FC2ブログ

2020年にフランスで人気のあったゲーム

コロナ禍でゲーム会などが全滅状態になって一年。なんとか細々とゲームする機会を見つけてきましたがなかなか思い通りにはプレイできませんでした。そんななかフランスのゲームをチェックしてきましたが今回は日本に入っているゲームのほかにまだ知られていない注目したいゲームも含めていくつか紹介してみたいと思います。またフランスで人気の出てきた日本発のゲームも紹介します。

ワイルドスペース(Wild Space)

Wild Space
探検隊のキャプテンとなって未知の星を探査し仲間を増やしていくゲーム。
 プレイした人から「宝石の煌めきぷよぷよが合体した感覚」といわれることも。カードの効果を利用してコンボを決め自分の前に出すカードを増やしていくのですが、各プレイヤーができるのはたったの10手番!!漫然と場にカードを展開していては思ったほど出せず、しっかりと手札をマネッジメントして手札を場に展開するタイミングをいつ図るかが重要です。理想のカード構成を揃えるために自分の手札を捨てて場札のリセットを繰り返して勝負する運要素もありますが、脈々とコンボを決めるカードゲームというより限られた手番でいかに綺麗に決めるかという詰め将棋に似た感覚を受けます。
 あまり探検しているというイメージはない上、他のプレイヤーとのインタラクションはそれほどない(場のカードをリセットして妨害するくらい)ので爽快さを求める人には向いていないかもしれませんが、基本的にコンボを決めるカードゲームが好きで、かつ上述のように詰め将棋が好きな人ならお薦めです。


プルプル(Poule poule)

Poule poule
プルとは雌鳥のこと。場に卵や雌鳥、キツネ等のカードが矢継ぎ早に重ねて置かれます。ある条件下で卵が5個以上揃ったと思ったらカードの山を叩きます。ブラフで先にお手つきしても不利にならないというルールがユニークで秀逸。これによりダウトを掛ける側に心理的に揺さぶりをかけます。
 ブラフ大好きの人にはおすすめです。ベーシックゲームに慣れたらいろいろなバリアントカードを1、2枚入れてバリアントゲームも楽しめます。中にはバリアントカードを全部入れて勝負できる強者も出てきます。

ニダヴリール(NIDAVELLIR)

NIDAVELLIR.jpg
競りゲームですがテーマがあり、お金をアップグレードしながら必要なキャラクターをリクルートしていきます。オープンオークションではなく、お金は裏向きにして競りに掛るので心理戦になります。最初に使えるお金は0、2、3、4、5金だけなのでタイになりやすいですが各プレイヤーにタイブレーカーがあるのが戦略の1つになってきます。
 お金をアップグレードする場合は0金で競りを行わねばならず、欲しいキャラを大抵リクルートできませんがお金の合計がそのまま勝利点となり、またアップグレードしないとその後の競りに負けるので重要です。このため0金同士の競りが起きることもあり、このときにもタイブレーカーが一役買うことになります。
 ヒーローキャラクターの特殊能力がやや多いですが全体としては煩雑ではありません。競りゲームとセットコレクション、アップグレードのタイミングの戦略などよく練り込まれていて面白いです。

コスモポリート(Kosmopoli:t)

Kosmopolit.jpg
アプリを使いながらレストランで海外から来た客の注文(その客の現地料理)を理解しリアルタイムかつチームワークで処理していくゲーム。
 思い切り言語依存しますが、いや言語依存するからゲームとして成立するという珍しいタイプのゲームです。アドリブ好きなフランス人に大受けする理由がよくわかります。日本の料理等もあります。


ミステリウム パーク(Mysterium Park)

Mysterium Park
ミステリウムの簡易版。ミステリウムが好評だったためか、はたまたクリスマスもあってかフランスではどこも品切れ状態がつづいて半年待ちという人気です。こちらはすでに日本語版が出ています。

Trek 12

TREK 12
Welcome toのように紙のシートに書き込んでいくタイプ。登山がテーマになっています。2つのダイスの加減乗除で数字を選び、マスに埋めていきます。ブルーノカタラの作品とあってかこちらもじわりじわりと人気が出て品切れ状態となっています。

ゴーストアドベンチャー(Ghost Adventure

Ghost Adventure
発想が大胆な独楽を使う協力型ゲーム。回転する独楽が止まる前にプレイボードを手でコントロールしながらミッションをクリアしていきます。ソロプレイもできます。すでに日本語版がでていますが、日本語版ではタイトルがスピニングアドベンチャーとなっています。

ヴィア マジカ(Via Magica)

Via Magica
同作者によるアウグストゥスのリメイク。アウグストゥスにあった攻撃的要素はなくなりテーマもローマ帝国から魔法使いのファンタジー要素が濃く出て女性受けするデザインになっています。アウグストゥスが好きな人ならもちろんおすすめです。

コーデックス ナチュラリス(Codex Naturalis)

