらトラウマになるかも。
まとめ
塩尻から山梨のボードゲーム会に参加してくれる人もいて、一度行ってみたい会でした。今回はゲームマーケットの日と重なって人が少なめと言うことでしたが、活気のある会でした。とくに子供の会が印象的でプレイされているゲームも豊富で子供にはやや難易度が高いのではと思うゲームもすぐに慣れてプレイできていたのは流石です。
船堀の「まんまる」も子供の参加者が多く、アットホームな雰囲気を醸し出しているのを思い出しました。
機会があればまたお邪魔してみたいと思います。

帰りはご当地名物「山賊焼」を頂きました。巨大な竜田揚げのような感じでした。