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サントゥジェーヌ・サントセシル教会

パリにある教会は石の柱、石の壁というイメージが伴いますがこのサントゥジェーヌ・サントセシル教会(Église Saint-Eugène-Sainte-Cécile)は他の教会とは趣を異にしています。

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正面は13世紀の建物を模してあり、ここだけ眺めるとよくありがちな教会のように見えます。
ウジェーヌ(Eugène)はナポレオン3世の妻、ウジェニー(Eugénie)に由来しています。聖セシル(Cécile)は音楽の聖人。
鐘の音が音楽を乱さないためか鐘楼はありません。

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教会の中に入って柱や壁をよく見ると実にカラフルな装飾がしてあります。

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ステンドグラスの美しさも見逃せません。

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教会の中の照明は控えめで実際にはもっと薄暗いです。
上の写真は露出時間を長めに取っているので明るく見えますが実際には下の写真のような感じです。

しかしあまりに照明が明るすぎるとかえって派手に見えるばかりか、ステンドグラスの美しさも損なわれてしまうでしょう。この薄暗さがちょうどいいのかもしれません。

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ほかにも見事な彫刻や像が置かれています。

この教会のもう一つユニークな点、それはミサがフランス語とラテン語で行われることです。
同じ日に最初にフランス語を、その後でラテン語のミサを行います。

Église Saint-Eugène-Sainte-Cécile
6 Rue Sainte-Cecile
メトロ3、8番線ボヌヌベル(Bonne Nouvelle)駅から徒歩5分