Codex Naturalis
山椒は小粒でもぴりりと辛い」という表現がありますが、まさにその表現がぴったりと合うゲーム。出た時点で派手さはないが評価が高かった作品です。リソースカードとゴールドカードの2種類の組み合わせでカードの角を重ねて得点するのですが、カードの裏も配置できるのが面白い。初期札も表と裏で好きなほうを選べて「一時的だが多いリソースをとるか」「少ないが恒常的なリソースをとるか」どちらの戦略をとるか悩ましいです。
 二人なら二人カルカッソンヌのようなガチで、4人なら共通の得点条件を満たすために競争してリソースの取り合いになるか、競争を避けて自分の得点条件に特化するかいろいろ戦略が練れます。
 このゲーム、終了条件の一つにフランス語ルールでは「場で取れるカードがなくなったら」、英語ルールでは「二つの山札がなくなったら」と違いがあり(フランスゲームあるある)英語ルールのほうが明瞭なのに対してフランス語ルールでは解釈に困る(^^;)のがいかにも、といった感じです。
 ゲーム会で途中からきて2人3人で待ち時間などにやるにはぴったりです。コーデックスナチュラリス、山椒のようなゲームが好きならおすすめです。


2人用ゲーム

ロメオとジュリエット(Romeo & Juliette)

Romeo Juliette
Sylex社から出た二人用協力型ゲーム。一人がロミオを、もう一人がジュリエットを担当し、うまく逢い引きします。プレイ中は会話ができません。一定数の成功、失敗の回数で勝敗が決まるゲーム。原作に登場する人物がでてきますが、原作を知らなくてもプレイはできます。箱がそのままゲームボードになるおしゃれな作りです。

言語依存するゲーム

言語依存するゲームはこれまであまり取り上げてきませんでしたがジャストワンのように最近は日本語されるゲームが多いので取り上げておきます。

トップ テン (Top TEN)

Top TEN

もとはポーランドのゲームでフランス語訳がでてあっという間に話題を席巻しました。お題の状況から最高と最悪(10段階)の状況や物などを各プレイヤーが与えられた数字に基づき考え、回答者がその順番を当てるというゲーム。回答者も参加するというのが好評価の理由の1つかもしれません。アドリブ好きのフランス人の琴線に触れたようでコロナ禍のフランスではオンラインでプレイする人もいます。

フィエスタ デ ロス ムエルトス (Fiesta de los Muertos)

Fiesta de los muertosRegles.png
2019年に出たゲームですが今年人気が出てきた協力型パーティーゲームです。タイトルはスペイン語で直訳すると「死者達の宴」となります。メキシコのお祭りからきています。故人の名前が書かれたカードを各自受け取り、その人物を骸骨に書き込みます。その人物から想像される単語を骸骨の口の中に書き、人物は伏せた状態で骸骨を左隣の人に渡します。渡された人はその単語をもとに別の単語を書いて同様に左隣の人に渡していきます。これを4回繰り返した後で最後の単語が書かれた骸骨を横1列に並べ、人物カードを見えないように集めて8枚になるように加えたあとシャッフルし、表向きにして並べます。各人がそれぞれどの人物かを予想します。テレストレーションの絵を描かないバージョンのプレイ感覚ですが得点方法がテレストレーションと違い結果ではなく人物の単語を当てる事で得点が入ります。

ザ・ループ (LOOP)

The Loop
各プレイヤーが協力してフー博士を倒すという協力型のゲーム。言語依存するカードが100枚以上あり日本語版が出るには時間が掛かりそうです。


フランスで人気のある日本発のゲーム

Kami
 ごいた

Kami Cards
ついに「ごいた」がヨーロッパに上陸しました。文字ではなく絵柄で王将のかわりにお姫様となっています。

タイムボム ホームズ vs モリアーティ教授

Time Bomb
タイムボムのフランス語版 こちらはテーマがシャーロックホームズとモリアーティ教授の対決の構図になっています。

Love Letter

Love letter packageLove letter Cards
おなじみのラブレター。フランスでも人気があります。

インサイダー

Insider boxInsider cards
こちらも会話系でフランス人にも受けているようです。

まとめ


パーティーゲームは健在です。しかしコロナ禍はフランスでも大ダメージでゲーム会等は厳しくオンラインでプレイしたり、言葉を使ったゲームなどはZoomなどを使いながらプレイする人たちも出てきています。世界中でのコロナ禍でボードゲームの楽しみ方も今後も変貌していくのでしょうか。

アズールをネットでプレイする

以前、宝石の煌めきをネットでプレイできるサイトを紹介(こちら)しましたが、サイトがバージョンアップしていくつかゲームが追加されています。今回はアズールについて紹介します。下のサイトからアクセスすると該当のサイトに移ります。

https://azee.mattle.online/welcome


Fig 1

注:画像が小さくて見づらいかもしれませんが、以下全ての画像はクリックで拡大できます。

お試しや初めてプレイする場合、左側のPlay as Guestをクリックします。

Fig 2
いくつかのRoomが現れます。自分のRoomを作りたいなら左上の+Createをクリックします。
(他の人とプレイしたければJoinをクリックして参加することもできます。)

Fig 3
すると上のような画面が現れます。

Fig 4
▼をクリックするとプレイする人数とコンピュータープレイヤーの数を選択できます。下はスピード設定とボードの選択です。

Fig 5
Createをクリックすると上のように自分のRoomが現れStartをクリックしてゲーム開始です。

Fig 6
画面中央にプレイヤーが選択できるタイルが表示されています。画面上の! 1 minite leftの表示を消したければ◇をクリックします。
手番になると自分のプレイエリアの左上に丸が点滅します。4つのタイル群の中から好きな色のタイルを選びます。

Fig 7
例として左上の黄色タイル2枚を獲得したい場合、黄色のタイル(どちらでもよい)をクリックします。

Fig 8
上の様な場面が現れます。自分が置きたい列にある矢印をクリックします。(キャンセルする場合、右上のXをクリックします。)

Fig 9
すると下にOKの表示が出るのでこれをクリックします。

Fig 10
黄色タイル2枚が希望した列に配置されました。

Fig 11
選ばれなかったタイルは縦に配置されていきますが、このタイルが欲しい場合、欲しい色のタイルをクリックします。

Fig 12
あとは同じ要領でゲームが進んでいきます。得点計算は完全にオートマチックです。点数は右下に表示されます。

Fig 13
ゲームが終了すると順位が表示されます。

戻るときは画面右上のBackをクリックします。

その他のゲームをプレイするには



Fig 2
Roomが表示されている場面に戻ります。

Fig 14
中央上部のmore gamesをクリックします。

Fig 15

左側に他のゲームが表示されます。

上から

Azee アズール
Spicee センチュリースパイスロード
Sevenee セブンワンダーズ:デュエル
Spendee 宝石の煌めき
Blokee ブロックス
go 囲碁

に相当します。他のゲームにもぜひチャレンジしてみて下さい。

ロビーワン

2020年になりました。

去年を振り返ってみてフランスのボードゲーム事情も変わってきたようです。

フランスがドイツのボードゲームと大きく一線を画す点の1つとして良質なパーティーゲームの豊富さが上げられます。従来はパーティーゲームは毎年、山のように出てそのなかでもとくに面白い物はトリックトラックでも高い評価を得てきました。
しかし昨今、そういったパーティーゲームよりやや重いゲームが高い評価を得る傾向が強くなってきた感じがします。

また日本におけるフランスのボードゲーム事情も変わってきたようです。

パーティーゲームの中には言語に大きく依存するもの、依存しないものと多々あります。ただ当ブログではたとえ面白くても言語依存するゲームは取り上げてきませんでした。
しかし昨今、言語依存するが評判のいいフランスゲームは和訳されて日本に入ってくるようになりました。フランスのゲームが日本でより身近になってきたと言えます。

とくに前評判の高いフランスのゲームはエッセン等で紹介されるともうすぐに日本に入ってくるようになってきました。
そういった意味で当ブログも新しいフランスのボードゲームを紹介する機会が減ってきました。

とは言え日本には入っていないフランスのゲームはまだまだあるのでそういったゲームを機会を見つけて紹介し続ければと思っています。

ロビーワンbignone
というわけで今回はジュソックでの評価を得たパーティーゲーム、ロビーワンを紹介したいと思います。
このゲームは3つのモード(協力、対戦、団体戦)が楽しめるようになっています。ここではそのうち、対戦モードについて説明します。
注:3人から12人まで遊べると表記されていますが説明書を何度読み直してもプレイできるのは6人まで。12人でプレイするには2箱必要になります。


概要

皆さんはロボットです。ロボットを製造するロボットです。その製造の仕方を命令するのもロボットです。そう、ロボットがロボットに命令し、ロボットを製造するのです。ロボット故に話すことはできません。(ただし笑うことはOK!!)

コンポーネント

材料カード

材料カード
ロボットを造る部位は「頭」「腕」「脚」からなり、それぞれ背景が青、緑、茶色になります。カード両面それぞれ違う部位になっています。

帽子
レンチドライバートンカチ
車輪バネ

のパーツで構成されます。


頭部
各材料カードはこの3つのパーツのうち、2つで構成されます。

また材料カードには枠に囲まれた図柄が2つあります。これは裏面のカードを構成するパーツを表しています。つまりこの枠を見ることで裏面の部位とそれを構成するパーツがわかります。

腕 脚 裏
左上はドライバーとトンカチで構成された腕のパーツですが車輪と靴が枠に描かれています。つまり裏面(右上)は車輪と靴で構成された脚のパーツとわかります。

ロボット製造ボード
プレイヤーの製造ボード。このボードにカードを配置していきます。

目的カード

目的カード
この目的カードに示されたパーツをもつ材料カードを正しく配置します。
材料カードは2つのパーツで構成されますが必要なパーツが含まれていれば他のパーツが入っていても構いません。また腕や脚に関して目的カードに描かれたパーツの位置(右、中央、左)は気にしなくて構いません。

完成形
左下の目的カードに基づいた完成形。

準備

テーブルの周り、両隣のプレイヤーに触れる距離に座る。円形のテーブルが望ましいが長方形でもあまり支障ありません。

スクラップ
五角形のスクラップボードを中央に置き、その各辺に材料カードを配置する。ボードの上にロビーワン(ROBBY ONE)とロビーツー(ROBBY TWO)のトークンを置く

各自製造カードを自分の正面に配置する。目的カードを裏向きで受け取る。

ゲームの流れ

対戦モードは2ラウンドで構成されます。

3、2、1の合図で各自左手に持った目的カードを同時に見て第1ラウンド開始。
注:目的カードを右隣の人に見えるように置いてはいけません。

目的カードに描かれたパーツのカードを右隣の人に取ってもらい自分のロボットを完成させます。。。

ロビーワン 1
目の前にあるパーツは自分で取って自分のロボットを製造することはできません。右隣の人に必要なパーツを伝え、そのパーツを取ってもらいそして必要な場所に配置してもらいます。

プレイヤーはロボットなので話すことはできません。必要なパーツを伝えるために下記に示すようにカードの横の数字の回数分、刺激を送ります。

のパーツは右足で右隣の人の左足を必要な回数分軽く叩きます。
のパーツは右手で右隣の人の左腕を必要な回数分軽く叩きます。
のパーツは右手で右隣の人の左肩を触り、必要な回数分ウインクします(あるいは頭を振ります)*。

*頭を振るよりもウインクのほうが圧倒的に受けます。

スクラップ
たとえば上の写真の場合、3に配置された脚のカードを取ってほしい場合、隣の人の足に3回、刺激を送ります(相手の左足を3回、軽く叩く)。

場の材料カードを裏返す


裏側に描いてある部位とパーツは2枠の図柄でわかります。カードの表側ではなく裏側が欲しいパーツの場合はカードの裏側の部位の伝達方法で相手にシグナルを送ります。

裏
たとえば上の写真で左隣のプレイヤーが自分のを5回叩いた場合。。。。
「え?脚のパーツなのになんで腕を叩くの?」となりますが「ああ、そういうことか!」ということでこれを裏返してから配置するわけです。
ちなみにこのルールを説明するとほぼ「うわー、ムズー(^_^;)」という反応が返ってきます。

もし隣のプレイヤーが置き間違えた場合

 そのカードを指で叩いて右隣の人に知らせ山札に戻させます。

山札の1つが無くなった場合

 他の山札から分けて補充します。

ラウンドの終了

最初に自分のロボットが完成したら、「ロビーワン!」と宣言し、ROBBY ONEのトークンを取ります。次に自分のロボットが完成したプレイヤーは「ロビーツー」と宣言してROBBY TWOのトークンを取り、ラウンドは終了します。

得点計算

最初に、ROBBY TWOのトークンを取ったプレイヤーから目的カードと参照し、

正解していれば

 自分のロボットが完成したプレイヤーとそのロボットを完成させたプレイヤーに1点ずつ入ります。

もし間違っていた場合

 他のプレイヤーに1点ずつ入ります。


次に、ROBBY ONEのトークンを取ったプレイヤーが目的カードと参照し、

正解していれば

 自分のロボットが完成したプレイヤーとそのロボットを完成させたプレイヤーに2点ずつ入ります。

もし間違っていた場合

 他のプレイヤーに2点ずつ入ります。

第2ラウンドは逆に左隣のプレイヤーに自分のロボットを完成させてもらいます。

得点計算は第1ラウンドと同様にしますが、

ROBBY TWOについては2点
ROBBY ONEについては3点になります。

間違えた場合は上記と同様に他のプレイヤーに相応の点が入ります。

2ラウンドを終えて一番点の高いプレイヤーが勝ち。同点の場合は第2ラウンドでもっとも点を多く取ったプレイヤーの勝ち。

所感

ロビーワン 3
まずスクラップボードに描かれた数字の順番が時計回りでも反時計回りでもなくランダムなのが憎らしい(^_^;)。2の隣は1でも3でもありません。

会話禁止のゲームはすでに多くありますが、このゲームはその伝達の方法がユニークかつリアルタイムで進むのが特徴です。自分の目的カードをみて右隣の人にシグナルを伝えるのはすぐできますが、同時に左隣の人から頼まれるわけです。リアルタイムで進むので相手にうまく情報が伝わってカードを取ろうとした瞬間、他のプレイヤーにそのカードを取られてしまって「あー、また考え直し!」ということがよく起こります。

最初はどうしても自分のロボットのために右隣のプレイヤーにシグナルを送り続けて、左隣のプレイヤーからのシグナルに対しておろそかになってしまいます。しかし自分のロボットを完成してもらい、かつ隣の人のロボットを完成させれば2回得点が入ります。自分勝手なプレイでは勝利は遠くなります。

また頭部のパーツは相手の肩を触って伝えるのですが、相手が自分のロボットを造らせることに夢中でなかなか気づいてくれないことがあります。ひとりむなしくウインクの空振りや頭をひたすら振り続ける様子は周りが見ていても笑えます。さらにパニックになると「頭部」のパーツを報せるのに隣の人の肩ではなく、頭を叩き出す人が出てきます。会話してはいけないのに笑いはずっと起き続けます。


まとめ

ロビーワン 2
フランスでは毎年のようにパーティーゲームが出ていますが、その多くがテキストが書かれたカードなどを使ったゲームで言語依存します。それゆえフランス国外に販売されるのは英語版などが出てからというケースが多いです。このゲームは言語依存せずにまたユニークな発想で伝達するという点でパーティーゲームの宝庫、フランスの面目躍如といったところでしょうか。

リアルタイムで会話がなくボディータッチするため、ヘビーゲーマー同士やオープン会で知らない人とプレイする場合は反応が微妙かもしれないですが、知り合い同士でプレイするとプレイする人も周りも盛り上がります。このロビーワンはとくに家族でぜひプレイをお薦めしたいゲームの1つです。

2019年 フランスで人気が出たゲーム まとめ

2019年も終わりが近づきました。フランスで今年高く評価されたゲームのうち、フランス発のゲーム、日本にすでに入ってきているもの、日本ではまだあまり知られていないもの、ドイツゲームなど海外のゲームを分けていくつか紹介したいと思います。

フランス発の作品

クールール ドゥ パリ (Couleurs de Paris 英題:Color of Paris カラー オブ パリス)

パリの色bignone
 直訳すると「パリの色」。色そのものがゲームの要素に成るのはパスティーシュファイナルタッチなどありますが、このゲームはワーカープレイスメント要素で絵の具を手に入れ、混色し、描き上げるレベルをあげて絵画を完成させていきます。
発展系でワーカープレイスメント、そしてビジュアル的にも綺麗でフランス人に人気がある理由がわかります。アドバンスドルールではモネやセザンヌ、ヴァンゴッホなどが登場し、各自特殊能力を持っています。お気に入りの画家でプレイするとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。
実はベーシックルールでは案外時間がかかるので初プレイでもアドバンスドルールでプレイするのがお薦めです。各プレイヤーの戦略がたてやすくなります。

ドラフトザウルス (Draftosaurus)

ドラフトザウルスbignone
 セブンワンダーズ、タケノコの作者、ボーザらが手がけた作品。
袋にある恐竜の駒をドラフトしながら得点を競います。人気を反映してかフランスでは品切れ状態が続いています。

チャクラ (Chakra)

チャクラbignone
共通の場から7色(+1色)のエナジーを集め、自分のボード上のチャクラに色が揃うように配置します。ゲームで使われている色や位置は実際のチャクラを反映しています。黒色の負のエナジーはお邪魔者と同時にうまく使いこなせば自分のプレイを助けてくれます。
綺麗な絵柄でできるアクションは限られているのに、いろいろと考えます。それゆえ4人だとちょっとダウンタイムが気になるというのであれば3人プレイがいいかもしれません。パズル好きの人にはぜひお勧めしたいです。2人でも3人でも面白いです。

ファラオ (Pharaon)

ファラオンbignone
 出生時から死ぬまでの5ラウンドを様々な活動をしながら実績を重ねてファラオ(王)になるべく奮闘します。フランス語では「ファラオンPharaon」と発音します。
販売されるや、じわりじわりと評価を上げてきた作品。クールール ドゥ パリと同じようにボード中央の円が回転するワーカープレイスメントとリソースマネッジメントですが、アクションが選べるところは5つだけ。しかしそのタイミングに先読みが必要で「このラウンドでもう少しがんばるか、次のラウンドのために早めにパスして恩恵を受けるか」など考えどころは多く、中量級から重量級の間の位置づけでしょうか。プレイするたびじわりじわりと面白さが伝わってきます。1〜5人までプレイできますが5人だとやはり長期戦になりそうです。

イシュタール バビロンの庭園 (Ishtar Les Jardins de Babylone 英:Ishtar: Gardens of Babylon)

イシュタールbignone
 タイル置きのゲームで、場や自分の駒やタイルの状況に応じて得点方法を選択していくというのが特徴。純粋な配置ゲームではなく、どの得点方法が点を稼げるかを常に考えるので時間は掛かりますが、ゲーム終了時の見た目は綺麗なので写真に撮りたくなります。

ロビーワン (Robby One)

ロビーワンbignone
 ジュソックで印の評価を得た新作。隣の人の手を(足も?)借りて自分のロボットを完成させるゲーム。自分が隣の人にお願いするだけでなく、反対側の隣人からもお願いされるという展開に振り回されること必至。隣の相手の肩に触ったり足に触ったりするので知り合い同士でのプレイがお薦めかなと。

サムサラ (Samsara)

サムサラbignone
 輪廻という概念をボードゲーム化し、デッキビルディングシステムを取り入れた意欲作。ドミニオンのように特殊能力を持つカードを入手して自分のデッキを強化していくのですが、カードの獲得のために「自分の駒を移動する」=「死に近づく」というのがこのゲーム独特の世界観です。一周して輪廻転生すると悪業を積むことになり、デッキが圧迫されていきます(ドミニオンでいう魔女の呪い)。条件を見たせばアミュレットを獲得できますが、このとき善業だけでも獲得できますが悪業をして獲得もできます。ゲーム中盤になると「あぁやはり手を汚さねばならないのか」「私は善業だけで勝ってみせましょう」「そんなのは気にしない!勝つためには悪に染まってやる!!」(笑い)、こんな会話が聞こえてきます。勝利するには5つのアミュレットが必要ですが最後のアミュレットだけは善業だけで獲得しなければならないというのがミソ。5人までプレイできますが各人最初から固有の特殊能力をもっているのでそれらをどう活かすかが戦略のポイントになっています。デッキビルディングに食傷気味の方にはいまさら感がありますが、ヒンドゥーに関連する用語や独特の世界観に興味があれば一度プレイしてみるのもありでしょう。

モンマルトル (Montmartre)

モンマルトルbignone
 買い手の興味を引くべく、貧しい画家が絵画を描きます。ときには未完成の絵を明日の糧のために安値で売ることも必要です。高く売るにはまさに運と時が重要!そんなモンマルトルに集う画家達の生活を凝縮したカードゲームです。自分の前にカードを配置して得点を得ます。システム的には特筆する点はありませんが、初心者にはゲームの意図がわかりやすく、また無名の画家達の悲哀に満ちた人生の縮図がフランス人の共感を受けるのかもしれません。カードゲームを数多プレイしている人にはとくに興味を引かないかもしれませんが、コンポーネントが綺麗で絵が好きな人ならこれだけでも買いです。

ネメトン (Nemeton)

ネメトンbignone
 ティカルのように何もない状態からタイルを配置していきます。このタイルの置き方と効果が独特でタイルをつなげながら森を造ります。そこから自分のキャラクター(ドルイド)を移動させ、森の動物達の力を借りながら得点を伸ばしていきます。覚えることが少し多めの準重量級ゲームです。
4人までできますがこれも考えどころが多く、ダウンタイムが気になるなら3人が手頃かもしれません。

ミュージアム (Museum)

ミュージアムbignoneカードbignone
 こちらもフランスで発売以来、そこそこ評価が出ている作品です。言語依存してしまうので日本語版がでるのはだいぶ先かも。

フランス産以外での作品


以下は海外発のゲームでフランスでも人気がある作品を取り上げます。

ウィングスパン (Wingspan)

うぐいすパンbignone
 おびただしい数の鳥のカードを訳して日本語版がもう発売されたのは驚愕。
各鳥一羽一羽に能力があり、作者の鳥に対する愛が伝わります。プレイする度に鳥の知識が深くなる一方、いろんな戦略が見えてくるのもこのゲームがリプレイされる理由の1つでしょう。慣れてくると鳥に感情移入してきて「カラス強くない?」と言った意見も。余談ですがゲーム名を聞いて「うぐいすパン?」と聞き返す人が時々います。

コインブラ (Coimbra)

コインブラbignone
 大航海時代のポルトガルの都市コインブラで様々な職業の人々の手を借りて勝利を目指します。日本でも既に多くの人にプレイされていますが、フランスのゲーム評価サイトVin d’jeuでも今年もっとも評価された作品です。

ブラックエンジェル (Black Angel)

ブラックエンジェルbignone
 一見するとソレニアのようなゲーム展開ですが、細かなルールが複雑でヘビーゲーマーには評価が高いようです。重ゲー好きのプレイヤー向きなのかもしれません。

レスアルカナ (Res Arcana)

レスアルカナbignone
 アメリカ発の作品ですが仏語化されあっという間に人気がでました。
これもすでに日本語版が発売されている作品です。

リトルタウン (Little Town)

リトルタウンbignoneリトルタウンビルダーズ
 もとは日本のStudio GGから出た「リトルタウンビルダーズ」が海外でも評価されて発売されています。独版、仏版、英語版はイエロ社が手がけています。


まとめ

フランスはカクテルゲームズ等が代表的なパーティーゲームを毎年、多々輩出してきましたが、近年はフランスでも重量級のゲームが高く評価されフランスお得意のパーティーゲームにあまり高い評価がつかなくなってきました。今後どのような傾向になるのか、その動向が気になります。

参考:日本ではあまり知られていないフランスの人気ゲーム 2019

日本ではあまり知られていないフランスの人気ゲーム 2019

諸事情でしばらく更新が滞ってしまいました。ここ2年間で注目すべきフランス発のゲームが多く出てきましたが、今回はフランスで人気があるが日本ではまだあまり知られていないボードゲーム群をまとめという形で報告したいと思います。

この記事ではそのなかでも、あまり言語依存しない中量級以下のゲーム(プレイ時間1時間以下)や日本を題材にしたゲーム等を紹介します。

随時、写真をアップして行きます。


ガニメデ

DSC_0981.jpg
 フランスで今、驚異的な人気。技術者をリクルートし、火星へ運び、そしてガニメデに移住させる計画のために奮闘します。
場には地球にリクルートするタイル、地球から火星へ運ぶシャトル(ロケット)、火星からガニメデへ運ぶシャトル、そして移住のミッションカードがあります。
地球にリクルートするタイルは5色あり、3つまで獲得できます。同じ色のタイルを獲得すると効果が倍増するというのが戦略の1つの要素になっています。
技術者を地球から火星へ送るロケットには条件があり、その条件に合わせた人員選択が大切です。
さらに火星からガニメデに移住させるためのロケットにも条件がありこれらを踏まえた計画性のある人員確保が重要です。
ロケットも5種類あり同じタイプのロケットを選択する度、その追加効果も増加して行きます。この感覚は「宝石の煌めき」に近いと言う人もいます。
とりわけ追加効果が発動したときにコンボが発生するのが楽しい。
得点条件が終了時の自分のボード上の条件に依存する物もあるため、プレイを終わらせるタイミングも重要というのが大きい。
プレイ時間は45分、慣れれば30分程度で終わる中量級ゲーム。
注:付随の英語ルールがやや混乱を招く表現が多く、原語のフランス語で確認しないといけないことが多々あります。

ソレニア

1548839717567.jpg
 昼と夜を飛行船が進みながら資源を得て、街を訪ねて得点を稼ぎます。資源獲得には自分のカードをボード上に配置しますがこのカードの真ん中に穴が空いているというのが新鮮。穴から見える資源が獲得できます。カードの数字は0、1、2だけでカードの数値分資源や得点が入るのですが0では入らず、かわりに飛行船が前方に移動します。これにより飛行船が昼から夜へそしてまた昼へと移動して行きます。このメカニクスが素敵です。
昼と夜では手に入りやすい資源が違うため、計画的にプレイする必要があります。日本にも入ってくるようです。

キューバーズ

DSC_1030.jpg
 場にある鳥カードを同種の鳥で挟んで間の鳥を集めていく。カードに指定された枚数以上手札に集めると公開でき、自分の場に出すことができます。指定された枚数は鳥の種類によって異なり、また小さい数値と大きい数値があります。小さい数値分あつめると「小さな群れ」として1枚、大きい数値分集めると「大きな群れ」として2枚、自分の場に出せます。8種ある鳥のうち、7つを一枚以上集めるか、2種の鳥を3枚ずつ集めた人が勝利。カードを入手するときは手札に同じ鳥のカードが複数あるときは全部出さなければいけないために3羽のフクロウを得るために5羽のツバメを場に出さなければならない(泣)といったこともあります。プレイ人数によって戦略が変わるのも面白い。

スモールアイランド

Small Isalands
 タイル配置のゲーム。各人秘密裏の得点条件があり、他人にうまく便乗しながら得点のチャンスをうかがいます。
どのタイミングで自分の船を取るか。戦略的な面も多いが時間はそれほどかからない正統派中量級ゲーム。

ビッグモンスター

ビッグモンスター
 サンドイッチのようにリアルタイムでプレイするドラフト。ただしドラフトするのはカードではなくタイル。このタイルを効率よく配置し得点を獲得します。戦略的な要素もあるが、アクションで進行するドラフトはパーティーゲームの要素もあるといえます。得点方法が各モンスターごとにあるので最初は覚えるのが大変ですが、イラストで示されていてわかりやすいです。個人戦、チーム戦と二通りの遊び方が楽しめます。

ロビンフッド

ロビンフッド
 クー、人狼、ドクロとバラ、ラブレターを足して4で割ったようなゲーム。カードの効果を使ってのブラフ合戦。裏向きのカードをめくってさまざまな駆け引きが始まります。「オレはロビンだ!!、シェリフと二人の部下の場所を暴いてやる!!」と言ったプレイヤーがロビンのカードをめくってしまい、「お前、誰だよ!(笑)」「ほんと、俺誰だ?(爆)」なんてコントのような笑いが起こります。初プレイではちょっと言語依存もあるためプレイアビリティーは下がりますが、慣れてくればすぐに楽しめます。ブラフや読み合いが苦手な人も運が良ければ逆転勝利もあるのでチャンスはあります。アドリブ好きなフランス人に受ける理由がよくわかります。

ギルド

 セブンワンダーは私の好きなゲームの1つですが、「誰が勝っているのかわかりにくい」、「得点方法が複雑」ということで敬遠する人もいます。このゲーム、ギルドはカードがそのまま得点に直結する得点方法がシンプルなため、初心者でもすぐに状況がつかめます。「ドラフトはちょっと苦手」という人にもおすすめです。ドラフト方法が若干言語依存する以外は問題なく遊べます。基本ルールでは物足りない上級者にはバリアントがあります(ただし言語依存)。

30カラット

30カラット
 価値のわからない宝石を交換して価値の高い宝石を集めて価値の低い宝石を他のプレイヤーに押し付けていきます。各プレイヤーは色の付いた衝立てで手持ちの宝石を隠し、また自分だけがその衝立てと同じ色の宝石の価値を知っていると言うのがミソ。
初心者同士でも楽しめるが、ゲーマー同士の駆け引きは見ているだけでも圧巻。
日本ではあまり流通していないのはカードが言語依存するためですが、日本語化されればすぐにでも楽しめます。

クレオ

クレオ
 火、水、空気、土のエレメントを使って無から惑星を完成させる「花火」のような協力型ゲーム。手持ちのカードを配置してプレイするのですが各人が何を持っているのかは口頭では伝えることができません。ある条件を満たしてのみ相手のカードを見せたり、交換できるのですが厳しい条件下でのプレイを強いられます。たとえば5人プレイの場合、「AとCがあのアクションをした。それはつまり。。。」とプレイしていないB、D、Eも自分のカードを見ながら他人のカードを推測してアクションを選択するというやや慣れの必要なゲームです。「花火」よりは敷居が高いですが、一度プレイすると要領はつかめるのでぜひチャレンジしてほしいです。奇麗な絵柄は女性にも受けがいいです。

ARGH

 実験動物達が人間に反乱を起こすと言うぶっ飛んだ設定のゲーム。ゴキブリポーカーのような感じのゲームですが、後発なのでそれほど新鮮さはないでしょう。ブラフ好き、アドリブ好きなフランス人にはそこそこ受けているようです。

ケンジン

 セブンワンダーズのように各自スタート時に独特のボードを担当し、ボードによって得点方法が決まります。相手とボードとの間に自分のカードを配置しての攻防です。使うカード構成は全員同じですが、カウンティングと読み合いでうまくチャンスをつかみ、ピンチを切り抜けます。これも日本を題材としたゲームですが富士山があるにもかかわらずパンダみたいな門があったり、ちょっと???な要素はあります。。。
カードをどう使い分けるか、厳密には読み切れないところもありますが、駆け引きやブラフが好きな人なら楽しめると思います。



パーティーゲーム


パニックアイランド

 協力ゲーム。裏面になっているカードを裏返して時間内に人間、鳥、卵、そして筏と櫂を見つけて島を脱出します。そのなかにお邪魔なカードが入っていていろんなアクションをするはめになります。
短時間ででき大人数でできるのでパーティーゲームに向いています。
しかしオープンゲーム会ではテーブルの周りでぐるぐると皆が廻っている様子を見ると「何が起きている?」と不思議がる人々がいることでしょう。


子供向けゲーム

トロルとドラゴン

 コンポーネントが奇麗な子供も大人も楽しめるゲーム。トロルが潜むダイヤモンドのある場所とドラゴンが眠る金がある場所に行き、お宝を回収します。
バースト系で、ダイスを振ってプレイします。ダイヤモンドはヘックメックのようによく考えて集め、金は出来るだけ早くダイスを振って集めて行きます。ドラゴンのダイスを振るのは他のプレイヤーが担当します。
ダイヤモンドは時間を気にせずに、金は時間との勝負。手番のプレイヤーだけでなく、周りのプレイヤーも同時参加というのがヒットした原因の1つでしょう。
実はこのゲーム、ドラゴンが目覚めてバーストすると集めた宝を他のプレイヤーで分け合うのですが、説明書では2番目のドラゴンの目を出したプレイヤーからフランス語でse partager(皆で共有する)、英語でもshare(共有する)としか書いておらず、割り切れない場合やダイヤと金が混ざった場合の処理の明確な説明がされていません(フランス語の動画サイトを見るとその処理の説明がされている)のでちょっと混乱を招きそうです。

ジャックと豆の木

ジャックと豆の木
 手持ちのカードを同時に公開してダイスを積み上げ豆の木を伸ばします。もともと土台が不安定なところが憎らしい。どのタイミングでダイスを乗せるかが重要になってくるので他のプレイヤーとの読み合いが必要です。斧を投げて積み上げたダイス(豆の木)を切り倒す(破壊する)というのも笑いを誘います。
カードやミープル等、物を積み重ねるゲームは枚挙に暇はないのでとくにこれはという感じではないですが、わいわいと大人も子供も楽しめます。
慣れてきたらバリアントルールに挑戦してみるとより戦略的になってきます。

アラジンと魔法のランプ

 バッティング型カードゲーム。財宝を得るために他のプレイヤーの動向を読んでプレイします。うまくいけばランプの妖精の力を借りることができますが、たまに「はずれ」もあるというのがアクセントになっています。ランプの妖精の言葉が言語依存してしまうのがネックですが、アクションあり、バッティングあり、カード運ありと子供も楽しめる内容となっています。

トナカイのレース

 カードマネッジメントでトナカイを進ませて賞品を獲得します。子供と一緒に楽しめます。
クリスマスが近づいたらぜひプレイしてほしいゲームです。

クードゥース

クードゥース
 小学校以下の子供がいれば楽しめます。3色のキノコ、石、葉っぱが両面に描かれ、その裏を当てながら木の実を獲得します。記憶がものをいうのですが、他のプレイヤーの動向で覚えるべき内容が変わるので「あっ!」となります。たった9枚のカードでこれほど苦戦するとは。。。

ブーム ボッケン


 ボッケンとは木剣のこと。フランスのゲームなのにカードには日本語が出てきます。チームプレイで組を作り爆弾を渡しっこすると言う設定。数字を出して誰かを指定し、今出したカードの数値より上か下かどちらを出させるか宣言します。指定された相手がカードを出せればそのままプレイ続行、出せなければ脱落です。これにより仲間を助けたり、敵を蹴落としたりできます。小学生以上の子供には受けます。最大9人までできチームプレイなので大人もパーティーゲームとして、重ゲーの間のつなぎとして楽しめます。


2人用

ジュラシック スナック

ジュラシックスナック
 子供向きです。恐竜がかわいい。自分の草食恐竜や、途中で現れる肉食恐竜を動かして相手より多くの草を獲得したプレイヤーの勝ち。
あまり戦略的なことは少なく、運の要素がかなり強いのでゲーマー向きとは言えませんが、とにかく恐竜が可愛く、小学生くらいの子供と遊ぶにはいいでしょう。

キワラ

キワラ
 Drole de Zebres(2004)のリメイク。サバンナのテリトリーを巡る戦い。自分の動物を手番で1つ配置していきますが、テリトリー争いに負けるとその自分の配置した動物が相手の得点になってしまうというのがポイント。ライオンは強いですが、1枚しかないのでどのタイミングで配置するかの攻防が熱い。

バブリーポップ

バブリーポップ
 ぷよぷよのボードゲーム版と言う感じでしょうか。リアルタイムプレイが苦手な人は焦らずにできるのでぷよぷよが好きな人には人気があるようです。ソロプレイもあります。


言語依存するがおすすめのゲーム


フン族

 ダイスを振ってカードに振り分ける発展型ゲーム。言語依存が多いため日本人同士では和訳が必須。

ガレラパゴス(ヘラパゴス)

ヘラパゴス
 島を脱出するために食料や筏になる木材を集めるために協力し合います。カードがほとんど言語依存してしまうため、和訳必須です。協力ゲームではありますが、生き残るためには駆け引きやだまし合いが必要なパーティーゲームです。


2年ぶりの更新で、ボードゲーム関連のブログでは日本でもっとも更新速度の遅いブログになってしまいましたが、また続けていければとおもっています。